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ルーチンワークとはどういう意味?日...(続き3)

例えば会社の朝のルーチンワークの一つとして、掃除があります。

社会人として働き始めた当初、「掃除をしに会社に来ているんじゃない」なんて思いながら掃除をしていた事がありました。

ですが、他の会社に出向いた時にお手洗いを借りて、その汚さにドン引きした経験が若かりし筆者の意識を変えました。

誰、という事ではない『会社』のイメージは、いくらニコニコ愛想のいい事務員さん、接客が最高な営業マンでも、掃除一つで残念な印象を持たれてしまう残念な結果になった事は言うまでもありません。

掃除をルーチンワークに入れると、何故か毎日スッキリして、気持ち良く仕事をスタート出来ます。

継続する事でその時間は短縮され、嫌な意識も無くなっていきます。

「みんなやらないのに、なんで自分が好んでしなきゃいけないの?」

ルーチンワークは、誰かに指示されてする事ではないのです。

自分の意識やモチベーションなどを上げ、結果的に効率的で機能的な仕事が出来るようになるツールの1つです。

それを取り入れるかどうかはあなた次第。

全力を出して行うことは無いのです。

毎日少しずつでもOKです。

明日はここをやろう!と次の日の目標も一緒に合わせ持つ事ができれば尚良いですね。

是非日常の中にもルーチンワークを取り入れてみて下さい。

スケジュールを立てやすくなる

細々した仕事をルーチンワーク化する事で、重点を置いてすべき事が明確になります。

その為、自分のスケジュールを立てやすくするメリットがあります。

もはや細々した仕事は『仕事』という分類として意識しないようになってきたら、それはルーチンワークの成功者と言えます。

ルーチンワークは効率的で気持ちや時間の余裕を生み出します。

その事から、新しい仕事も受け入れる事が出来るようになっていきます。

次々に与えられる仕事の緊急度や重要性によっても異なります。

ですが、納期さえ分かれば、仕事を細分化してスケジュールの中に上手に取り込んでいく事も可能です。

しかし、詰め込み過ぎるとお手上げになる事も。

せっかくルーチンワークで得た余裕を無駄にしないように、ルーチンワーク化する仕事を増やしすぎる事は注意が必要です。

ルーチンワークのデメリット

日常化したルーチンワークを行うメリットをご紹介しましたが、まとめると、定期的でブレない。

安心感があり継続的持続性がある。

といったところでしょうか。

でも実は、そのメリットが裏目に出てしまったりするデメリットも存在しています。

取り入れて欲しいルーチンワークですが、このデメリットを知らずしてスタートするのは自分を追い詰めてしまう事にもなりかねません。

回避する方法も合わせてご紹介していきましょう。

変化に対応しにくい

仕事をルーチンワーク化すると、それは機械的で淡々と終わらせる事を目的としたものが多くなります。

他人のペースではない自分のペースで行える事もメリットになっていきます。

しかし、会社の仕事です。

自分以外の人間が関わってくることも多いのです。

データ提出の遅れややり直し、追加などが発生してルーチンワークに乱れが生じる事も起こる可能性があります。

完璧主義の人ほどそれは苦痛で耐えがたく、時には自分のルーチンワークが上手く流れない原因を他人のせいにしてしまいます。

ストレスでイライラしてしまったりする傾向も見られるようになってきます。

普段から乱れない安心感のあるルーチンワークに、イレギュラーないつもと違う状況が舞い込む事に違和感を覚え『変化』を嫌う原因にもなります。