良い人と出会いたい。
良い縁が欲しい!そう思ったことはありませんか?
仕事でも、恋愛でも、友人関係でも、いい縁であるにこしたことはありませんよね。
良縁とは、あなたにとって、周りから見て良いと感じる人と人との縁。
出会いのことです。
良縁に恵まれれば、恋愛も仕事も、家族関係もうまくいって幸せにつながりますよね。
今回紹介するのはそんな「良縁」をつかむための極意。
良縁が人生においてどれだけ大切な物か。
大切な良縁をつかむためにはどうすればいいのか。
良縁についてたっぷり紹介していきたいと思います。
縁とはいかに大事か
まずお話ししたいのは、縁が人生においてどれだけ大切なものであるかという事です。
根本から言えばあなたがこの国に産まれてきたこと。
お母さま、お父さまのお子さんとして産まれてきたこともすばらしい縁です。
この記事を読んでいることも、今しているお仕事も全て「縁」として結ばれたものです。
でもここで紹介するのは初めから決まっていた縁や、必然的に結ばれた縁ではありません。
これからにつながる自分で作っていく、自分でつかんでいく縁について。
この縁はあなたの人生を左右するとっても大切な物で、縁一つであなたの人生は大きく変わっていくこともあるでしょう。
数多くある縁
一言に縁と言っても、仕事、恋愛、友人関係など様々な縁が存在します。
仕事に関する縁だとすれば、アルバイト先を選んで、いい店長と巡り合えた。
就活中にいい会社と巡り合えた、自分が働きたいと思っていた会社との縁が持てた。
大きくはないけれど自分が強くかかわりたいと思えた仕事先。
こういったものもいい縁になりますよね。
友人関係だったりすると、同じクラスになってからずっと仲のいい友達だったり、同じ趣味を通じて出会えた仲間だったり。
友人化関係は基本的には自分で動いて、時分と合う人を探す人が多いですよね。
なので、比較的にいい縁に恵まれていると感じている人も多いのではないでしょうか。
そして一番良縁かどうか重要なのが恋愛。
将来自分が幸せになるために。
より良い生活を送るためには良縁でなければいけません。
良い人と出会い、子どもが産まれ、孫が産まれる。
これも全て「縁」があってのことですよね。
縁は毎日訪れる機会があるほど数多くあります。
日々生活をしていて「そんなに縁なんてないでしょ」と思うかもしれません。
ですが、いつも行くコンビニに来た新しいアルバイトだったり、通勤でたまたま電車の席が隣の人だったり。
そういった人もあなたにとって「良縁」になる可能性はあるんです。
その毎日ある出会い、縁の中にある良いものだけを選べるように考えや行動を考えてみましょう。
すべてが良縁ではない
まず気にかけてほしいのが、毎日あなたに訪れる「縁」が良いものばかりではないということ。
恋愛や友人関係では良縁ではないことも多くあります。
中には家族関係でも、良縁ではないこともありますよね。
既に結ばれている縁の中でも、良縁ではないものもあります。
一度あなたの人生のマイナスになる「悪縁」が無いかどうか、少し考えてみてください。
悪縁とは
悪縁とは、良縁の真逆、そのままの意味で悪い縁と言う意味です。
周りの人のことを悪く言うのは良い事ではありません。
ですが、自分にとって相手がプラスになる人かどうか、いい相手であるかどうかを考えて良縁か悪縁かを見極めましょう。
ありがちな悪縁の例
どんな縁が悪縁なのか。
悪縁の例をあげていきましょう。
友人関係で言えば、「連絡がしつこい友達」
「薬物を進めて来る友人」
「儲け話だと言って詐欺のような話をもちかけてくる友人」
「態度が大きい自慢話ばかりの友人」などなど。
自分の為を思ってという場合もありますが、ほかの周りの人からすればこれらの縁は全く持って良い物とは言えません。
次に恋愛関係。
「暴力的な彼氏」「働かない彼氏」
