え?ウルトラマンの中にもえんがちょが登場している?うそ?ウルトラマンフリークの私としたら記憶をこれでもか!と思い出させてもそのようなシーンが登場した印象がありません。
もしかしたらウルトラマンの初期の頃にそのようなシーンがあったのかな?とも思ったので子供が比較的、よく出演していた第6話や第11話あたりに目星をつけて洗い直してみたのですがそのようなシーンは一向になし。
そこで発想をちょっと切り替える事にして、えんがちょのポーズの一つ「バリアー」に焦点を当ててみたら…。
確かに該当します。
バリアーは!
バリアーなどという言葉が子供たちに認識されるようになったのは迷うことなくウルトラマンが第1号的存在のはずです。
確かウルトラマンの中でバリアーが初お目見えしたのは第12話の「ミイラの叫び」でイデ隊員が発明した携帯型のバリアーがそうであったと思います。
当時の最先端をいっていた光学合成の粋を使った視覚的に鮮やかな描写は子供たちに「バリアーって凄い!」という大興奮を与えてくれたのです。
まあ、えんがちょがバリアーと同じ意味で使われたのは日本全国ではないとは思いますが敵の攻撃を遮る優れた防御手段として、大きく認知されたことは間違いないでしょう。
鉄人28号
鉄人28号の作品中もバリアーが使用されていたようです。
皆さん、鉄人28号って知ってますか?アニメ版が初放送されたのが1963年です。
今から54年も前の作品ですよ。
この作品中にもバリアーが登場しているようですね。
残念ながら私の記憶の中にもどのようなシーンでバリアーが使用されていたのか、全く覚えておりません。
今の時代、鉄人28号を鑑賞しようと思ったらレンタルビデオしかないでしょうねえ。
この作品を置いているショップを探す方が大変かも分かりません。
でも日本のアニメ界の先陣を切った巨大ロボットヒーローものの先駆けです。
一見の価値はあると思いますよ。
地方による呼び方
それでは次にえんがちょの地方別での呼び方を紹介していきましょう。
わずか半世紀で瞬く間に日本全国に広まったえんがちょ。
その地方独特の呼び方があるようですね。
東京
えんがちょの呼び方、東京は「えっぴー!」だそうです。
全く言葉の由来が分かりません。
「えんがちょ]ですらもう一つ意味不明なのに「えっぴー」とくると、もうさっぱり分かりませんね。
こうやってみると日本の東と西とでは大きく文化が違う事が思い知らされます。
そもそもえんがちょは戦後の頃から流行り始めた言い方のはず。
当時の東京は日本の中でも最も大きな空襲被害を受けていたはずです。
その荒廃の中から生まれ変わろうとしてきた段階で発生してきた呼び方であるはずですから…。
呼び方の所以は謎が深まるばかりですね。
とにかく東京での呼び方は「えっぴー!」が主流のようですね。
神奈川
東京の隣県、神奈川のえんがちょの呼び方は「えんがちょ切った!鍵締めた!」「ガッチョーン「ガッキンバリア」と中々バラエティーに富んでいます。
最初の「えんがちょ切った!鍵締めた!」というのはいかにも正統的で日本のどこに行っても通用する言葉ですね。
そういう意味では神奈川の方が東京よりもより標準なのでしょうか?
しかし、そのあとの「ガッチョーン」と「ガッキンバリア」になるとかなり飛躍しますね。
神奈川も地域によって呼び方が大きく変わるようです。