その為、自己愛が強い人に比べるとストレスも溜まりやすいと言えるでしょう。
自己愛の高い人は自信過剰に生きることでどこかでストレス発散をしているものですが、自己愛が弱いと失敗をしたときに自分一人で抱え込み、自分を責めてしまうことがあります。
その行動が更に自己愛の弱い人に変えてしまうのです。
「自分は何をしても失敗ばかりしてしまう」「次に就職しても上手く行かない」ネガティブ思考な発言も多くなります。
常にネガティブな発言ばかりしていると不平不満が多くなります。
自己愛が弱い人の特徴は自己愛の強い人と間逆と言っていいでしょう。
自己愛が強すぎても弱すぎても結局は周囲から避けられてしまう存在になるのです。
自己愛が無さ過ぎてもダメ
自己愛が無さ過ぎると人生を楽しむことができない。
「なんか最近、良いことが全く無い」と口癖の人を見たことがありますよね?
良いこと、楽しいことがなくしているのは自己愛が無さ過ぎる自分自身です。
人生には必ずしも大小の壁にぶち当たることがあります。
人間は大小の壁を乗り越えるように知恵をしぼったり挫折を繰り返して強くなります。
自己愛の強い人であれば、もしかしたら人生の壁さえも感じないかもしれません、しかし自己愛が無さ過ぎると人生の壁に出会ったときに乗り越えることさえできない。
逃げてしまうかもしれない、知恵をしぼることや挫折をすることから逃げる。
自分の中で自己愛を多少なり持つことで「自分はやればできる」と思えるのです。
「失敗したら、またやり直すことができる、自分なら」自己愛を育てれば自分自身を好きになる。
これは人生においてとっても大事なことです。
自己愛は強くなりすぎると困りますが、全くなさ過ぎてもダメなのです。
自己愛の強い人は世にいう「ナルシスト」
結局のところ自己愛の強い人を簡単に説明すると「ナルシスト」という言葉が一番ピッタリといえるでしょう。
「自分はナルシストなんです」と胸を張って言う人はいませんよね。
何故ならナルシストは悪いイメージだからです。
どことなくキザっぽく、上から目線の人が多いからです。
世の中は隠れナルシストがたくさんいます。
消極的なイメージで前に出ることはしないけれど、自分の得意分野になると率先して前にでてアピールする。
これは誰にでも起こりえる行動だと思います。
自分では気づかない間に「あの人、案外ナルシストだよね」と、言われているかもしれません。
【ナルシストについては、こちらの記事もチェック!】
ナルシストは嫌われる!?世間の印象
何故、ナルシストは世間から嫌われてしまうのでしょう。
ナルシストの人に多い「しつこさ」「上から目線」がポイントになります。
ナルシストの人にしてみれば自分の得意分野であるものを相手に伝えたい、だからこそ相手が興味なくても必要以上に説明してくる。
それはときに先生のように専門家のように上から目線で指導してくるのです。
例えば自分自身が認めた相手や憧れた人に説明や指導されることは苦ではありません。
ですがナルシストは相手に認められているわけじゃない、自分自身に酔っているのです。
根拠のない自信で自分自身を美化することがナルシストです。
自分の中だけで抑えていれば良いことを周囲に見せつけるから、世間から嫌われてしまいます。