「浮気が絶えない彼女」「奢ってもらって当たり前だと思っている彼女」
などなど、男女の関係でも悪縁は多くあります。
相手のことを思うのであれば、直してもらえるよう努力する必要はあります。
ですが、もともとの性格としてこういったことがあれば、良縁とは言えないでしょう。
そして家族関係や、身内でも悪縁はあります。
「弟の奥さんがいい人ではなかった」
「嫁姑関係が上手くいっていない」
「父親がギャンブルで借金を作ってやめてくれない」
こういった家庭では、たとえ身内の関係であっても悪縁ですよね。
これらの代表的なものだけではありません。
自分とは生活の価値観が違う相手だったり、食事の趣味が全く合わない彼氏だったり、ワガママすぎる彼女だったり。
こういった小さなことでも、改めて考え直してみれば悪縁だなと思うこともあるかもしれません。
あなたも一度考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん、全てが完全な悪縁ではありません。
相手のいい部分も考えて、深い関係だったりする場合は改めるように注意してみたりするのもいいかもしれません。
それで相手が改めたり気付いたりすれば、相手にとってあなたは「良縁」な友人や恋人となるでしょう。
悪縁かどうかを考えるには
悪縁かどうかを考えてみたけど、いまいち相手が自分にとっていい相手なのかどうかがわからない…。
そんなときってありますよね。
そんな時は下記で紹介する項目を考えてみましょう。
相手のことを尊敬できるか
あなたは相手にたいして尊敬できる部分があるかどうかを考えてみましょう。
面倒を見ている後輩や、彼女、家族だったとしても尊敬できる部分は少なからずあると思います。
尊敬できる部分が全くない相手の場合、あなたにとって悪縁かもしれません。
付き合いの中にメリットがあるかどうか
相手と付き合っている中にメリットがあるかどうかを考えてみてください。
メリットが無いから友達をやめる。
なんていうのは言い方が悪いように思うかもしれません。
メリットといっても金銭面やコネクションなどではありません。
一緒にいてて楽しく過ごすことができるか、一緒に作る思い出に価値を感じるかどうか。
そんなメリットがあるかどうかを考えてみましょう。
そして、一緒に成長できる相手かどうかも考えてみましょう。
一緒に成長できる相手であれば十分メリットがあります。
ですが、成長するどころか自分も一緒にダメになってしまいそうな相手は悪縁ですよ。
自分にとってマイナスな部分、プラスな部分を比べる
自分にとって相手にどれだけマイナスで、どれだけプラスな部分があるかを考えてみましょう。
いつも優しくて困った時に助けてくれる。なんていう「プラス」部分。
金銭面に余裕が無いからいつも自分が多く負担している。なんていう「マイナス」部分。
これらを自分の中で天秤にかけ、どちらが多いかを考えてみると相手が自分にとって良縁か悪縁であるかがわかりますよ。
友人や家族に相談してみる
自分では悪縁か良縁かどうかを判断できない場合は、自分以外の家族や友人に相談してみるのも1つの手です。
周りから見てその相手があなたにとって悪縁かどうか、周りから見て付き合っていてあなたにメリットがあるかどうか。
あなたの事を良く知っている人であればきっと的確な指示をくれますよ。
恋人関係は家族や友人に。
友人関係は恋人や家族に。
家族関係は恋人や友人に相談するといいでしょう。
お仕事関係の悩みであれば、お仕事関係の人に相談するのもいいかもしれませんね。
あなたの頑張りを見ている上司であれば、きっと的確でいいアドバイスをくれますよ。
良縁を求めるには
良縁な関係の恋人や友人が欲しい!
でも、友達が多いタイプではないし、どうすれば良縁に恵まれるかわからない…。
なんて考える人はたくさんいると思います。
良縁を求めるにはどういった行動をすればいいのでしょうか?
