普段何気なくつかっている「同僚」という言葉ですが、同僚の意味をご存じでしょうか?
よく勘違いされる言葉に「同期」という言葉がありますが、同僚と同期は少し意味合いが違います。
では、同僚っていったいどういう人達のことを言うのでしょうか?
よく間違えてしまう「同期」と比べてみましょう。
同期は文字通り、同時期に入社した人のことを言います。
ですので、年齢もだいたい同じ人が多いですよね。
一方、同僚は同じ職場で同じ地位にいる人、同じ職種の人のことを言います。
ですので、年齢が違っていても、同じ職場の仲間であれば「同僚」になります。
なお、広い意味で考えれば同期も同僚であることには違いありません。
同僚は大切にしよう
あなたは、職場の同僚を大切にしていますか?
同僚とちゃんとコミュニケーションが取れているでしょうか?
もともと人間関係を築くのが苦手な方にとっては、同期だろうが同僚だろうが、他人ですのでなかなか上手にコミュニケーションができなくて悩んでいる人も多いと思います。
しかし、仕事は一人でできるものではありません。
一人でやっていることも、組織の一員としての任務であり、それだけで完結するというものはほとんどありません。
人が人と出会うタイミングは、ある種奇跡的なものがあります。
せっかくのご縁で出会った同僚です。
できればうまく付き合っていきたいものですよね。
信頼関係があればチームワークが上がる
先程も述べたように、仕事はチームでおこなうものです。
ですので、チームワークが重要なのですが、同僚と信頼関係を築くことができればチームワークもぐっと深まります。
このチームワークを上げることが仕事の効率をあげて成功へと導いてくれます。
もちろん同僚全てと気が合うわけではないですし、中には苦手なタイプもいることでしょう。
しかし、一歩勇気を踏み出して同僚と上手に付き合うことができれば、あなた自身の株も上がりますし、他の楽しみも見出すことができるかもしれません。
また、何かトラブルが起こった時に力になってくれるのも同僚です。
同僚とは常に持ちつ持たれつの関係ですので、できるだけ仲良くできるよう努力しましょう。
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同僚と仲が悪いことが退職理由になることも
同僚とは職場でずっと顔を合わせていなければなりません。
気の合う仲間であれば仕事自体が楽しくなってきますし、やりがいも感じられるようになります。
しかし、同僚との関係がうまくいかず、どうしても仲良くできない場合、それが理由で退職に追い込まれることもあります。
同僚には、同じ職場の仲間と言う意味がありますので、上司や部下も同僚は同僚です。
例えばプライベートな関係であれば、合わないと思ったら無理して友達でいる必要はありません。
しかし、同僚とうまくいかないからといって転勤できるわけでもないですし、異動できることもまずありません。
一部の同僚もしくは、他の同僚全員と馬が合わず、職場に居ずらくなってしまったために、やむをえず退職してしまう人もいるのです。
同僚とうまく付き合うための12個の注意点
では、同僚とどのようにすれば上手に付き合うことができるのでしょうか?
人間関係の問題ですので、これさえやれば大丈夫というような完璧な方法はもちろんありません。
しかし、どうすればいいのかさっぱりわからない、いろいろ試してみたがうまくいかないというような人は、今からお伝えすることを是非参考になさってみてください。
なお、あなたにとって同僚とはなんでしょう?
どういうポジションであるのが理想でしょうか?
人によってさまざまな想いがあると思います。
親友のような関係を望んでいる、あくまでも職場だけでの関係でプライベートは互いに突っ込まないでいたい、うわべだけの付き合いで済ませたいと色々です。
どれが正しいとか、どれが間違っているというのはありません。
あなたが「自分は同僚と上手に付き合えているな」と思うことが大切なのです。
1. 真剣に仕事に取り組んでいるところを見せる
同僚は「お友達」ではなく、職場の仲間であり、一社員です。
ですので、同僚に認めてもらうにはやはり仕事を熱心にやっている、真剣に仕事に取り組んでいる姿勢を見てもらうことが一番なのではないでしょうか?
