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承諾とはどういう意味?使い方を紹介!(続き3)

意味や内容をはっきり理解すること

「了解」には、意味や内容をはっきり理解すること、という意味があります。

さらに、納得し、了承することという意味もあります。

それで、相手から伝えられた情報について、その内容をはっきりと理解しましたよ、という意味で「了解しました」という使い方をします。

「了解事項」というものもありますけど、これは納得し了承された事柄を意味しているわけですね。

仲間内や部下に対して使う

意味や内容をはっきりと理解したことを示すために「了解」を使えるというわけですが、ビジネスの場では、「了解」という言葉は敬意が含まれないと受け取られることがあります。

それで、この言葉は目上の人もしくは上司が部下に対して使う言葉であり、目上の人に使っては失礼になってしまう、ということもあるようです。

とかく、若い年代の人たちにそのような感覚を持っている人は少ないかもしれませんが、年代が上になると、そのように上司が部下に使う言葉、もしくは気がしれている仲間内や同僚同士で使う言葉として使うという印象が強いようです。

それは、「了解」という言葉が、上の権限を持つ人たちが許可を与えるときに使う言葉だから、という理由もあるようです。

確かに、上への報告をした時に、内容を確認した、OKを出したというような意味合いで「了解」と使われる事ありますよね。

上司はよくメールなどでも「了解」の一言で、返信してくることもあります。

なので、上司から何かを頼まれたときに「はい、了解しました」というのは、上司をイラッとさせることもあることを覚えておきましょう。

それで、目上の人、上司には使ってはいけない言葉であることと共に、さらに上から相手を見ているという印象を与えないためにも、新しい取引先の相手や顧客に対しても使わない方がいいかもしれません。

しかし、電話対応をいているときや、会社内でも気心の知れたあいだがらであれば、「了解」という言葉を使っても問題無いでしょう。

しかし、外部とのやり取りには気をつけましょう。

そして、特に正式な文章や顧客向けに送信するメールなどでは、「了解しました」ではあく「承りました」というように使いましょう。

了承

何かの許可を得たい場合に「〇〇さんの了承を得る必要がある」というような言い方をすることもあります。

「先方からの了承がないと進められない」、「〇〇さんの了承が取れない」というように、ニュアンス的には目上の人や取引先の人からの許可を得る、というような意味合いで使う事が多いのかもしれませんね。

えは、正確な意味としてはどうなんでしょうか??

相手の申し出や事情などを聞き入れること

「了承」とは、相手の申し出や事情などを聞き入れることを意味しているようです。

相手の事情をくんで納得すること、というようにも説明できます。

やはり、「了承」する方の人が、相手の何か申し出や事情を”聞き入れてあげる”という印象ですので、上から目線の言葉という事になりますね。

目上の人が下の人に対して使う

それで、「了承」も目上の人が下の人に使う言葉と言えます。

ビジネスにおいては、敬意が含まれていない言葉と捉えられますので上司や年上の人には使わない方が良いでしょう。

そクライアントと請負の関係の中では、クライアントのほうが使う言葉です。

「聞いてあげましょう」というようなニュアンスで、「了承する」といいます。

それで、目上の人から聞き入れてもらえた、納得してもらえたというときに、「相手の了承を得た」という言い回しになります。

「〇〇さんの了承が取れない」ということはつまり、まだ納得してもらえなくて聞き入れてもらえない、ということになるわけですね。

「よろしく御了承ください」と低姿勢でお願いすることもありますし、「申し出の件、了承しました」と答える場合もあります。

承知

ビジネスシーンではよく取引先の人や顧客に対して、「承知しました」、「承知いたしました」と使いますよね。

丁寧な言い方、敬意が感じられる言葉です。

願いや要求を聞いて引き受けること