まずは行いを改める
まずは、自分の行いを考え直してみましょう。
普段から人にやさしくできているかどうか、友人との約束をしっかりと守っているかどうか。
周りから頼りになると言われるような存在かどうか。
女遊びをしないかどうか。
八方美人になってしまっていないかどうか。
こういったことが良縁に繋がっていくんです。
自分の友人に、普段から気遣いに心がけている男性と、がさつで女遊びの激しい男性がいたとします。
もし女友達に誰か紹介してほしいと頼まれたとしても後者の男性は紹介しませんよね。
周りから信頼を集めていて、人間としてしっかりしている人であればあるほど、縁が多くあることから良縁も舞い込んでくるんです。
嫌いではなければ断るな
良縁を求めているのであれば「断る」ことを減らしていくことが重要です。
どうして断ることが良縁に繋がらないのか、詳しく紹介していきたいと思います。
来る人拒まず
まずは来る人拒まずを心がけてみましょう。
「自分なんか一緒にいても…」「あなたとは釣り合わないから!」「見た目がタイプじゃないし…」
なんて理由で来る人を拒んでしまっていませんか?
見た目がタイプじゃなくても、中身がとてもいい子な場合だってあります。
自分に自信がなくても、そんなあなたに興味があって歩み寄ってきてくれている方もいます。
もし自分に自信が無いなんて理由で断っていて、相手はそんな事一切思っていない場合、その出会い、もったないと思いませんか?
来る人を拒んでしまってはいい縁に巡り合うことはないので、来る人拒まずは、頭に入れておくといいでしょう。
良縁を妨げている
良縁に繋がる飲み会や人伝いの紹介。
「断る」ことが多いあなたは良縁を妨げているかもしれません。
断り続けてしまっては次の誘いが来なくなってしまいます。
それに、印象もどんどん悪くなってしまいますよね。
印象が悪くなってしまっては、友人からの紹介に繋がらなかったり。
それに、あなたのことをいいなと思っていても、印象が良くないなんて話をきいたら縁を持とうとしてくれなくなってしまいます。
そうなってくると、せっかくの良縁がダメだったり、数ある中の良縁に繋がらなくなってしまいます。
嫌だったり、無理をしてまで行く必要はありません。
ですが、そうでない場合は断らずに進んで足を運ぶことによって良縁に巡り合う確率はアップしますよ。
一期一会かもしれない
みなさんは一期一会という言葉をどう思っていますか?
「その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということ」
という意味で、座右の銘は一期一会!という人もいますよね。
飲み会で同席になる異性は、今後もう二度と出会う機会はないかもしれません。
ダメだった飲み会の後、同性だけの二次会の隣の席に一期一会の出会いがあるかもしれません。
一期一会かもしれない出会いを逃すのはもったいないですよ。
【一期一会については、こちらの記事もチェック!】
良縁ではないと感じたら
たくさんの縁を自分に繋げるように生活していれば、良縁ではないと感じる縁も多くあります。
自分と合わないと感じる程度ならまだいいです。
ですが、先ほど紹介した「悪縁」に繋がるような人であれば縁を繋いでおく必要は無いでしょう。
見た目はいいけど、性格が合わなかった。
相手に思いやりの心を感じられない。
自分のことを必要としすぎて重く感じてしまう。
女遊び、男遊びが自分が思っていた以上に酷い。
そんな場合はダラダラ関係を続けず対処する必要があります。
相手も気づいているもの
自分がこの相手と合わないな。
と思っている場合、相手も気付いている場合がほとんどです。
好かれ過ぎていて重いと感じている、経済面について頼られている。
なんて場合は違うかもしれません。
「子供が好きでない」「インドア派である」
などの性格面や生活面に合わない部分がある場合は、相手もこのひととは合わないなと思っているはず。
この場合は恋愛関係や深い友人関係になろうとせず、自然に連絡を取らないようにしてみれば相手からも連絡が無くなるのではないでしょうか。
相手の為を思って切り替えを早く
合わないなと感じている場合でも、相手があなたの事を好きだったり。
特に理由はなくても連絡をとったり食事に誘ったり。
場合によっては男女の関係を求めてくることがあるかもしれません。
自分に良縁でないと判断した場合は、このまま関係を続けていても自分にはプラスにはなりません。
それに、相手にとってもプラスにはなりません。
お互いにとっても意味が無いことになってしまいます。
相手があなたに好意を寄せている場合は、自分が良縁ではないと思っているのであれば、相手を深く傷つけてしまう原因になってしまいます。
