CoCoSiA(ココシア)

メンタルを強くするためにやりたい1...(続き2)

身体の機能回復には、リハビリがつきものですよね?

少しずつ身体を慣らしていくような感覚と同じで、メンタルも少しずつ慣らしていくことが大切です。

ここからは、そのリハビリメニューとして“メンタルを強くする10の行動”をご紹介していきます。

これは、あくまでもご提案です。

でも、何か変われるキッカケにはなるはずです。

自分の出来そうなことからひとつずつ、習慣として取り入れてみてください。

焦らず、段階を踏むことが大切ですよ!

1.ポジティブ変換をする

まずご紹介するのは“ポジティブ変換”です。

メンタルが弱い人というのは、全ての物事をマイナスに捉えがちです。

それをプラス思考へと変換してみるということです。

もちろん、変換すればいいというものではありませんが、リハビリとしては有効な方法のひとつです。

先にもお話した通り、“思考”と“心”はイコールではありません。

頭で無理やりプラス思考に考えても、心がついてきていないということは、よくあることです。

ですので、ポジティブ変換をするときは、心も付いてきているか、心もそれで満足しているか、よく感じてあげることも忘れないでください。

見開きのノートを用意

それでは早速、ポジティブ変換のひとつの方法をご紹介していきます。

まずは見開きのノートを用意してください。

ノートではなく一枚の紙でも構いません。

その場合は半分に折って、見開きの状態にしてください。

この一方のページに今の悩みや失敗を書き、もう一方のページにポジティブに変換した考え方を書いていくのです。

変換することも大事なのですが、実はこの“書く”ということが、何より大切なことなんです。

書きだすことで、頭の中や心の状態を整理することが出来るからです。

私も、ポジティブ変換ではありませんが、何かを選択しなければならない時などは紙に書いて整理します。

メリットとデメリットをわけて書きつらね、どちらがいいのかを考える材料にしたりします。

ポジティブ変換の場合、整理して変換することを習慣にしていくと、書かなくても変換出来るようになっていくものですよ!

左のページに悩みや失敗を書く

まずは左のページに、今の悩みや失敗を書いていきましょう。

変換しなくとも、書くだけでも自分の状態を整理することが出来るのでお勧めです!

ここでひとつ、例を挙げておきましょう。

仕事で失敗をして先輩に怒られてしまったとします。

「今日は、仕事で失敗して、先輩に怒られてしまった」

この時さらに、心で感じていることにも目を向けてあげましょう。

「なんであんな失敗しちゃったんだろう、私って本当何をやってもダメ…」と。

右のページにポジティブ変換を書く

左のページをポジティブに変換すると

「今日は仕事で失敗した。先輩は私の失敗に気付き指摘してくれた。厳しく注意することで、同じ失敗をしないように意識させてくれた。いつも私を見ていてくれる先輩がいるからこそ、成長させてもらえているんだ」と。

また「あんな失敗をしちゃったのは、意識が足りなかったのかもしれない。せっかく見守ってくれている先輩がいるんだから、肩を借りるつもりで、次は頑張ろう。」のようになります。

ただ、マイナス思考の人は、ポジティブ変換が出来なかったりもするでしょう。

それにやっぱり、失敗したことも怒られたことも、ショックですよね。