初めて部下の教育を任された人は困惑してしまうでしょう。
でもそれ以上に部下は困惑しています。
「君が初めての部下なんだ。自信ないけどよろしく頼むよ」
「はい!」(いや、そんなこと言われても…)
そうなれば部下も大変です。
これは上司に問題があるわけではなく、会社に問題がありますよね。
往々にして上は「やっとけよ」の一言で終わらせてしまうのでしょう。
いわゆる中間管理職の辛さがここにありますね。
30代はまさにこの「中間管理職世代」と言えます。
いずれ教育をさせるための教育というものをさらに上の人には考えていただきたいものですね。
指示の投げっぱなしのトップはいけません。
4.周りの30代よりも給料が少ない気がする
はじめに書いた仕事のお金のバランスとも言えますね。
他の会社にいる友人と話をして、労働時間は自分の方が長いのに、お給料は低いという事実を知れば、嫉妬と劣等感が渦巻きますよね。
ましてや出世の気配もなければ、やる気もなくなります。
「おまえより給料高いけど俺にだって色々あるんだよ!!」とその友人は言うでしょう。
しかし、労働時間が長いのにお給料が少ないというのは、絶対的事実です。
どんな色々もその事実の前では無力です。
少なからずこういった他人との比較で、さらに焦るということはあるでしょう。
20代とそんなに給料が変わらないということもあるでしょう。
あまり他人のお給料と自分を比較するのはいいものではありません。
勝っても負けても、気持ちがいいものではありませんよ。
将来のお金事情が不安になる
20代の頃とそんなにお給料が変わらないのであれば、当然この先も…と考えてしまいますよね?
子供も大きくなり、さらに学費がかかるし、自分の老後も心配もあります。
将来に対する不安は積もり積もっていきます。
だからといって「宝くじに全てを託す!!」というのも無謀です。
30代の生活に最もダイレクトに影響するもの、それが「財産」でしょう。
心の在り方も大事ですが先立つものがなければ、心の平穏もありませんよね。
5.自分の人生の先が見えない
これは30代特有、というものでもありません。
20代でも40代でもそれを感じたまま生きています。
でも、30代はそれをリアルに痛感する年齢です。
今までも書いた仕事やお金のこともそうですが、何よりもまず心の置き所を強く探すようになるのも30代の特徴です。
それは、やはり充実してるがゆえのジレンマとも言えます。
「充実はしてる。でも…」なぜか「でも」が続いてしまうのですね。
いろんな道が目の前にあります。
それをチョイスすることができるのは、30代ならではです。
これが20代なら就職したばかり、もしくは、まだまだキャリアが浅いという状況で、一つの道を突き進むことになるでしょう。
40代になると、今度はあまり選択肢が残されていません。