人を簡単に傷つけてしまうような人には良縁は舞い込んできません。
相手のことを思うのであれば、自分の行動を改めると同時に速やかに関係を考え直しましょう。
数打てば当たるものでもない
良縁は、数を打てば当たるものではありません。
もちろん良縁を求めていろんな場所へ行ったり、飲み会や食事会に参加するのは良い事です。
しかし、その中ですべての相手に連絡先を聞いて、すべての女性や男性を口説いて…。
そんなことをするとあなたのイメージが悪くなってしまいます。
そして、逆に良縁に巡り合う確率は低くなってしまいます。
特に男女の縁はゆっくりと、時間をかけて結んでいくもの。
数打てば当たる!なんて考えはきっぱり捨てましょう。
一度の出会いを大切に
良縁を手にするためには一度の出会いを大切に大切にしなければいけません。
出会いを雑に扱ったり、自分の第一印象を良くしようとしなかったり、相手を思いやる気持ちが無かったり。
こんなことをしていて出会いを大切にすることが出来ない人は、良縁には巡り合えませんよ。
相手を、出会いを、自分を大切に出来ない人には良縁は訪れません。
せっかくの良縁を逃してしまう可能性もあります。
誰にでも好かれようとは思わない事
良縁が欲しいから自分の行動を正そうと思うのは間違いではありません。
ですが、全員に好かれたい!なんて気持ちから全員に好かれようとするのは間違いです。
いわゆる八方美人になってしまう人には良縁は訪れませんよ。
誰にでも優しく、良い人であることを心がける必要はあります。
しかし、苦手だと感じた人と無理に付き合ったり、苦手だと感じた人にまで体と心を削って優しくする必要はありませんよ。
自分のできる範囲での行動を心がけましょう。
悪縁だと感じたときはスッパリと!
自分が良縁ではないと思っていたり、悪縁と判断した場合、相手との関係はダラダラ続けずすっぱりと切ってしまいましょう。
友人の紹介だから…。
もしかしたら会うことがあるかもしれないから…。
そんな考えでいると、相手を傷つけてしまう原因になってしまったり後に引けない状態になってしまうかもしれません。
悪縁だなと感じた場合は、もう連絡を取らないと決めてスッパリと縁を切りましょう。
相手に告げるべきかどうかは状況にもよりますが。
頻繁に連絡を取っているのであれば、もう連絡はとれないと伝えた方がいいです。
あまり連絡をとっていない相手であれば、連絡を取れないようにしてしまうのも一つの手段です。
ただし、LINEのブロック、メールの拒否などは相手を深く傷つけてしまう原因にもなってしまいます。
よく考えて、なるべく相手を傷つけないように悪縁を切るようにしてください。
無理に関係を切ったり、相手の話し合いに応じなかったりすると、大きなトラブルの原因や第三者が現れたりすることもあります。
注意してくださいね。
良縁を掴んだら、離さない様に
もしあなたにとっていい縁があったとしても、気を抜いてはいけません。
良縁を手に入れても、大切にしなければ相手にとっては良縁にならず、縁が切れてしまう事もあるからです。
良縁を手に入れるために必要な気遣い、心遣いなどはずっと継続しておくことによって相手にとっても更に良縁になってきます。
自分が辛くなってしまう程気遣いをしたりする必要はありません。
ですが、「出会った時と違う」なんて言われない様に、心がけてみてはいかがでしょうか。
せっかくの良縁、出来る事なら失わない様にしてくださいね。
良縁は仏教の言葉
そもそも、良縁は仏教の言葉で、人生をより豊かにするためのいい縁のことを言い現わしているそう。
仏教のありがたいお言葉からなる言葉なので、しっかりと意味を知り、正しい行動をとって良縁を結び付けたいですよね。
そもそも悪縁も同じ
そもそも悪縁も良縁も縁には変わりありません。
相手との縁を悪いものとするか、良いものとするかは自分次第。
自分が悪縁だと思った相手が他の人には良縁だったりすることもあるのです。
相手が悪縁になるかどうかは自分の気持ちや自分の行動によるということです。
ほとんどの縁を「悪縁だ」と思い逃げ続けているよりは、たくさんの縁を「良縁だ!」と思い自分のプラスに変えていくことができれば、悪縁と思う相手も減ります。
良い人生を送れそうですよね。
それに、「これは悪縁だ、これは悪縁だ」と全ての縁を避けていると成長する事はできません。
その中には周りから見れば良縁の相手もいるかもしれません。
なので自分自身を変えることによって、良縁を増やしていくのも人生のプラスにできるいい方法なのではないでしょうか。
お寺と良縁の関係
お寺へ足を運べば「良縁祈願」なんて言うのを目にしたことはありませんか?
