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意志疎通をとるための15個のコミュ...(続き5)

コミュニケーションにも、タイミングがあるのです。

人と意志疎通を行うということは、そこには相手がいるということです。

一方的に考えを伝えたり、結論を述べるのが独りよがりであるように、相手の状況に配慮しないコミュニケーションも、自分勝手な行為。

それでは意思疎通は行えません。

例えば夫婦間で、相手が仕事が忙しくて疲れている時に、一方的に話を展開しても、思ったような意思疎通ははかれないでしょう。

相手がコミュニケーションをとれる状況にない時に話しかけて、向き合ってくれないことに腹を立てるのは、お門違いなのです。

もちろん、コミュニケーションにも優先順位はあります。

今話さなければならない大事なことを、変に気を使って話さずに溜め込んでしまうのは違いますし、切羽詰ったことではないことを、状況を考えずに一方的に話すのも違いますよね。

意思疎通を上手に行うには、相手の状況と、コミュニケーションの重要度を照らし合わせることも大切なのです。

SNSを活用する

そして最近では「SNSを活用する」ことも、意志疎通を上手に行うひとつの方法となりますよね。

SNSにもさまざまなものがありますが、主にLINEなど、相手とリアルタイムにコミュニケーションをとることが出来るツールが、意志疎通には役立ってくるでしょう。

FacebookやTwitterでも相手の状況や考えを知ることは出来ますが、一方的な情報発信に過ぎません。

自分ひとりでも成り立つので、そこで誰かと意思疎通を行おうと思って利用している人は少ないと思います。

意志疎通を行うには、あくまでも相手がいるコミュニケーションでなければなりません。

さらに、リアルであることも重要になりますよね。

ですので、メールよりもリアルな会話が成り立つLINEは、意志疎通を行うひとつの方法として、台頭してきたのではないでしょうか。

これまでもお話してきたように意思疎通には、言葉を交わし合い、さらに態度などで反応を示すことが必要です。

LINEでは、リアルタイムに言葉のやり取りが出来ると同時に、スタンプなどで巧みに反応を示すことが出来ますよね。

スタンプは自分の分身として、リアルに相手に態度を示すことに繋がるのです。

ただ、SNSで意思疎通をはかるには、相手が誰であるかも考慮しなければなりません。

ですが、相手が友人や恋人なら、むしろLINEの方が意志疎通がしやすいかもしれませんよね。

逆に会社の上司、また目上の方とのやりとりには、LINEだと失礼になるかもしれません。

今は、意思疎通をはかる最適な方法も選べるようになっているわけです。

相手に合わせて、また状況を考えてベストなツールを利用することは、意思疎通をはかる上手なコミュニケーション方法となるのです。

話す時間を作る

SNSは、意思疎通を行える便利なツールではありますが、もちろんLINEのみで完結してしまってはいけません。

本当に意思疎通をはかりたいのなら、やはり「話す時間を作る」ことも大切ですよね。

SNSは、ほぼリアルなコミュニケーションとも言えます。

ですがやはり、リアルではなく、非リアルの延長線上にあることは忘れてはなりません。

SNSがリアルだと思ってしまうと、人間関係も人との意思疎通も、崩壊してしまうでしょう。

直接会って、コミュニケーションをとらなくても意思疎通が完璧に成り立つのなら、対面する必要がなくなってしまいます。

そもそも、リアルに会って、話すことがない関係性に、本当に満足出来るでしょうか?いつか必ず、「会いたい」と思うはずだし、会って直接話してこそ、コミュニケーションは完結するんですよね。

ということはやっぱり、リアルなコミュニケーションは直接話すことなんです。

SNSはあくまでも、バーチャルの中のお遊び。

これがあまりにも定番化してしまったので筆者も、すっかりSNSをリアルだと勘違いしてしまっているふしがありますが、改めてリアルを大事にしたいなと…考えさせられる思いです。

SNSはコミュニケーションのキッカケにはなるけど、それのみになってしまってはダメなのです。

会って話せば、声が聞けます。

表情が見られるし、温度を感じます。

スタンプよりももっとリアルなリアクションも見ることが出来ますよね!
それにSNSの中では、いくらでも偽りの自分を演じることが出来ますが、リアルな意志疎通では偽ることが難しくなります。