ここをご覧になっている方は、もしかしたら最近悲しい出来事があったのではないですか?「喪失感」という言葉に導かれて来られたのではないでしょうか?

色々な方がこちらをご覧下さっていると思いますが、今回はこの「喪失感」について考察したいと思います。

あなたは今まで喪失感を味わったことがありますか?

喪失感ってどういう時に感じるのでしょう?また喪失感を感じると人はどうなってしまうのでしょうか?

喪失感って漢字のイメージからはだいたい想像できるけど、よくわからないなと思う人もいるでしょう。

ここでは、喪失感を感じるいくつかのケース・シュチュエーションをあげながら、ひとつずつ詳しく分析して行くことにしましょう。

️喪失感を感じるとは

そもそも「喪失感を感じる」というのは、どういう状態のことを言うのでしょうか?イメージ的には、心が空っぽになる様子という感じですよね。

ところで、喪失感って人によって感じやすいとか感じにくいとかはあるのでしょうか?

喪失感を一度でも感じたことがある方は、とてもつらい経験だったので二度と喪失感を味わいたくないと思っている人もいるようです。

しかし、人生何があるかわかりません。

喪失感を感じたくなくても、そんな場面に遭遇してしまうこともあるでしょうね。

喪失感を感じるってどんなこと?という疑問を元に、喪失感の意味や使い方などを調べてみました。

喪失感の意味


まず最初に喪失感とはどういう意味でしょうか?辞書で調べてみるとこうあります。

自己の価値観における大切な人や物、大事にしてきたものごとが失われてしまったという、悲痛な感覚や心境。寂寥感。

「まるで心に穴が開いたようだ」などのように形容されることも多い。」なるほど、難しい言い方をされていますが、ようするに辛く悲しい状態であることには違いないようです。

喪失感の「喪失」という語句ですが、「喪」という漢字は死者に対しての言葉で、使者を弔う、葬る儀式のことです。

「喪に服す」という言葉があるように、死んだ方に対して使われる言葉です。

失は文字通り「失う」という意味です。

単純に考察すると、「弔いの儀式を無くす」という意味になりますが、「喪失」の意味はそういう意味ではありません。

喪失と言う言葉は、単純に「失う」という意味です。

資格を喪失する、自信を喪失するというような感じで使われる言葉です。

大切なものを失った苦痛

喪失感と言う意味ですが、大切なものを失った時の苦痛を感じている状態を言います。

自分が大切にしていた「物」を失くしてしまった、壊してしまった時にも使いますし、大切な人を失ったり、大切なペットを失った時にも当然悲しみにより苦痛を伴いますので、「喪失感」を味わうと言えます。

あなたにとって大切なものってなんでしょう?ちょっとイメージしてみて下さい。

具体的に宝物でもいいですし、ペットでもかまいません。

またお気に入りの場所でも結構です。

それがある日突然何らかの事情で無くなったとしたら・・・どんな気持ちになりますか?

物が無くなった場合は、まず必死で探しますよね。

ですので、無くなった瞬間は、「どこかにあるかもしれない」と希望を抱けるわけです。

しかし、どれだけ探してもない、盗まれたのでとうてい戻ってこないという場合は、もう二度とそれに触れることができないことを理解したとたんに喪失感が押し寄せます。

大切な人やペットを亡くした時は、その時点でもう二度と会えないと理解できてしまうので、その喪失感たるや半端ないでしょう。

お気に入りの公園が、潰されて急に住宅地になってしまったとなったとき、もう二度とこの場所で癒されることは無いと思ったら悲しくてしょうがないですよね?

