美しいものを見ると、嫌なことをその時は忘れることができるかもしれませんが、美しいものを見たり聞いたりしたからといって嫌なこと自体が無くなるということはありません。
ですので、嫌なことから逃れようとするのではなく、乗り越えることが大切なのではないでしょうか?
嫌なことを後回しにしたってやがて順番は回ってきてしまうのです。
それよりは、ご自身のお気に入りのものを見たり聞いたりすることで、嫌なことを乗り越えるための原動力にすればいいのではないでしょうか?
5. 心が豊かになる
自分にとって美しいものや美しいと思う感覚が増えてくると、当然心が豊かになってきます。
人が美しいものを見て美しいと思う気持ちは感受性の問題です。
ですので、心の豊かさを養うことができるようになるのです。
そもそも、心が豊かになるってどういうことでしょう?
豊かな心とは、美しいものに素直に感動する心、自分や他人の良さを知る心、違いを認め尊重する心、他人を思いやる心、命を尊重する心などが挙げられます。
心が豊かになることは、美しいと感じることができるというだけでなく、人に優しくなれたり尊重したりするような心の広い人間になれると言うことでもあります。
美しい物事に接して心の洗濯をしよう
あなたは心の洗濯をしていますか?
心なんて洗えるの?なんて思っていませんか?
当たり前ですが、心の洗濯とは、なにも心臓をざぶざぶ洗うことではありません。
上記で述べて来たように、美しいものを美しいと思ったり、美しいものにたくさん触れたりすることで、気持ちのストレスを緩和させ、心を豊かにしていくことです。
ストレス社会で生きている私たちは、日々「生きる」ことで精いっぱいです。
しかし、心に余裕がなければ生き抜くことはできません。
もし、最近あなたが「何かをみて感動することが少なくなった」と思われているのでしたら、是非美しいと思える気持・感性を取り戻すよう努力してみてください。
そして、あなただけの美しいが見つかればいいですね。