恋人探しに例えれば
良縁と言われてもいまいちパッとしない、という人は恋人探しに例えてみましょう。
良縁と一言に言っても仕事、友人関係、恋愛関係と様々ですが、人生においてとっても重要で、生活面も左右される「恋人探し」に例えれば具体的に考えることができます。
暴力を振るう相手、浮気をする相手、働かない相手…。
こういった悪縁もありますし、出会ってから人生観を変えてくれた。
今まで以上に深く自分のことを愛してくれている。
そんな良縁もあります。
相手が同性だったとしても、良縁か悪縁か、恋人探しに例えてみたりして、判断するのもいいかもしれませんね。
実は違う縁結び
良縁の事を考えていると「縁結び」という言葉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
縁結びのお守りだったり、縁結びの神社へ行って「良い出会いがありますよに」とお祈りしている人も多いかもしれません。
実はそれは間違いなんです!
縁結びと良縁祈願、具体的にはどのように違うのでしょうか?
同じではない縁結びと良縁
縁結びと良縁と言うと、全く同じように感じる人も多いかもしれませんが、実ははっきりとした違いがあるんです。
まず、良縁はこれまでご紹介してきた通り、自分にとってプラスになる縁のこと。
「良縁に恵まれますように」という言葉は、これから先、いい人と出会えるように。
これから先、自分の人生にプラスになる人と巡り合えますように。
というものです。
では、縁結びも似たような意味のように思えますが、どう違うのでしょうか?
縁結びって?
縁結びとは、既に縁がある人との関係をよりいいものになるように。
まだお付き合いはしていないけれど、好意を寄せている人とうまくいきますように。
という意味があります。
なので良縁に恵まれた後、縁結びのお願い事をするのが正しい流れです。
その人との縁を、より堅くしっかりしたものに結んでくれるのが縁結びです。
なので現時点でいい縁が無い人が縁結びのお願いをしても、あまり意味が無いのです。
恋人がいること
このことを恋人に例えると、縁結びは恋人がいることが大前提になります。
好きな先輩に告白するから成功したい。
恋人との絆をもっと深いものにしたい。
恋人と結婚したい。
うまくいっていない恋人との間柄をもう一度いいものにしたい。
そんな願いを込めるのが縁結びです。
良縁は恋人がいない
逆に良縁をお願いする場合は、恋人がいないことが前提になります。
恋人がいない自分にいい出会いがありますように。
という願いを込めるのが良縁祈願です。
恋人がいるのに、良縁祈願するのは自分にはいい相手がいるのに、ほかにもいい相手が欲しい!なんてわがままになってしまうので、注意した方がよさそうですね。