会社に来て、同じような種類の仕事をしているのに、あなたが仕事ができない、しないという状態ですと、「給料泥棒」と陰口を叩かれてしまいます。
そうなると、同僚とうまくつきあえるどころか、「一緒にいると自分までさぼっているように思われてしまう」と、あなたが孤立してしまいかねません。
気をつけなければならない点は、仕事に真剣に取り組んでいるところをわざと見せるのではなく、ひたすら真摯に取り組んでいれば、見ている人は見ているということです。
小細工をしたところで、何も伝わって来ません。
2. なるべく人の悪口や噂話をしない
人が集まると、その場に居ない人の悪口や噂話でもちきりになりやすくなります。
特に女性のグループなんかは、誰かが話題を提供するとすぐに盛り上がります。
もちろん女性だけでなく男性の中にも、他人の悪口や噂話が大好きな方もいらっしゃいますが、それにはできるだけ参加しないようにしましょう。
誰かの悪口や噂話をすることで、はっきりいってあなたには何のメリットもありません。
それどころか、一緒になって悪口や噂話をすることで、自分が話し始めたのではないのに「あの人があなたのことを悪く言っていたよ」と主犯格にされてしまうことも考えられます。
悪口や噂話をしている同僚を見かけたら、そっと離れるようにしましょう。
仕事中はもってのほかですが、休憩時間などにそんな話題がでたら、電話にでも出るふりをして輪に加わらないようにしていきましょう。
同じ輪の中で話すと、話しに相槌を打っただけで、同意していたということにもなります。
3. 悩みや不安を正直に話して自分の弱みも見せる
同僚といっても、付き合いの長さや深さによりますが、人の話ばかり聞いていて自分のことは一切話さないとなると、やはり信用に欠けます。
ですので、ある程度自分の内をさらけ出すのも必要です。
悩みや不安が自分にもあるということを、同僚に正直に打ち明けて、自分も弱いんだ、みんな一緒なのだと相手に自分の弱さを見せます。
そうすることでだんだん相手も心を開いてくれて、より信頼関係が増して行くでしょう。
ただし、同僚とはあくまでも仕事だけの関係にしたい、一線を引いておきたいと思っている人は、自分の心を完全に開く必要はありません。
また、同僚がおしゃべりであったり、噂話が好きだったりすると、あなたの話は筒抜けになります。
気をつけましょう。
4. 時々一緒に食事に行く
人が人と仲良くなるために、コミュニケーションを円滑にするためには、やはり一緒に食事に行くことが有効的です。
会社でチームを組んで仕事をしている場合は、よく飲み会の席や食事会の席が設けられると思います。
もちろん全てに参加する必要はありませんが、同僚とコミュニケーションを深めたい、そこそこ親しくしておきたいと思うのであれば、時々は参加してみましょう。
あまり断るとそれこそ噂のターゲットにされてしまいますし、無愛想だと心無い悪口を言われかねません。
一緒に食事をすることで、その楽しい時間を共有し、これからも一緒に頑張ろうと決起できるのではないでしょうか。
5. 誰にでも平等に接する
同僚に限らずですが、部下に対しても誰にでも平等に接することです。
特に異性に対してはこれを徹底して守りましょう。
でなければ、誤解されてしまうこともあります。
同僚の中にはあなたをよく思っていない人も残念ながらいます。
そのような人には、あなたのどんな小さなマイナス点も逃さないでチェックされていることを忘れないでください。
誰かに対して贔屓したり、ちょっとでも特別に扱ってしまうと、あなたがその人に気がある、不公平な人間だと言いふらされてしまいます。
誰にでも平等に接していれば、そんなことを言われることもありませんし、トラブルから回避することができます。
6. こちらから挨拶をする
朝会社に来た時に、当然それぞれ挨拶すると思いますが、中には自分から挨拶ができない人もいます。
まるで挨拶を自分から行うと損だとでも言いたげな人です。
でも、あなたも同じような人間になってはいけません。
たとえ、相手から挨拶が返ってこなくても、自分は挨拶をした方が良いですし、こちらからすすんで挨拶をするよう心がけましょう。
朝一番の「おはようございます」は、聞いていてとても気持ちのいいものですし、笑顔であいさつされれば誰も嫌な気持ちにはなりません。
たったひとことの挨拶をきっかけに、話が弾むこともありますし、「おはようございます。
今日も暑いですね」というように、さらに一言を付け加えるだけで、あなたの人格がとてもフレンドリーに感じてもらえます。
是非、あなたのほうから積極的に挨拶をするように習慣づけましょう。
7. 時々差し入れをする
プライベートで何か美味しいお菓子を見つけたら、たまには同僚に差し入れしてはどうでしょうか?
