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早くと速くはどう違うの?意味や使い...(続き2)

通常ならこの「14日」という日に渡すのが一般的だと思います。

ところがその日、どうしても別の用事があって直接渡す事ができないとします。

そういった時、本来の日よりも前の段階で渡すのですから「早く渡した」といった言い方になります。

この場合もその動作、行いが基準の日よりも前かどうか、が一つのポイントとなるのです。

まだその時ではないこと

「早く」の意味の3つ目は、「まだその時ではない」という事を表します。

つまり「時期尚早」という事ですね。

例えばあなたが部活で何かのスポーツをやっていたとします。

あなたは腕前を試したくてはやく試合をしたいと、うずうずしています。

ですがチームの実力がまだ試合に勝てるような状況ではありません。

まだまだ練習の時間が必要なようです。

こういった場合、「お前にはまだ早い」という言い方がピタッとはまるのですよね。

試合はいずれどこかの時期で行えるでしょうが、今日明日でやるにはまだ早い、という事です。

簡単で手っ取り早いこと

「早く」の意味の4つ目は、「簡単で手っ取り早い」という意味です。

物事を行う上で、その作業が簡単ならば所定の時間より「はやく」終わりますよね。

こういった状況の時にも「早く」という言い方をします。

つまり作業時間全体を短縮させているのです。

朝から始めた作業が本来ならお昼の12時までかかる予定だったのに、30分早い11時半に終わりました。

作業内容が簡単だったおかげです。

「手っ取り早く」という言葉の語源はこういったところからきているのでしょうか。

“速く”の意味

それでは次に「速く」の方を取り上げましょう。

こちらの「はやく」はどのような意味でどのような局面で使われるのでしょう。

物事の進む度合いが大きい

「速く」は一般的に時間の速さ、スピード感の速さなどを表現するような場合に使われます。

例えば「秒速1秒」などのように速さの比較を表す場合に用いられますね。

「Aさんの方がBさんよりも走る速度が速い」などのように、記録やタイムに関わるような時の表現に用いられます。

動作・進行などがすみやかである

「速く」のもう一つの意味としては、「動さ・進行などがすみやかに進んでいる」ような状態の時にも使用されます。

この場合の「すみやか」、漢字で書けば「速やか」ですよね。