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承諾とはどういう意味?使い方を紹介!(続き8)

承諾することはできない

「承諾することはできない!」とはっきり言われてしまったら、受け入れてもらえない、協力を得ることはできない、ということになりますね。

よく、結婚したい女性のお父さんに「娘さんをお嫁に下さい」とお願いした時に、「娘とお前との結婚を承諾することはできない!」と頑固おやじが娘の結婚に反対するときなんかのシーンで使われていますね。

認められないということと共に、お前のところにはお嫁には行かせないという強い意志が伝わってきます・・・。

あと、取引先の人にこれを言われてしまったら、契約成立が遠く感じますね。

ご承諾申し上げます

メールなどで新規取引の承諾を伝えるときなどには。

「ありがたくご承諾申し上げます」、「喜んでご承諾申し上げます」と書くことも多いです。

その際にはもちろんまず、申し入れがあったことへの感謝を述べます。

例えば「この度はお申し入れをいただき、誠にありがとうございます」とか、「お取引のお申し入れをいただき、厚くお礼申し上げます」などです。

その後に、「ご承諾申し上げます」という言葉ではっきり、取り引きが成立したことになります。

承諾致しました

取り引き先の人からメールで納品が遅れるなどという連絡があった場合などにも「ご連絡いただきました納品遅延の件、ご承諾致しました」というように、そのお願いを受け入れたことを知らせることができます。

承諾の使い方をしっかり覚えておこう

「承諾」という言葉の使い方について詳しく調べてきたわけですが、いかがだったでしょうか?
承諾とはどんな意味があるのか正確に知ると、それが単に正しいと認めているという以上に、契約に同意するという意思表示の意味が強いことがわかりましたね。

「申し込み」に対して「承諾」があると、契約が成立するということでした。

さらに要求や希望を「承諾する」ということは、それを引き受けるということなので、その内容の中に自分に求められていることがあるなら、自分がそれに沿って行動することに同意した、ということになります。

もし、自分としては行動はしたくはないけど、その要求が正しいことを認めるということでしたら「承認する」ということになりますね。

さらに、普段は普通になんとなく使っている「了解しました」とか「了承しました」、さらにはお店でよく聞く「承知いたしました」、「かしこまりました」という言葉も、その場その場で適切に、誰に使うのかということを考えて選択して使う必要があることもわかりましたね。

特にビジネスシーンでは、どの言葉を使ったら失礼に当たるのか、ということはよく覚えておいて、正しく使って行きたいですね!