「とても美味しいお菓子をみつけたので」と差し入れすると皆さんにとても喜んでもらえますよ。
また、同僚が残業などで夜遅く残っていると言うような場合は、ちょっとした軽食とドリンクを持って「差し入れです」と持参すると、とても好印象を与えます。
もしご自身の時間に余裕があったら「お手伝いしましょうか」と声をかけてみるのも良いでしょう。
あなたがピンチの時に、助けてもらえる確率が高くなります。
注意しなければならないのは、項目5でも触れたように、誰にでも平等に行うということです。
ある特定の人ばかりに差し入れしたり、残業を手伝ったりすると、相手が同性であれば言いですが異性に対してであれば完全に誤解されます。
8. 良いあだ名を付けて親しみを込めて呼ぶ
人間は、◯◯さんと名字で堅苦しく呼ばれるより、親しみを込めて呼び名・あだなで呼ばれるといい気分になります。
もちろん、人が嫌がるような例えばその人がコンプレックスを抱えていると予想できるような、悪意のあるあだ名で呼ぶのは絶対にダメです。
それはモラハラやパワハラになってしまいますので、悪ふざけには注意しましょう。
無難なのは、下の名前で呼ぶ、名字をちゃん付けで呼ぶなどがよくある呼び名ですので、◯◯と呼び捨てにしたりするのではなく、素敵な呼び名・あだ名をつけて相手を親しみを込めて呼ぶと、仲間意識も芽生えますし、いろいろな場面でコミュニケーションを円滑に取れるようになります。
9. 相手にあまり期待し過ぎないようにする
何度も申し上げていますが、同僚に対して心を開きすぎるのも危険です。
また、相手に対してあまり期待しすぎないようにしましょう。
そうすれば無駄に自分が傷つくことはありません。
相手に期待して「あの人ならこうしてくれると思ったのに」と感じてしまうと、裏切られた時に立ち直れません。
相手に対して過度な期待を持ってしまうと、相手に余計なプレッシャーを与えることになりますし、相手もあなたが自分に期待していると言うことはわかりますので、あなたのことを「重たいな」と思ってしまうかもしれません。
あなたと同僚の関係にもよるでしょうが、付き合いが浅いのに、過度な期待を持たれたらあなただって困りませんか?相手も同じように思っているかもしれません。
10. 好みや趣味をしっかり把握する
同僚の好みや趣味を把握しておくと、コミュニケーションがスムーズにいきます。
把握する内容は、その同僚のプライベートな部分になりますが、いろいろなきっかけで同僚の好みや趣味、何に興味を示すのかを知ることは可能です。
例えば、同僚がサプライズ好きな人だったら、他の同僚の誕生日パーティをやらないかと持ちかけてもいいですね。
きっと素晴らしいアイデアを提供してくれると思います。
同僚個人個人の趣味や好みを把握しておくことは、あなたにとってマイナスになることはありません。
その好みを把握しておくだけでなく、得意分野も把握しておくことで、相手を喜ばせながらものごとを頼めるなんていう高度なコミュニケ―ションも取れるようになるでしょう。
11. 小さなことでも感謝する
他人に感謝することはとても大切です。
ですので、小さなことでも必ず「ありがとう」の言葉を忘れないようにしましょう。
小さなことに感謝できる人間になっていけば、必ず誠実さは伝わっていきますし、あなた自身も人から感謝される人になります。
やってもらうのが当たり前、同僚だから甘えても良いという考えはいけません。
親しき仲にも礼儀ありという言葉がありますが、その通りで、親しい同僚だからこそ日頃からきちんと礼儀をわきまえて付き合うべきなのです。
小さなことでも感謝する、ありがとうが自然に行きかう職場って、とても素敵じゃないですか?
