CoCoSiA(ココシア)

メンタルを強くするためにやりたい1...(続き6)

ここでもやはり、周囲の目や評価に囚われないことが肝心なのです。

他人は他人で認め、自分は自分で認め、比較をしないこと。

メンタルの強い人は、“自分を持っている”とも表現されたりしますよね?これは、自分軸があるということでもあります。

自分の中に軸があれば、そうそうブレたりしません。

一方でメンタルの弱い人は、他人の軸で物事を考える傾向にあります。

そうすると、人の数だけ軸があり、自分がいつまでたっても定まらないのです。

悪口は「言わせとけ!」の精神で

ただ、いくら自分は自分!と言い聞かせて、他人と比較しないことを心掛けても、評価や比較を浴びせてくる人もいるでしょう。

ここがメンタルの弱い人にとっては、正念場です。

悪口を言ったりとあなたを傷つけ、あの手この手で引きずりおろそうとする人は必ずいます。

こういった人に出会うということは、あなたが試されているからとも言えます。

人は競争社会に生きています。

軸が定まっていないと、弱さに付け込まれてしまうのです。

この時、メンタルの強い人は動じません。

そもそも競争しようとも思わないからです。

それだけ強いメンタルを持っていれば、次第に周囲から戦いを挑んでくることも無くなっていくものですよ。

あなたの味方は必ずいる

周囲から戦いを挑んでくることも無くなっていくということは、孤立してしまうことになるのでは?

と怖れる人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。

たとえ孤立したとしても、それを怖れる必要はないのです。

メンタルの強い人は、孤立を怖れません。

そして、メンタルの強い人の周りには、同じように自分軸を持った仲間が残っているはずです。

その時周りに誰もいなくなったとしたら、周りには引っ張り合いをする人しかいなかっただけのこと。

私はこれを実体験として持っています。

中学生のころ、仲良くしていたグループから仲間はずれにされたことがありました。

その時傷ついたことも確かですが、一方でそのグループにしがみつく理由もなかった私は、グループから離れひとりで行動することにしました。

その時の気持ちは、スッキリ!強がりととられても構いませんが、せいせいしたのです。

すると間もなく、グループに属さず自立している親友が出来たのです。

この一連の体験が、その後の私を大きく変えたのは言うまでもありません。

自分が変われば、真の味方が現れるということです。

6.完璧な人間はいないことを理解する

そして“完璧な人間はいない”ということを理解することも、メンタルを強くするトレーニングのひとつです。

これも、比較から生まれる発想ではありますが…メンタルの弱い人は、完璧な人を見ては、「自分はダメだ」とマイナス思考に陥る傾向があります。

いくら完璧そうに見える人でも、悩みもあれば失敗することもあるのです。

その側面が見えていないだけ。

その人の真実を、見ようとしていないだけです。

誰だって失敗はする

誰でも失敗をし、誰でも悩みを抱えています。

もしくは、そんな側面が全くなかったとしても、過去には失敗をしてきているはずです。

その完璧な人は、過去の経験を活かしているから、今が完璧なのかもしれません。