5. 自信の無さや不安を解消したい
自分に自信がない人ほど、他の人からの承認を求めます。
他人に自分を認めてもらったり、褒めてもらったり、高く評価してもらわないと、自分の価値を認めることができなくて、不安で不安でしょうがなくなってしまうのです。
まあ、だれでも他人から認められることを必要としています。
でも、自分で自分の価値を認めることができている人は、それができていない人ほど、他者から認めてもらうことを求めません。
それで、自慢ばかりという行為は、その人の自信の無さや、不安感を抱いていることの裏返しであることも多いのです。
6. 自分の価値を認識して自信を持ちたい
どうして人は自慢するのか?という事の理由についていろいろと調べてきましたけど、結局のところ、”自分の価値を認識して自信を持ちたい”という人が多いのかもしれませんね。
自分が他者より上だ、他人よりも優れている、というような人を見下すことで自分の価値を見出そうとしている人も、もともとは自分の価値を認められていないせいでそのようになっているかもしれません。
人はみな、承認欲求というものがあります。
自分は価値のある人間だ、ということを認め感じていたいんです。
きっと、皆さんそうですよね!?
そうすることで、自分という存在に自信を持てるんですね。
それがないと、いつも不安になったり、感情面で打たれ弱かったり、精神的に不安定になってしまうこともあります。
それで、人はみな自分で自分を認めること、さらには他の人を認めること、これをする必要がある、ということですね。
嫌われる自慢とは?
自分を認めてほしい、という人の自然な欲求が満たされていなかったり、自尊心が低かったりすると、人に自慢したくなるかもしれません。
自慢することで、自分を認めさせようと必死になってしまうのです。
でも、自慢して人と比べて自分はすごいんだ、ということをアピールして優越感に浸るのは、他人の価値を低めることになるので他人を傷つけたり、他人に嫌な思いをさせることになります。
では、得に嫌われるような自慢の仕方や内容って何なんでしょうか??
1. ナルシストっぽい
ナルシストってやっぱりあんまり好かれませんね。
でも、ナルシストっていったいどんな人のことを言っているのでしょうか?
調べてみると、もともとギリシャ神話に出てくるナルキッソスという人物からきているようです。
彼は泉に映る美しすぎる自分に恋をして、そのまま餓死した、もしくは別の説によると水面の自分にキスしようとしておぼれて死にました。
そんな神話から、ナルシストという言葉が生まれ、それは「自己陶酔」とか「うぬぼれ」といった意味で使われていて、自分をすごく愛してやまない人を指しています。
みんな自分が好きなんですけど、自分が素敵すぎて酔っている、自分が誰よりも愛おしくて自分が美しい、自分と付き合いたい、と思っている人は、ちょっとイタイですよね。
そのような人は、自分で自分のことが本気でカッコイイと思っていたり、本当に美しい、カワイイと思って自分にうっとりしているので、平気で自分のことを自慢しますし、周りの人も自分のことが好きだと確信しているので、めんどくさいという特徴があるようです。
自分を好きでいたいものですけど、ナルシストになると本当の自分を正しく評価できていなくて、自分にメロメロになっている人はやっぱり他人からは反感を買いますね。
2. 威圧的で自分は凄いと酔っている
自慢する人が、他人に対して威圧的であると、それを聞いている人は苦痛になります。
威圧的ってどういうことかというと、他の人に対して脅しつけるような態度とか、高圧的である態度をする人のことです。
自分はすごいんだぞ、お前よりも上なんだぞ、ということを示して、相手を押さえつけるような人っていますよね?
自分は他と違っていて格別な人間なんだ、他の人は雑魚だから自分に従っていればいいんだ、というような態度の人は、人にかなりの不快感を与えて、一緒にいる人を緊張させたり、下だということを思い知らせようとするかもしれません。