お寺での良縁祈願は、悪縁を無くすというものではなく、悪い縁にひっぱられてしまわないように、良縁に恵まれるように。
というお願い事をする場所です。
良縁に恵まれないなと思っている場合は、お寺へ行って良縁祈願をしてみてもいいかもしれません。
心が洗われて、良い縁が舞い込んでくるかもしれませんよ。
恋人探しに例えれば
良縁と言われてもいまいちパッとしない、という人は恋人探しに例えてみましょう。
良縁と一言に言っても仕事、友人関係、恋愛関係と様々ですが、人生においてとっても重要で、生活面も左右される「恋人探し」に例えれば具体的に考えることができます。
暴力を振るう相手、浮気をする相手、働かない相手…。
こういった悪縁もありますし、出会ってから人生観を変えてくれた。
今まで以上に深く自分のことを愛してくれている。
そんな良縁もあります。
相手が同性だったとしても、良縁か悪縁か、恋人探しに例えてみたりして、判断するのもいいかもしれませんね。
実は違う縁結び
良縁の事を考えていると「縁結び」という言葉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
縁結びのお守りだったり、縁結びの神社へ行って「良い出会いがありますよに」とお祈りしている人も多いかもしれません。
実はそれは間違いなんです!
縁結びと良縁祈願、具体的にはどのように違うのでしょうか?
同じではない縁結びと良縁
縁結びと良縁と言うと、全く同じように感じる人も多いかもしれませんが、実ははっきりとした違いがあるんです。
まず、良縁はこれまでご紹介してきた通り、自分にとってプラスになる縁のこと。
「良縁に恵まれますように」という言葉は、これから先、いい人と出会えるように。
これから先、自分の人生にプラスになる人と巡り合えますように。
というものです。
では、縁結びも似たような意味のように思えますが、どう違うのでしょうか?
縁結びって?
縁結びとは、既に縁がある人との関係をよりいいものになるように。
まだお付き合いはしていないけれど、好意を寄せている人とうまくいきますように。
という意味があります。
なので良縁に恵まれた後、縁結びのお願い事をするのが正しい流れです。
その人との縁を、より堅くしっかりしたものに結んでくれるのが縁結びです。
なので現時点でいい縁が無い人が縁結びのお願いをしても、あまり意味が無いのです。
恋人がいること
このことを恋人に例えると、縁結びは恋人がいることが大前提になります。
好きな先輩に告白するから成功したい。
恋人との絆をもっと深いものにしたい。
恋人と結婚したい。
うまくいっていない恋人との間柄をもう一度いいものにしたい。
そんな願いを込めるのが縁結びです。
【縁結びについては、こちらの記事もチェック!】
良縁は恋人がいない
逆に良縁をお願いする場合は、恋人がいないことが前提になります。
恋人がいない自分にいい出会いがありますように。
という願いを込めるのが良縁祈願です。
恋人がいるのに、良縁祈願するのは自分にはいい相手がいるのに、ほかにもいい相手が欲しい!なんてわがままになってしまうので、注意した方がよさそうですね。
縁結びの神社に参拝するのは間違い
これらのことをまとめると、縁結びの神社があるから、いい人と出会えるようにお祈りしよう!というのは間違いであることがわかります。
縁結びの神社にお願いをするのであれば、いい縁を持って、その縁がうまくいくようにお祈りするようにしましょう。
逆に「私は彼氏がいるから縁結びの神社はいいや」「彼女がいるから縁結びの神社にはいかない」なんていうのはもったいないですよ。
相手との関係をより深いものにするためのお祈りですから、足を運んでみましょう。
カップルや家族で行くのも、いいかもしれませんね。
縁切り神社もある
良縁祈願、縁結びだけではなく、各地には「縁切り神社」と言われているものもあります。
こちらの神社は悪い縁を切ってくれる神社なんです。
自分が良縁でないと感じている人の縁を切ってほしいとお願いできるだけではありません。
自分では気づいていなくても、周りから見て自分にとって必要のない悪縁も切ってくれるんだとか。
良縁祈願や縁結びのお祈りばかりに行くのではなく、こういった縁切り神社へ足を運んでみるのもいいかもしれません。
良縁を導くには
では、良縁を導くにはどんなことをしておけばいいのでしょうか?