このように、喪失感とは大切なものを失うことにより、壮絶な苦痛・苦しみを味わう感覚のことを言います。

心にあなたが空いたような感じ


喪失感のことをわかりやすくいうために「心にぽっかり穴が開いたような感じになる」と表現されることがあります。

今まで大切にしていたものや事柄が、無くなった時どんな気持ちになるか考えてみましょう。

それまであなたの心の中の大半がその大切なもので占められていたわけですよね?それが無くなったら、心の中心が無くなったということですから、穴が開くと表現されるわけです。

さらに、穴があくとそこを風が通り抜けますよね?ですので、「心に穴があいて、風がすーすー吹きぬけている感じがする」とも表現できるのです。

もちろん実際に心、いわゆる心臓に穴が開くことはありえませんが、イメージとしてはよくわかる表現です。

あなたは、心に穴が開くような体験をしたことがありますか?なお、ここで言う喪失感は大切なものを失った時だけでなく、何かに没頭していたことが終了した、例えばみんなで文化祭の準備を一生懸命やっていたが、文化祭が終わってしまったため生きがいを見失い喪失感を味わったというような時にも使います。

◯◯ロス

最近では、◯◯ロスという言葉がよく使われています。

それまでは主にペットを亡くした人が喪失感に苛まれる状態を「ペットロス」という言葉として使用されているのが一番多かったのですが、今使われているのは、テレビで放映されている人気ドラマの終了に伴う視聴者の喪失感を表すことばに使われることが多いです。

ロスという言葉ですが、損失とかむだを意味する言葉です。

つまりは「失う」という意味ですが、ドラマが終了することで視聴者が残念に思うことを「ロス」をつかって表現した最初の言葉はおそらく「あまロス」です。

これは、NHKの朝の連続テレビ小説どらま「あまちゃん」が終了し、各地でその終了を嘆いて喪失感を味わう人が多発したことを受けて「あまロス」という言葉が産まれました。

これをきっかけに、人気のドラマが終了すると「◎◎(ドラマ名)ロス続出」というように表現されるようになりました。

喪失感を感じると…

では、人は喪失感を感じるとどんな風になってしまうのでしょう?もちろんこれは感情の問題ですので人によっても違うでしょうし、喪失感を強く感じているのに、他人から見ればどうもないつまり、喪失感を隠すことができるというような人もいるでしょう。

人が喪失感を感じると、どんなふうになってしまうのか、喪失感がいまいちわからない、これが喪失感かどうかわからないという人にもわかりやすいように、いろいろな事例をあげながらみていくことにしましょう。

落ち込みがちになる

何かがきっかけで、喪失感を味わうと何でもないことにでも落ち込んでしまいます。

極端な例ですが、例え「おはよう」と言われたって落ち込んでしまう。

そんな状況です。

普段なら、そんなことくらいでは落ち込まないのに、喪失感がきっかけで起こること全てに対して落ち込んでしまうというような状態になってしまいます。

喪失感は連鎖を生みだします。

ひとつ「だめだ」と思ってしまったら、これもだめ、あれもだめというようにどんどん深みに嵌って行ってしまいます。

そしてその負のループから抜け出せなくなってしまいます。

もちろん何かのきっかけで急に浮上できることもありますが、それが見つかるまでは本人はとても苦しい時間を味わわなければなりません。

最初は特定のことに対して喪失感を味わい、それがきっかけで落ち込みやすくなるのですが、こうなるともはや何に対して落ち込んでいるのか自分でもわからなくなってしまいます。

涙がとまらない

喪失感を味わうと、とめどなく涙が止まらなくなります。

自分でも何故涙が出るのか何故涙が止まらないのか不思議なくらい、どんどん涙があふれて止まらないのです。

自宅で一人でいるときに、喪失感を味わい、涙が止まらないという状況になっても別におかしくないですし、誰に迷惑をかけるわけでもないので、存分に泣いた方が良いと思います。

