起床時間や就寝時間を決め、1日に持てる時間をあらかじめ設定しましょう。
その中身をカスタムしていく事でルーチンワークがはかどります。
創意工夫を持って取り組む事が出来るようになったら、一つずつゆっくり期間を設けながら次のルーチンワークを探し追加していくようにしましょう。
会社に着いてからの行動を決める
会社に着いてからの行動を決める事で、一日の仕事のはかどり方に違いが出る事は言うまでもありません。
悩んでしまう時には、まず自分の一日の行動を書き出す所から始めます。
その書き出した内容の中から・小規模で・シンプルで・短時間で・単調な仕事をピックアップします。
そこには、仕事以外の会社の維持に関わるものでも構いません。
ざっくりとしたTODOリストの大分類作成をするのです。
・掃除2箇所
・お湯を沸かしてコーヒーを入れる
・発注書の確認と仕分け
・注文数の少ないものと多いものの仕分け
各々の会社の業務によって内容は異なるかもしれませんが、このようにルーチン化された行動をする事で一日の『初めの一歩』から変化が生まれるはずです。
日々の日課を決める
この日課はルーチンワークではなく、ルーチンですね。
例えば仕事を始める前、お昼、3時にはコーヒーを入れて飲む。
とか、お昼はいつもの定食屋の日替わりにする。
などでも良いでしょう。
化粧直しをするとか、新聞を読むなどでも構いません。
考えてみると筆者が勤務していた会社の人達の行動は、本人が意識していないかもしれませんが、パターン化されていたように思います。
ラスト15分に必ず寝るおじさんもいましたね(笑)
決まった事をして安心感を得られるのもルーチンのメリットです。
仕事の時間になったら「よし!始めるか!」と頑張れるのは、安心感のあるルーチンが出来ている人なのかもしれませんね。
ルーチン化することは効率が良いけど…
仕事をルーチン化する事は効率が良いのですが、中には性格的な面や能力的な面から見ても、適正がない人もいます。
これはやる気になって取り組んだとしても改善される事が難しい場合もあります。
複雑になればなるほどルーチンが成り立たない事もあるのです。
さぁ、それはどんな場合なのでしょうか。
ルーチンワークが苦手な人も居る
まず、第一線で活躍したい!体を動かして元気に仕事がしたい!
と活動意欲が旺盛な性格の人はルーチンワークが苦手な人が多いようです。
デスクに座りっぱなしで、毎日同じことをコツコツこなしていく仕事が苦痛で、変化のない仕事に飽きてしまうんですね。
また性格的に落ち着きがない、持続力がない、すぐ忘れるなどといった傾向がある方もルーチンワークを得意としません。
自分の能力に自信過剰な人がルーチンワークをすると、その仕事に魅力を感じません。
その上に、ルーチンワークに責任感をもって取り組む事が出来ない為、適当な仕事をしてしまう事も。
ルーチンワークが出来ない、苦手であることが『仕事が出来ない』という事に直結する事はありません。
会社には適材適所をする力も必要です。
自分が力を発揮できる場所に配属されなかった場合には折を見て上司へ相談したり、したい事を明確にして置くことも大切なのかもしれません。