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承諾とはどういう意味?使い方を紹介!

みなさん、「承諾」って言葉を正しく使えていますか?

「承諾する」、「承諾を取る」なんて言い方を聞くかもしれませんが、「承諾」って一体どういう意味なの?って人もいるかもしれません。

漢字にすると、「承る」と、「諾」という2つの漢字が合わさっています。

コレにはどんな意味があり、そしてどんな由来があるのでしょうか?

ビジネスシーンでもよく使われるフレーズですので、ここで正しい使い方、意味を確認しておきましょう!

この記事の目次

承諾ってどういうこと?

「承諾」って読めますか?
もちろん読めるし!という方も多いとは思いますが、これは「しょうだく」と読みます。

「しょうだくをとる」、「うえのしょうだくをえる」なんていい方をすることがあり、日常で使ったことがある、という方も、もしかしたら漢字は書けないという人も多いかもしれませんね。

友達同士の砕けた会話ではあまり使うことがないかもしれませんが、ビジネスシーンとか改まった会話の中で使うことの多い言葉です。

「「〇〇の承諾がないと・・・」、「〇〇に承諾を取ってからになります」、「至急、上に承諾を取って!」などと使うこともありますが、そんなときに「しょうだくって??」と、承諾を取ると言っても、何を取ればいいのかわからない、という自体になってしまっては困ってしまいますね。

もし、ここが会社なら「ショーダクって何ですか?」なんて聞き返したら、睨まれるどころじゃすまないほど、あなたの信用に関わってしまいます。

でなので、ここでちゃんと「承諾」とはいったいどうゆうことなのか、どんな意味を持ち、どのように使う言葉なのか、ということを理解して、社会人として、日本人として「承諾」の正しい使い方をマスターしておきましょう!

承諾の意味

「承諾」という言葉は、「承る(うけたまわる)」と「諾(だく)」という二つの文字が合わさっていますね。

「承る」は、「受ける」や「引き受ける」の謙譲語として使われる言葉ですね。

目上の人からの話を聞いたときにも「ありがたいお話を承りました」と表現することもあります。

伝え聞いく、という意味を謙譲語にすると「承る」になります。

「諾う(うべなう)」には、承知すること、引き受けること、という意味があります。

さらに承知するときの返事として「はい」という意味をもっているようです。

これらの意味を持つ二つの漢字が合わさった「承諾」。

意味を正しく確認してみましょう。

相手の意見や希望を聞いて受け入れること

まず、「承諾」には相手の意見や希望などを聞いて受け入れる、という意味があります。

もし、誰かがあなたに「〇〇をしてほしい」という要望を寄せてきたとします。

その時に、あなたがそれをちゃんと理解して、「わかりました」と受け入れるなら、「承諾した」ということになります。

もし、受け入れられないという場合であれば、意見や希望、要求を理解していても「承諾した」ということにはなりません。

それで「承諾する」ということは、つまり相手の意見や希望や要求を飲んだ、ということになりますね。

例えば、自分の子どもがお母さんに「〇〇を買って~」といったとします。

そんな時に、お母さんはお父さんに聞いてきなさい、というかもしれません。

それで、子どもはお父さんに「〇〇を買ってほしいんだけど・・・いい??」と聞いたところ、お父さんはOKを出します。

つまり、お父さんは子供の希望を受け入れた、意見に賛成したということになり、その子は「お父さんの承諾を得た!」ということができるわけです。

これでもう、お母さんに堂々と「お父さんが買ってもいいって言った」と買ってもらえるわけですね。

もし、お父さんのOKが出るまでに、けっこうな努力と説明が必要で、やっとの思いでOKを出してくれた時なんかは「父もやっと承諾してくれたよ」という言い方をすることがあります。

ときどき、結婚するということに関しても、「親の承諾が取れない」「しぶしぶ承諾してくれた」というように使われることもありますね。

これがビジネスシーンになりますと、「上司の承諾を得る」ということがたびたび発生します。

上司に〇〇についての許可を得る、上司に意見を賛成してもらう、という時に「上司の承諾を得なきゃ!」ということで、上司に相談または希望を掛け合い、もし”OK”がでたら「上司の承諾を得たぞ!」と、前に進めるわけです。

他人の依頼や要求を引き受けること