CoCoSiA(ココシア)

意志疎通をとるための15個のコミュ...(続き4)

因みに筆者の父も、コミュニケーションで反応を示さない人です。

話しかけても、返事はおろか相槌もないこともよくあります。

もちろん、表情や態度の変化もありません。

つまりは、人の話を全く聞いていないんですよね。

ですので筆者は、父と意志疎通なんて行えません。

筆者も父の気持ちや考えていることが分からないし、父はもっと筆者のことが分からないと思います。

幼いころは、父に興味があって何かと話しかけていましたが、反応を示してくれないことで諦めたと同時に、父に心を開くこともなくなりました。

父との会話は面白くないし、もう意志疎通すらしたいとも思わないのです。

人と意思疎通を行おうと思ったら、何も反応を示さないのは、相手を傷つけているも同然です。

もちろん、楽しくないのに笑う必要も無いし、納得いかないことに同調する必要もありません。

だけど、何かしら反応を示さないと、相手を見ていないこと、相手の話を聞いていないことになってしまうのです。

質問をする

反応を示すひとつの方法として、「質問をする」ことも意思疎通を行うには有効になると思います。

質問は、相手に興味が無ければ出てきません。

相手の話を聞いていなければ、質問も浮かんできませんよね。

コミュニケーションの中で、沸いてくる疑問。

…意志疎通が上手く出来ない人は、その疑問をそのままにしていませんか?または、勝手な想像で理解しているのではないでしょうか。

もしくは、わざわざ質問するようなことでもないと、流してしまったり…。

でもそれは結局、相手に興味が無いということになりますよね。

相手の真実はどうでもいい。

そう思っているから、適当に理解したり、深く知ろうとしないのだと思います。

浮かんできた質問事項を、相手に質問することこそ、コミュニケーションです。

質問をせずにそのままにしてしまうのは、意思疎通を諦めているも同然です。

意思疎通をはかりたいと本当に思っているなら、自分の疑問を質問として相手に投げかけてみるべきです。

疑問を解消する

質問を投げかけるということは、自分の「疑問を解消する」ということですよね。

質問し、答えをもらい、疑問を解消する…これが、会話のキャッチボールとなるのです。

意思疎通は、お互いの疑問を解消し理解を深めていくことで、成り立っていくものだということです。

疑問があるのに解消しないままでいると、それがやがて不安や疑念となっていってしまいます。

きちんと相手と向き合わないことで、勝手に相手の考えや気持ちを想像し、勝手に不安になっていったりしてしまうのです。

質問を投げかけなければ、相手は理解してくれたものだと思ってしまうし、不安を抱いているなんて想像もしないかもしれません。

そうやって、相手との溝は生まれていくのだと思います。

疑問があれば質問する。

これって、とても単純なコミュニケーションですよね。

相手の状況を配慮する

意思疎通を上手に行うには、言葉を交わし合い、誠実な態度で示しあうこと。

そして、疑問があれば聞き、相手の本当の考えや気持ちを確かめること。

これが大切であることをお話してきました。

つまりは、相手に興味をもって、向き合うことが、意志疎通に繋がるということですよね。

ただ、意思疎通をはかるには、「相手の状況を配慮する」ことも重要になってきます。