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論破するための17個のテクニック(続き4)

もちろん相手の話を聞くことも大切ですが、聞いているふりをしながら、自分の反撃に備えます。

また、論理的に話をしていかないと、自分自身も何を言っているのか、本当は何が言いたいのかがわからなくなってしまい、本末転倒です。

10. 相手が汚い言葉で責めてきたら同じ言葉を連呼するのはダメ

論破するのに、汚い言葉を使ってはいけないことはお伝えしましたね。

ですので、相手がたとえ汚い言葉で攻めてきても、自分も同じように汚い言葉を連呼したりするのは辞めましょう。

相手と同じレベルになってしまい、なかなか決着がつかないだけでなくあなたの品位を損ねます。

相手が汚い言葉で責めてきたら、一旦落ち着くように伝えます。

「その言葉はどうかと思う」「そんな言葉づかいは辞めませんか?」など、この場合は少し上から目線でも構いませんので、相手に気付かせるのが大切です。

相手が汚い言葉で責めてきて、自分も同じように責めると、子供の喧嘩以下の醜い言い争いにすぎません。

恥ずかしいので辞めておきましょう。

11. 相手のペースになったら話題を変える

相手のペースに呑み込まれそうになったら、一旦話題を変えて見るのも方法です。

これもなかなか高度なテクニックと言えます。

相手にとってみれば、せっかく自分のペースで話が順調に進んでいるのに、いきなり違う話にすり替わるのですから、少なからず腹が立つはずです。

話題を変えるのも、突拍子もない話題変換ではなく、どこか関連付けながら、だんだん話題を変えるのが良いでしょう。

相手を怒らせるのもテクニックの一つだとご紹介はしましたが、どうしても相手を怒らせた方が良いと判断した場合は、いきなり話題を変えるのはありかもしれません。

しかし、慣れないうちはできるだけ相手を怒らせるというテクニックは使わない方が無難です。

ますます相手のペースに呑み込まれるだけです。

12. 大きい声でゆっくり話す

論破するのに大切なのは、冷静に話すことです。

このポイントは、できるだけゆっくりとはっきりと大きな声で話すことです。

大声でがなるという意味ではありません。

小さな声でぼそぼそと話してしまうと、何を言っているのかわかりませんし、自信が無いんだなと思われてしまうからです。

大声を出すのが苦手な方は、大声でなくて構いませんので、ゆっくり丁寧にはっきり言葉がわかるように相手に伝えることを目的として、話をします。

ただし、あんまりゆっくり過ぎるとかえって嫌みに聞こえるので、話すスピードや声の大きさは調整が必要ですし、論破する相手によってもかわってきます。

13. 質問攻めする

質問攻めをするというテクニックがあります。

これは相手の話に相槌を打つ代わりに、どんどん質問をしていき、相手に隙を与えないという方法です。

これも大変高度なテクニックになります。

質問するということは、実は自分がその内容もしくは答えをある程度知っていないと質問にならないからです。

全く興味が無かったり、知らなければ何を質問して良いかがまずわかりませんよね?

ですので、質問すると見せかけて、相手に「実はこの人詳しいのかもしれない」と思われるように、いわば牽制しておくのです。

また、自分ではよく知っていることやわざわざ質問しないでも良いようなことでも、わざと質問することで相手に、「自分が話している話題に興味があるのだな」と思わせることもできます。

14. 自分以外の人も自分と同意見だと伝える

論破するにあたって、見えない応援団というのは必要です。