これが新しいものを受け入れられない『お局』を生み出す事にも繋がります。
またルーチンワークは仕事の最前もしくは最後にないと、本当に集中したい仕事に没頭する事が出来ません。
そうなると、ルーチンワークのメリットを上手く活用する事が難しくなってきます。
ルーチンワークとしてピックアップするものを間違えないようにする事。
また、ルーチンワーク化する前に規則化・ルール化しなければならない事を造りましょう。
そして、それが会社にとってのデメリットにならないかどうか、上司にも相談をして実践していく事が大切です。
ダラダラと受け付けなければならないような業務には区切りをつけていいのかどうか(データとして反映しなければならないものには、当日の朝〇時までに受領分のものを使用する。)などは、どんどん提案して仕事の効率化を勧めていく事をおすすめします。
仕事の進め方に変化が生じていく事は、効率化を図るうえでも、企業の発展や社員の精神衛生上を見ても、なくてはならない事です。
中には頭の固い上司が変化を恐れて、提案を受理しない事もあります。
いじわるで受理しなかったり、変えてはならない他の重大な理由があるかもしれません。
変えれば他にデメリットが生じる事もあるでしょう。
同じ作業を進める仲間や上司とのコミュニケーションを取りながら、変化にも屈しないルーチンワークが築ければ最高ですね。
自分の意思を伝えることが苦手になる
ルーチンワークで陥りがちなのが、やりこなすだけの作業的な仕事にしがちな事。
ルーチンワークが山積みになればなるほど、本来もっと改革出来る仕事や効率のいい方法があるにも関わらず、今の方法が一番いいのだと思い込んでしまいます。
私達は機械やロボットではありません。
意思を持って様々な事を決定し、思考を伝え考えながら仕事を進めなければいけませんよね。
自分の意思を持たずに取り組むと、明らかにおかしいデータや間違いにも気付けず大きな失敗を招く事にもなります。
またルーチンワークは、時間をしっかり守り整理整頓が得意で、飽きずにコツコツとこなし、気分屋じゃない人に向いている仕事でもあります。
いわゆる真面目な人に任せられる縁の下の力持ち的な仕事なのです。
ですが、この真面目さからルーチンワークに没頭するあまり、コミュニケーション不足にもなりがちです。
ルーチンワークは誰かに感謝されるような表舞台の仕事ではないのも事実。
頑張っても評価に値しないような内容も多くあります。
今日その仕事を終えても、永遠に続く単調な仕事に嫌気が差す事もあるかもしれません。
周囲が自分は大した仕事をしていないと評価したり、大切な仕事なんだと理解して声を掛けてくれなければ、自己嫌悪に陥り自分の意思を伝える事も嫌になってしまう事もあるのです。
時にはこのルーチンワークの規則を意図的に壊して、新しく組み直してみたりすると新しい発見や緊張感が生まれて新鮮です。
ルーチンワークは定期的に順序や方法も再検討したりしながらマンネリを防いで、集中力の低下を防ぎながら継続していくのがおすすめですよ!
おすすめのルーチンワーク
仕事場でも家でも、生活全体に効果を発揮するルーチンワークは “小さな事” からでも始められるといろいろなシーンでゆとりを生みます。
そして、効率的な時間の使い方が出来るようになります。
これからルーチンワークを始めてみようかな…と考えている方へ。
また、ルーチンワークを作りすぎてダウンした方の再スタートにも使える、初歩的ないくつかのおすすめルーチンワークをご紹介しましょう。
明日からでも始められる簡単なものばかりです。
起床時間、就寝時間を決める
まずは、起床時間や就寝時間を決める事から始めてみましょう。
人は余裕のある時間を持て余すと時間にルーズになってしまいます。
そして、やらなくちゃいけない事を先延ばしにして間近になってから焦ってミスをしたり。
集中せずにその場しのぎの適当な対応をしたりするようになる事があります。
持て余すことなく予定にゆとりを持って行動できれば、今まで見えなかったものが見えてきます。
自分が出来る事がもっと見えてきたりと新しい発見がいっぱいに!