会社であれば、そこはトップの人がルールを作り替える必要があります。
人は新しい変化に応じる時、条件反射で否定的な態度をとるものです。
前の方がよかった、今のはあまり意味がないなど、初めから好意的に迎えることはあまりないでしょう。
ただし少し時間をおいてから、それらを眺めると案外すぐ馴染みます。
人間には適応力があるので、変化にもいずれ対応していきます。
その変化が「新ルール」であれば、すぐにでも適応し、順守する必要があります。
意味と目的を見つめ、順守することで得るメリットは一体何なのか?
変化に応じる時こそ、根本的な部分に着目しましょう。
身近なルールといえば…
ルールとは至る所に存在しています。
言い換えれば至る所で制限しなければいけないほど、人の心は脆く、危ういものなのです。
法律
社会の秩序を守る為の絶対的ルールが法律ですね。
これなくして社会は成立しません。
そして守らない人は厳しく罰を受けることになります。
欲求とは不遜なもので、尽きることがありません。
次から次へと人の心は何かを欲します。
愛に飢え、お金に飢え…たったこれだけの欲で人はあっさりと犯罪を犯してしまうこともあるのです。
残念ながら法律を無視して、欲求を満たそうと考える悪はいつの時代にも存在し、人類の愚かな歴史を物語っています。
世界規模の法で制限してもなくならない戦争や紛争、毎日のように起こる殺人事件など、悪しき欲求は留まることを知りません。
抑止力として法律が行使されていても、時としてそれを上回るほど「怒」と「哀」の力が強大ということですね。
法律は社会の秩序を守る為の必須ルールです。
絶対に守りましょうね。
会社の規則
会社内も一つの独立した社会です。
ここでも秩序を守らなければいけません。
当然ですが、出勤時間なども秩序を守るルールです。
それらのルールを守らないと、罰せられるというより、普通に上司に怒られますね。
とはいえ、会社におけるルールは非常に流動的で、時として都合よく使われたりします。
忙しいから休憩がとれなかったなどですね。
休憩も本来ルールとしてとらなければいけないものですが、忙しいととれないといったことがよくあります。
会社の状況が優先される都合のいいルールというわけですね。
極端に会社優先のルールが多いと、そこはブラック企業と呼ばれることになります。
家族ルール
誰が決めたのか分からないほど自然に作られたルールが家族間のルールでしょう。
テレビのチャンネル権はお父さんが持っている、お風呂は娘が先に入る、夕飯は家族そろって食べるなど、その家独自のルールがあるようですね。
小さい頃など特に自分の家のルールが不思議で、つい友達の家のルールと比較してしまうものです。
余談ですが、僕の家では小学生の頃は「21時には寝なければいけない」というルールがありました。
おかげで21時以降のテレビが見れず、次の日友達との話題についていけないという悲劇が毎日のように繰り広げられていました。
学校の校則
髪を染めたらいけないなど学校にもルールがあります。