しかし、喪失感を味わう状況が必ず自宅でとか、一人でいるときとは限りません。

外出先で、職場で急に喪失感を味わってしまった場合、いきなりしくしく泣き出したら周りは本当に驚きますよね?でも、この時の涙ってどうしようもないのです。

もし、誰かがこのような状況になってしまっていたら、そっとしておくのが本当の優しさです。

やたらとどうしたの?とか、大丈夫?と言わないようにしてあげましょう。

放心・無気力状態

喪失感を味わうと、人はたいてい放心状態になり、無気力になります。

何もやる気が起きなくなるのです。

心の支えであったものを失うのですから当然です。

今までその心のよりどころのために一生懸命やってきたのですから、それが無くなってしまったら何を生きがいにすればいいのかわからなくなるという感覚です。

ここから立ち直るには、やはりそれまでと同様に、自分が熱中できるものや心の支えになってくれるものを探さなければ喪失感はぬぐえません。

今まで全力を注いできたものの代わりを見つけるのはなかなか難しいことではありますが、それしか方法はありません。

喪失感をぬぐってくれるような、素晴らしい何か、熱中できる何かと出会えると良いのですが。

ですので普段から熱中できるものを一つに決めるのではなくいくつか持っておくと良いですね。

怒りが湧いてくる

喪失感を感じると、何故かやり場の無い怒りが沸いてくることがあります。

喪失感を感じることで生じる怒りは、誰が悪いのでもないので、余計に腹が立ってくるのです。

人は何かのせいにできたり、誰か主犯格がいたらそこに怒りをぶつければ良いので、それはそれでストレスは緩和されます。

しかし、言い知れぬ喪失感、虚脱感による怒りに関しては、どうしようもないですし、そのうち自分で自分に腹が立ってくるのではないでしょうか。

怒りの矛先がみつからない、何に対して怒っているのか自分でもわからないと言う場合は、とてもストレスが溜まりますのでそれが怒りとなって自分に返って来るのです。

苦しくて辛い

自分の心が充実している時は、とても幸せで温かい気持ちでいられます。

人にも優しくできますし、毎日が楽しいですよね。

しかし、喪失感を感じてしまうとそれが一気に覆されてしまいます。

今まで幸せだった部分がごそっと無くなってしまうのですから当たり前のことです。

充実感でいっぱいであったときは、自分の心がそのことで100%満たされていたわけですから、それが0%になってしまうと、苦しくて辛い日々が始まります。

また、たいていその代わりになれるものはありません。

代わりが無いからこそ、今まで自分の全てを注いでこられたのです。

日常生活において、ふとそのことを感じてしまった時、あらためて辛さと苦しみが押し寄せて来ます。

孤独感で寂しい

自分の気持ちを占めていた何かが無くなってしまうと、喪失感を感じてしまいますが、それで自分が一人ぼっちになってしまうというわけではありません。

自分が喪失感を味わっていても、それでいきなり人づきあいも無くなるというわけではないですよね。

しかし、人は喪失感を感じると何故か大きな孤独に見舞われてしまいます。

世の中で悲しいのは自分だけだ、なぜ自分だけがこんな辛い目に遭わなければならないのかと嘆くのです。

喪失感を味わっていても他人にはその人が喪失感を味わっているのかどうかは、その人が他人に話さなければわかりません。

話さないから、どんどん取り残されていく気分になりますし、一層孤独感を募らせてしまいます。

【孤独感については、こちらの記事もチェック!】

放っておくと心の病気になる恐れも

喪失感を味わっている人が、そのまま前向きな気持ちにならずいつまでもふさぎこんでいると、そのうち病気になります。

それも、心の病です。

精神疾患、うつ病と言った現代病ではありますが、一度かかってしまうと、完治が難しいとされている病気です。

また、特効薬なども無く、外科的アプローチでは治すことができませんので、カウンセリングや投薬で気長に治療することになります。

そうなる前に、早めにカウンセリングを受けて悩みを緩和してもらうか、友達に相談して喪失感を共有してもらう、わかってもらう、話を聞いてもらうなどの対策をしたほうが良いでしょう。

