人間関係というのは、確かに自分の得になるように行うものであるというのは間違いないでしょう。
自分の得にもならないのに誰かと付き合っているというのは苦痛を感じるものなのではないでしょうか。
自分のために人と付き合っているというのは誰もが同じです。
ですが、損得勘定をすぐにしてしまう人は、さらにその上に、利害関係まで考えて相手と付き合おうとします。
誰と付き合うのが得になり、損になるのかということを細かく考えてしまうのです。
そのことを相手に知られると、相手は嫌な思いをしてしまうものでしょう。
何らかの損得勘定が奥底にあることは誰でも同じですが、あまりに過ぎた損得勘定を持って接していると「嫌らしい考え方をする人だ」と思われてしまうのです。
また、損得勘定で人を見ていると、切り捨てていくべき人も多くなるので、必要なときに誰も傍にいないということになってしまうかもしれませんね。
12. 臆病である
臆病な人も、基本的に人付き合いが上手くないものです。
臆病であるがゆえに、愛にしている人のことも恐れてしまうのです。
相手に対して心を開かなければ、人付き合いはうまくいくはずがありません。
臆病な人は自分の心を開くこともできませんし、相手の心を開かせることもできないでしょう。
常に相手の顔色をビクビクと窺っているような状態ですので、それで相手が気持ちの良い人付き合いをしてくれるとは思えません。
相手も気まずい思いをして、結局は何もうまくいかなくなることも多いのではないでしょうか。
13. いろいろなことに鈍感
色々なことに鈍感な人もいます。
鈍感であまり人の気持ちに対して察することができない人です。
それを自覚している人なら、人付き合いが苦手だと思ってしまっても仕方ありません。
人付き合いの中では、相手が何を思っているのかということをきちんと分からなければ、間違った対応を取ってしまうこともあるでしょう。
「そこは聞かないでほしい」と思っていることをずけずけと聞かれては、その人と付き合い続けたいと思う人はいませんよね。
人の気持ちを完全に理解することは人間にはできません。
ですが、その割に、人間は、気持ちを隠しながら、相手に察してもらうことを望んでいるのです。
それをするスキルがないような鈍感な人は、人付き合いに対する苦手意識が生まれてしまうのも無理はないでしょう。
14. 好き嫌いが激しい
好き嫌いが激しい人は、あまり人付き合いに向かない性格だと言えるかもしれませんね。
理由は明白です。
好き嫌いが激しいために、人に対しても好みの激しさが出てしまうからです。
好き嫌いが激しいことで、嫌いな人間に対して良い態度で接することにエネルギーを多大に使ってしまいます。
良い対応をしたくないという気持ちが生まれてしまうので、それを押さえるのも大変でしょう。
時には、「この人が嫌いだ」という態度をあまりにも隠さないために、それが原因でトラブルを起こしてしまうこともあるかもしれません。
そのために、人付き合いが苦手だという意識を持ってしまうのです。
好き嫌いが少なければ、誰にでも平等な態度をとるのはそう難しいことではないでしょう。
好き嫌いが激しいというのは、きちんと自分の意見を持っているという意味では良いかもしれませんが、人付き合いの中では屋かいな性格と言えるかもしれませんね。
人付き合いが出来ないと協力関係が築けない
いかがでしたか?
人付き合いは人間社会の中では絶対的に必要なものになります。