ごめんなさいではなく、ありがとうを言うようにしていきましょう。
12. 「頼りにしてるよ」と相手を立てる
同僚に対して過度な期待をするのはダメだと言う話をさせていただきました。
ですが、適度な期待を表現するのはそれはそれで効果的なんです。
人って頼りにされると嬉しいものです。
あなたも他人に頼りにされたり、お願いされたりするとちょっと嬉しくないですか?
もちろん、あれもこれもお願いされると腹が立つことがありますが、あなたのおかげで助かったとか、あなたの助言があったからこの仕事がうまくいったなんて言われると、とても嬉しく感じますよね。
同僚でも、相手を上手に立てることで関係を良好に保つこともできます。
「頼りにしてるよ」と、うまく同僚をたてて仕事をするようにしてみましょう。
いるいる、いろんなタイプの問題あり同僚
人間が10人いれば、それぞれ個性があり、中には自分が合わないな、この人変わってるなと思ってしまう人も必ずいます。
ご縁があって、同僚として一緒に働くことになりましたが、全員があなたと気が合うとは限りません。
ここでは、いろいろな「困ったさん」タイプの同僚についてお話しましょう。
本当にさまざまな種類の方がおられるので、就職したばかりの頃はあなたも面喰らうかもしれません。
しかし、いろいろなタイプの人間がいることを把握し、知っておくことで「こんな人も世の中にはいるんだな」と良い意味で諦めることもできますし、覚悟をしておくとその分準備ができますよね。
では、問題あり同僚には、一体どんなタイプの人がいるのでしょうか?タイプ別にみていきましょう。
1. 目立ちたがり屋
なんでもかんでも目立ちたがり屋の人はいるものです。
中でも、たちが悪いのは悪目立ちする人です。
仕事で業績をあげれば、自然に目立ちます。
良い意味で注目されるからです。
しかし、そのような人は別に自分が目立ちたいから仕事を頑張っているわけではありません。
いっぽう、目立ちたがり屋の同僚は、どこか計算高く、嫌みが伴うのも特徴です。
このような同僚と一緒にいると、自分の株を下げることになります。
かといって、あなたが同僚に「目立つのはよくない」と注意したところで、あなたが嫌われてしまうだけです。
こんな同僚には、近づかない方が無難です。
2. 手柄ひとり占め型
これも、意外と多いタイプなのですが、チームで仕事をしているのに手柄は全て自分のものにしてしまうタイプです。
それだけならまだしも、手柄は独り占めしておきながら、失敗はほかの同僚のせいにして、自分は逃れるという人がいます。
このような人は、同僚と認めなくて良いでしょう。
手柄を独り占めされて、その人だけ会社から認められて昇格なんて、ほんらいあってはならないことですが、そのような点では世の中はとってもシビアです。
手柄を独り占めするような人からは、他の同僚もどんどん離れて行きます。
あなたもちょっとおかしいなと思ったら無理に付き合うことはありません。
3. いつも怒っている
何が気に入らないのか、いつもぷんすか怒っている人っていますよね。
違う部署なら放っておいても構いませんが、同僚として一緒に過ごさなければならないのだとしたら、これほど気分が悪いものはありません。
しかし、このような人は自分ではいつも怒っているという意識はありません。
また、周りの同僚もまさか本人に「あなた怒ってるの?」なんて聞けませんよね。
いつも怒っている、不機嫌であるように見える人は、実はコミュニケーション障害者であることもあります。
そのような場合は本人は悪くなく、病気・疾患が原因ですので、悪口を言ったりよからぬ噂を立てるのはやめましょう。
4. いつも消極的
同僚にもいろいろなタイプがいますが、元気な人、明るい人もいれば、暗い雰囲気の人、要領が良い人などさまざまです。
中でも、消極的な人というのは同僚に1人や2人はいるでしょう。
