しかしなぜ自分が呼ばれなくなったのかは気付かない場合が多いです。
愚痴が多い
このように、当事者意識が低い人は愚痴や文句が多いのが常です。
物事をプラスに捉えることが苦手なのか、楽天主義者であるわりには、それはあくまでも自分自身に対してでだけであって、他人がやることに対しては、「考えが浅い」などと文句を言ってしまいます。
当事者意識が低い人の周りにはやはり当事者意識が低い人が自然と集まって来ます。
そして、お仲間と愚痴大会を繰り広げるのです。
改善点や案を始める前に意見すればいいのに、それはやらずに終わった後で文句を言います。
また、当事者となってくれている人に感謝をするのが普通の人の感覚です。
しかし、当事者意識が低い人は、他人に感謝することはあまりありません。
自分のことは棚に上げる
つまり、自分のことは棚に上げて、他人の批判ばかりするからどんどん人が離れて行くのです。
「自分ではやらないくせに、文句だけは言う」そんな人は誰も仲良くなりたくないですよね。
しかし、それも特に悪気は無いのです。
当事者意識が低い人にとって、文句を言うことは悪いことでは無く、本人の正義感からに他なりません。
他人が聞くと特に当事者が聞くと、文句以外何物でもないです。
自分を棚に上げてよく言うよと腹立たしくもなります。
しかし、本人たちは「悪口では無くアドバイス」だと思っているのです。
プライベートなお付き合いの場合は、当事者意識が低い人と無理に付き合う必要はありませんが、ビジネス場面だとそうも言っていられませんよね。
まとめ
いかがでしょうか?
あなたは自分では当事者意識が高いと思っていますか?
低いと思っていますか?
それとも、今まさに当事者意識が欠如している人を指導している真っ最中でしょうか?
どんな場合にも言えますが、他人を変えるのは至難の技です。
特に人の気持ちはなかなかすぐに変わることはありません。
しかし、自分自身を変えることは可能です。
当事者意識が低い人に何故か自分の熱意が伝わらない。
そう悩んでおられる人は、もしかするとご自身に原因があるのかもしれません。
自分が当事者意識が高いと思っておられて、相手が低いと思った時点で価値観は180度違うのです。
真逆の人を指導したり、変えようとするのなら、まずはご自身が変わっていく、寄りそっていくことが大切なのではないでしょうか?