学生でも社会人でも聞いた事のある方も多いのではないかと思います。
みなさん『ルーチンワーク』という言葉を知っていますか?
ルーチンワークって言葉、知っていますか
転職サイトや求人応募の内容でも【ルーチンワークが多いので誰にでも簡単に~】なんていう文言をよく見かけます。
このルーチンワークとは一体どのようなものなのでしょうか。
意味は『手順が決まった仕事や日常作業』
あらかじめ決められた段取りや手順通りに行えば、誰にでもできる習慣にして欲しい仕事。
また、業務に直接関係がなくても、無ければ困る、機能していないと困る、といった縁の下の力持ちのような仕事の事を『ルーチンワーク』と呼びます。
今、みなさんの頭の中ではどんなルーチンワークが浮かびましたか?
極端に言うとルーチンワークは、私達の生活の中にいつも存在しているものなのです。
意識を傾けていなくても自然といつも同じパターン化された流れで行動している事、あなたにもきっとあるはずです。
例えば朝起きたら、トイレに行って顔を洗う。
髪を整えて化粧をする。
ご飯を食べて歯磨きをする。
これも言わば【ルーチンワーク】の一つと言って良いでしょう。
では、会社でのルーチンワークって一体どんなものがあるのか、ちょっと考えてみて下さい。
日報などがよい例
仕事を終えると会社では日報を書きなさい。
と言われている企業も多いと思います。
日報は、上司や同僚との間で作業内容の共有や引継ぎ、報連相を確立させる為に大切なものなのです。
これも言わばルーチンワークですね。
企業の業績や個人の成果に直接的には関係しないものの、一つ事を誤れば一大事になる可能性もある大切な日常化された仕事なのです。
とくに作業者や従事者に決められたルールがいくつも存在してます。
流れるような仕事を求められる現場では、このルーチンワークこそが企業の重大な役割を果たす事もあります。
ただの日常作業のはずですが、とてもいろんな事に効力のあるものになってくるのです。
高いパフォーマンスを発揮できる
ルーチンワークが出来る人程仕事がはかどりやすいのです。
後戻りを必要とするような無駄な動きのないスムーズな仕事の流れを作る事が出来るとも言われています。
余計な所に必要のない労力を使わないようにする事が出来、時短も出来る。
本来の本領発揮の場で、高いパフォーマンスを発揮するための下準備とも言えるでしょう。
また、企業にとってもあなた自身にとっても、ルーティンワークは『後から見直す必要がある場合』の大きなツールにもなります。
病院のカルテや自動車整備工場の顧客データなどは身近な例の一つですね。
以前は同じような症状が無かったか、どの辺りに不具合の多い事があるのかどうか。
不具合や仕事を進める上での迷いがあった場合でも、過去のデータとして参考になる資料にもなりうるのです。
有名人なども行っている
日本で有名なるルーチンワークを続けている有名人もたくさんいますね。
小説家の村上春樹さんは1日にどんなに書きたくても原稿10枚以上は書かないと決めています。
体操の内村選手は、跳馬を飛ぶ直前に腕をまっすぐ前に伸ばして、何かのバランスを取るかのようなポーズをします。
また、海外の有名人では、twitter創業者のジャック・ドーシーさんは5:30起床、その後6マイルのジョギング。