消極的なだけなら、さほど問題はなさそうですがチームで仕事をするということは、互いが積極的に意見やアイデアを出し合って協力して行わなければなりません。
ですが、消極的な人は意見を出すことも無く、ただ言いなりに動くだけという人が多いですね。
このような場合、仕事をするにあたっては消極的な人はちょっと厄介です。
ただ、消極的な人にもっと積極的になれといったところで、変えるのはなかなか大変です。
ですので、このような人はチームの足をひっぱるというようなことが無い場合は、何か新しいアイデアを求めるのではなく、チームの仕事の手伝いに徹してもらいましょう。
5. 失敗を人のせいにする
目立ちたがりの人がだいたいそうなのですが、失敗を人の責任にする人です。
チームでの仕事は、いわば連帯責任でもあります。
同僚の失敗をメンバーみんなでカバーするのが理想的なチームです。
ですので、他人の失敗をわざと取り上げて騒いだり、自分の失敗を他人のせいにするような人は、チームの仕事の邪魔になりますし、足をひっぱるだけでメリットがありません。
失敗をおかした人間は、誰が失敗したのかをよくわかっています。
それを反省もせずに、他人になすりつけるなんて悪質です。
そんな同僚と付き合っていると、あなたのイメージまでマイナスになってしまいます。
無視するわけにはいかないので、うわべだけのお付き合いにとどめておきましょう。
6. 物事を余計にややこしくする
多くの物事は単純なのに、なんでもかんでもわざわざややこしくしてしまう人っていますよね。
こんな人はだいたい寂しくて人に構ってほしいというタイプの人間です。
このような人が同僚でも、やはり少し厄介ですよね。
このようなタイプの人は、物事をややこしくして物事を考えること自体が趣味のようなところがあります。
ややこしく考えることで自分自身の心のバランスを保っているのです。
自分だけでややこしく考える分には、どうぞご勝手にという感じですが、それを仕事に持ちこまれるとやはり大変ですよね。
7. KY発言が多い
KYとは、K=空気、Y=読めない・読まないの意味で、場の空気が読めない人のことを言います。
グループで仕事をするということは、その場その場の雰囲気や空気を読んで、互いに気持ちよく仕事ができるように、心がけるのが大人のしてのマナーです。
しかし、KYな人は場の空気を読まない、読めないので発言に対しても無頓着です。
こういう場ではこういう発言は控えた方が良い、こんなことを言うと誰かが傷つくというように相手の立場になって考えることができません。
しかし、最近はKYな人も増えているので、KYな人自体に慣れている人も多いのではないでしょうか?「あの人はKYだから」と近付かない、ほったらかしにしておくことで自分を守って嫌な思いをしないように防御している人が多いように思います。
8. マイペース過ぎる
マイペースであることは決してマイナスではありません。
自分のポリシーをしっかりもって、ぶれない考えを持ち、自分のペースで仕事を行うことができるので、特に問題はありません。
しかし、これも度を過ぎると困りものになってしまいます。
ようするに、マイペース過ぎる人です。
マイペースとは、文字通り自分のペースです。
マイペースであっても他人とコミュニケーションがしっかり取れる人は、その場に応じて自分のペースを崩すことも可能ですし、それが最善である場合はペースを乱されることに対してさほど腹を立てません。
しかし、マイペース過ぎる人は自分のペースこそ第一ですので、仕事の場においても自分だけで突っ走る傾向があり、なんでも勝手にやってしまいます。
物事には順序がありますので、みんなでそれを共有して協力しなければならないのに、マイペース過ぎる人にはそれが苦痛なのです。
9. 自己中で自分大好きタイプ
