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論破するための17個のテクニック(続き6)

人は生きて行く上で必ず誰かとコミュニケーションを取らなくてはなりません。

例え自営業で一人で仕事をしていると思っても、仕事となるとクライアントという相手が必ず出現します。

人生において、論破を行うことが良いこととも悪いこととも言えません。

ただ一つ言えるのは、誰もが論破の場面に遭遇する可能性があると言うことです。

時には不本意な論破状況もあるでしょう。

争いがもともと嫌いな方は、論破自体避けたいと思っているかもしれません。

しかし、上記で述べたようなコツや、どんな場面が予想されるのかを知っておくだけで、もしものときの助けにはなるでしょうし、知っておいて損は無いでしょう。

1. 自分の意見が正しいと思い込んでいる人

論破する相手で圧倒的に多いのが、この「自分の意見こそが正しいと思いこんでいる人」です。

これは友達、家族に限った事ではありません。

「そう言えば私のお父さん、そのタイプだな」なんて心当たりがある方もおられるのではないでしょうか?

特に、自分より年配の方は、プライドもあります。

また、若い人の意見を聞き入れてみようというような柔軟な考えを持っている人はそう多くありません。

当然若い方よりも人生経験が豊富でその分失敗も繰り返してきています。

自分の過ごしてきた人生に誇りも持っています。

このような人は、自分の意見より若い人の意見の方が正しいとは、なかなか思うことはできないでしょう。

しかし、このような人こそ論破で打ち負かすことができればスッキリしますよね。

2. しつこいクレーマー

客商売をしていると、必ずいるのが「クレーマー」です。

クレーマーとは、クレームを言ってくる人のことを言いますが、もともと「クレーム」は、 主張・要求・請求・申立するという意味で特にマイナスの意味ではありません。

しかし、日本では、主に「サービスや商品に対して、文句を言ってくる人」や「事実無根の異議申し立てをする、はた迷惑な人」という意味でよく使われています。

クレーマーは、たいてい寂しい方が多いので、誰かと話したい願望が強いのです。

ですので、たいていは1度こちらが謝れば納得して何も言ってこない人が多いのですが、やっかいなのがしつこいクレーマーです。

このような人は、精神が病んでいたり、クレームを言うことがストレス解消になっているということがありえるので、しつこいクレーマーに対しては毅然とした態度で挑むことが重要です。

3. 就職の集団面接の時

最近はだんだん増えてきたかもしれませんが、就職の面接時に集団面接の方法として、受験者にある決められたテーマで論破させるというのがあります。

受験者は、そのテーマに沿って、他の受験者と論破を繰り広げるわけです。

面接官は、その論破を同じ部屋もしくは別室で聞きながら、受験者それぞれを観察します。

きちんと理論づけて答えられているか、落ち着いて対応できているか、人の意見ばかり聞いていて自分の意見が言えてるかどうか、言っていることは正論かなどを見極めて行きます。

採用される部署や適合する部署も個人個人で変わって来ますが、この方法は受験者の個性を見抜くのにはもってこいの方法です。

もしご自身が受験する会社がこのような形式の面接を行う可能性があるのでしたら日頃から論破訓練をしておいた方が良いですね。

4. ネットの掲示板

最近問題になっているのが、ネットワーク上の論破。

いわゆるネットの掲示板でのやり取りです。

言論の自由が確立されている日本で、どのような場所でどのような論破を行うのか、法的には問題はありませんが、インターネットは相手の顔が見えません。