心がけておくことや、すぐにでもできることがあれば、今から始めておくにこしたことはありませんよね。
普段から心の準備をしておく
良縁を自分に導くためには、普段から心の準備をしておく必要があります。
いつ、どんな時に出会いが待っているかわかりません。
急な出会いにも対処できるように心の準備をしておきましょう。
心の準備ができていないと、急ないい出会いも台無しにしてしまったり、冷静に対処できなかったりしてしまいます。
普段からこういう事が起きた場合はこんな行動をする。
こういう事が起きた場合はこうやって対処する、など考えて心の準備をしておけば、急な出来事にも対処することができますよね。
心の準備をしているかしていないかだけでも大きな違いがありますが、しておくにこしたことはないでしょう。
三業を整える
三業を整えるとは、仏教の言葉。
良縁をつかみ取るためには、これらを意識するといいとされています。
三業とは「身業(しんごう)」「口業(くごう)」「意業(いごう)」の3つです。
整えるにはすぐにでもできることも多いので、意識してみるといいでしょう。
身業を整える
まず最初にある「身業を整える」というのは所作を整えるという事。
所作と言われてもピンと来ないかもしれませんね。
「ふるまい、身のこなし」などと言い換えるとわかりやすいのではないでしょうか。
普段から人にやさしく、人のためになるように生きてみる。
自分の事ばかり考えずに周りのことを考えながら生活をしてみる。
お年寄りや女性には電車やバスの席を必ず譲る、困っている人がいたら出来る範囲で助けるようにしてみる。
友人がつらそうなときはいつでもかけつける。
そんな事が身業を整えることに繋がります。
些細な事ですが、案外難しい事ですよね。
口業を整える
2つ目は「口業を整える」というシンプルだけど少し難しい事です。
喧嘩をしていると口が悪くなってしまう。
運転をしていると口が悪くなってしまう。
慣れ親しんだ相手に対して口が悪くなってしまう。
どれも良くあることかもしれませんが、そういったところから気にしていくといいでしょう。
同じ言葉を伝えるにしても、伝える相手のことを考えて話したり、伝える相手の年齢を考えて話したり。
相手に気持ちよく内容が伝わるような会話を普段から心がけてみましょう。
意を整える
意を整えるということは、先入観を無くしたり、偏見をなくしたりしていろんなことを取り入れていくということです。
これはおいしくなさそうだから食べない。
なんて食わず嫌いからこの映画は流行っているから見たくない!
この人は性格がキツそうな見た目をしているから話したくないな…。
などといった先入観や偏見だけで生活するのは避けてみましょう。
食べてみると意外とおいしいかもしれませんし、見てみると意外とおもしろいかもしれません。
話してみると、意外といい人だったり、良縁になる可能性だってありますよ。
待っているだけでは始まらない!
いかがでしたか?
良縁が舞い込んでくるための用意や、心構えは今すぐにでもできるようなことばかりです。
待っているだけで良縁が舞い込んで来るなんていういい話は多くありません。
まずは自分で出来る部分から行動していきましょう。
待っているだけの時より、ずっといい縁が自分に訪れるかもしれませんよ。
まずは普段の生活、行動、言動を見直して、自分を正しましょう。
そして良縁をいただいたら、その縁を大切に大切にしながら幸せな生活を送っていてくださいね。
あなたが素晴らしい良縁と巡り合えるよう願っています。