マイペースな方と少し似ているかもしれませんが、自分中心に世の中が回っていると思っている人です。
このような人は、他人の意見を聞き入れることがまずありませんし、率先して意見を出しますがそれに反対されることを嫌がります。
自己中心な方は、基本的には自分が大好きです。
ですので、自分の意見は絶対に正しいと思っている節があります。
同僚がチームを組んで仕事をする場合は時に自分の意見は通らないことがあります。
むしろそのほうが多いです。
しかし、自己中な方はそれが気に入らないので、自分の意見が覆された場合はとたんに機嫌を悪くしてしまい、仕事になりません。
10. 無表情で会話が少ない
コミュニケーション障害の方は特に、表情が乏しく自分から会話をすることができません。
しかし、生活に支障があるわけではないので、一般企業でも採用されることはもちろんあります。
数分間での面接では、採用者にコミュニケーション障害があるとか、何か性格的に問題があるということがなかなかわかりません。
ですので、一緒に仕事をしてみて初めていろいろな人が採用されたのだということがわかるのです。
ただ、この無表情で会話が少ないというタイプの人については、一緒に仕事をするうえでさほど困ることはありません。
困ることと言えば、無愛想なので接待の席に同伴させるとか、取引先との商談を任せるということは苦手だと思いますので、他の分野で頑張ってもらいましょう。
11. 被害妄想が強い
同僚がどうこういうまえに、最近では精神障害を持っている方が本当に増えて来ました。
ストレス社会で過ごさなければならない日本では、ある意味しょうがないのかもしれません。
この精神障害を持っている方の中には、被害妄想を強く感じてしまう人がいます。
自分が悲劇のヒロインになることで、自分の精神を保っていることができるのです。
他人からすれば、その人の考えに対して「何故そんなに悲観的になるのか」理解できないと思いますが、被害妄想が強い人は、どんどん自分の考えに嵌っていってしまいます。
被害妄想が強い人は、しばしば人を巻き込んでしまいます。
ちょっと優しくしたりすると、どんどん甘えられて厄介なことになりますので、注意して下さい。
また、あなたが加害者にされてしまうこともあります。
自分の身は自分でしか守れないことを念頭においておいてください。
12. すぐ言い訳をする
すぐ言い訳をする同僚も困りものですよね。
素直に謝ってしまえばその方が早いのですが、自分が悪く思われたくないので、このように言い訳をしたり嘘をついたりしてしまうのです。
このような同僚の性格は、一緒に仕事をしているとすぐにわかります。
なにかにつけて、言い訳をしてきたりしますが、聞いているのも時間の無駄ですので、言い訳をし出したらきちんと注意するか、「言い訳をしている暇があったらすぐに直そう」と誘導してあげるのも良いかもしれません。
13. 感情のコントロールができない
同僚の中に感情の起伏が激しいという人はいませんか?
素直に感情を出してしまうというタイプの人です。
大人になると、普通は自分自身の感情をコントロールできるようになるのですが、いつまでたってもできない人はいるのです。
感情が高ぶってしまって、騒いでいる人に対して構うと余計に大変なことになります。
こんなときは、冷たいかもしれませんがちょっと冷静になるまで関わらない方が良いでしょう。
同僚は大切な仲間(まとめ)
同僚は、あなたにとって大切な仲間となりうる存在です。
確かにちょっと変わった人や厄介な人もいますが、それも個性と捉えてみてはいかがでしょう?
あなたも決して完璧な存在というわけではないのですから。
仕事をするうえで、職場の同僚の存在は欠かせないものです。
できるだけ楽しく長く、仕事が生きがいだと感じられるように、同僚は大切にしたいものですよね。