これらのことをまとめると、縁結びの神社があるから、いい人と出会えるようにお祈りしよう!というのは間違いであることがわかります。
縁結びの神社にお願いをするのであれば、いい縁を持って、その縁がうまくいくようにお祈りするようにしましょう。
逆に「私は彼氏がいるから縁結びの神社はいいや」「彼女がいるから縁結びの神社にはいかない」なんていうのはもったいないですよ。
相手との関係をより深いものにするためのお祈りですから、足を運んでみましょう。
カップルや家族で行くのも、いいかもしれませんね。
縁切り神社もある
良縁祈願、縁結びだけではなく、各地には「縁切り神社」と言われているものもあります。
こちらの神社は悪い縁を切ってくれる神社なんです。
自分が良縁でないと感じている人の縁を切ってほしいとお願いできるだけではありません。
自分では気づいていなくても、周りから見て自分にとって必要のない悪縁も切ってくれるんだとか。
良縁祈願や縁結びのお祈りばかりに行くのではなく、こういった縁切り神社へ足を運んでみるのもいいかもしれません。
良縁を導くには
では、良縁を導くにはどんなことをしておけばいいのでしょうか?
心がけておくことや、すぐにでもできることがあれば、今から始めておくにこしたことはありませんよね。
普段から心の準備をしておく
良縁を自分に導くためには、普段から心の準備をしておく必要があります。
いつ、どんな時に出会いが待っているかわかりません。
急な出会いにも対処できるように心の準備をしておきましょう。
心の準備ができていないと、急ないい出会いも台無しにしてしまったり、冷静に対処できなかったりしてしまいます。
普段からこういう事が起きた場合はこんな行動をする。
こういう事が起きた場合はこうやって対処する、など考えて心の準備をしておけば、急な出来事にも対処することができますよね。
心の準備をしているかしていないかだけでも大きな違いがありますが、しておくにこしたことはないでしょう。
三業を整える
三業を整えるとは、仏教の言葉。
良縁をつかみ取るためには、これらを意識するといいとされています。
三業とは「身業(しんごう)」「口業(くごう)」「意業(いごう)」の3つです。
整えるにはすぐにでもできることも多いので、意識してみるといいでしょう。
身業を整える
まず最初にある「身業を整える」というのは所作を整えるという事。
所作と言われてもピンと来ないかもしれませんね。
「ふるまい、身のこなし」などと言い換えるとわかりやすいのではないでしょうか。
普段から人にやさしく、人のためになるように生きてみる。
自分の事ばかり考えずに周りのことを考えながら生活をしてみる。
お年寄りや女性には電車やバスの席を必ず譲る、困っている人がいたら出来る範囲で助けるようにしてみる。
友人がつらそうなときはいつでもかけつける。
そんな事が身業を整えることに繋がります。
些細な事ですが、案外難しい事ですよね。
口業を整える
2つ目は「口業を整える」というシンプルだけど少し難しい事です。
喧嘩をしていると口が悪くなってしまう。