そして手のひらを軽く湾曲させて人差し指と親指の間に空間というか円が出来るようにします。
これで輪っかの出来上がりです。
輪っかというのは基本的には肯定を意味するマークなのですがえんがちょの場合は何故か相手を拒否する合図代わりになっています。
でもそれを知らない汚物を触ってしまった人は勘違いして輪っかを作った人のところに喜んで近寄っていくかも分かりませんね。
この方法は一歩間違えると、自分がえんがちょされてしまう危険性をはらんでいます。
お気をつけてくださいね。
人差し指を交差させるやり方
えんがちょの形態の2つ目は「人差し指を交差させる」です。
えんがちょと言う人の両手の人差し指を目の前で交差させます。
すると「X」の形になりますね。
つまり「バツ」という意味合いになります。
「あなたの事を私は拒否しています」という物凄いストレートな表現が完成するわけです。
この人差し指を交差させてバツマークを作るやり方は完璧に相手を不浄なものと見下しているわけです。
いくら子供同士の遊びとはいえこうもハッキリ好き嫌いの感情を出されては運悪く汚いものに触れてしまった子供はたまったものではないでしょう。
時代背景があっただけにどうしようもない事だったのかも分かりませんが、現代においては極力、このような差別を助長するかのようなマークの表示は慎みたいところです。
もしくは汚物に触れてしまった方の側が心を強く持つか、ですね。
でも仲良くなりたい子供時代にそこまで心の強い子供がいるかどうか。
大人でも露骨にこのようなサインを出されたらショックです。
くれぐれも今の時代においては使うのを控えましょうね。
中指・薬指の交差
えんがちょの形態の3つ目は「中指と薬指を交差させる」です。
この方法も指を使うのですが、今回のは片手で出来ます。
やり方はどちらの手でもいいですから中指と薬指を交差させるだけです。
多分、中指を上にして薬指側に寄せ薬指は真っすぐにして中指を絡める、というやり方になるでしょう。
ところが実際、この交差のやり方を大人がやろうとするとなかなか難しいのです。
それは大人の指の関節が固くなってしまっているため思うように交差させることができないという、何とも加齢を思わせてしまう結果になってしまうのです。
でもえんがちょ遊びというのはそもそも子供がはしゃいでいる時に行うもの。
子供だから関節も柔らかいのでこのような芸当が普通にできるのです。
だからいい歳をした大人が無理して中指と薬指を交差させない事ですね。
下手をすると関節が「ズキッ」という感じで痛めてしまう可能性もあります。
大人になったら子供の時のようなことはできないと、胸に言い聞かせておくべしょうね。
握り拳のやり方
えんがちょの形態の4つ目は「握り拳」です。
この方法でのやり方は親指を人差し指と中指の間に入れてグーにすることです。
すると親指の頭の部分は顔を出すことになります。
これが握り拳で行う時のフォームのようですね。
この他にも人差し指と中指を交差させるオーソドックスなフォームのものもあります。
いずれの方法も全て「えんがちょ」として有効に使える方法のようです。
それにしても日本全国、各地においてこれほど「えんがちょ」のやり方が広まっているとは。
それも方法が微妙に違ってきているところがたまりませんね。