心の病はとても厄介です。

今、心の病で多くの方が苦しんでいます。

逆に心の病で苦しんでいる方が、何か心が充実できるものを見つけた時、病が治ることがあります。

️喪失感を感じる15個の出来事

それでは、喪失感を感じる出来事について考察することにしましょう。

先程も申し上げましたが、喪失感を感じる度合いや、何がきっかけで喪失感を感じてしまうのかは人によります。

ですので、ここで挙げる15個についてだけでなく、もっとたくさんの喪失感へのきっかけはあります。

ここに挙げる15個については、よく考えられる「喪失感」ですので、一般的に皆さんが感じやすい喪失感であると言っていいでしょう。

選抜された15個の喪失感、どんなものがあるのかひとつずつ見て行くことにしましょう。

ファンだった芸能人が結婚した

ここ数年では、おそらくこの方が1番世の中の女性に喪失感を感じさせたと思われる事件がありましたよね。

そうです。

福山雅治さんです。

この現象は「ましゃロス」と呼ばれ、ちょっとした社会現象になりました。

福山さんは、男性アーティストの中でも「結婚したい男性ランキング」で常に上位をキープしていたアーティスト。

浮いた噂が無かったのですが、ある日突然女優の吹石一恵さんと結婚しました。

現在では、1児のパパでもあります。

好きな芸能人が独身であることが、ファンにとってはどこか安心して応援できるというか、ときめきを感じることができると言う部分があります。

ファンが既婚者であっても未婚であってもそれは関係ありません。

ところが、好きなアーティストがこのように結婚して誰か一人のものになってしまったと知ることで、喪失感がどっと押し寄せたのでしょう。

ショックのあまり会社を休んでしまった女性もいるほどです。

好きなアーティストが解散した

これも、最近ありました。

ジャニーズのSMAPが解散してしまったニュースです。

前々から噂はあり、一度解散が本格化されてSMAPのメンバーが自分たちの冠番組内で「お騒がせしてすみません。

これからもよろしくお願いします」と解散することを辞めたことを決めた報告をしました。

そこでファンはほっとしたのもつかのま、やはり上手く終結しなかったようで、結局解散の道をたどってしまいました。

これが、円満に解散すれば、今後またどこかで復活するかもしれないと、ファンにも希望が持てるのですが、SMAPの場合は決して円満にとはいかず、どこかけんか別れしてしまった雰囲気がありましたよね。

個別で応援していたファンももちろんいらっしゃるでしょうけれど、SMAPとして、グループのファンであったという方がたくさんいらっしゃいました。

そのような方たちにとっては大好きなグループが解散してしまうとなると、やはり喪失感を感じてしまいます。

このことは外国のファンにとっても大変大きなショックであったようで、世界的なニュースとなりました。

趣味のコレクションが捨てられた

これはもしかしたら男性に多いのではないでしょうか?よく奥様が旦那様の部屋を片付けていて、旦那さまが大切にコレクションしていた玩具を一気に捨てられてしまったということが、テレビでも紹介されていますよね。

女性にとって男性のコレクションについてはあまり興味が無く、理解できません。

男性も女性のコレクションするものにたいして理解できる方は少ないのではないでしょうか?

何度も片づけてと言っているのに一向に片づけないので、捨てたという状況では、旦那様も文句は言えません。

約束を守らなかったのですからね。

こういうとき女性は結構シビアで思い切りが良いものです。

大切にしていたコレクションを捨てられてしまった方は、もう戻ってこない、あの時きちんと片づけておけばよかったと後悔してももう遅いのです。

このような状況では、喪失感でいっぱいになります。

学校を卒業した

学校に通うことがとても楽しかった、生きがいだった方にとって卒業することは喪失感を感じる原因になります。

しかし、学校に対してそのような想いが抱けるということは、ある意味とても幸せな方だと思います。

多くの生徒さんは少なからず学校に嫌な思い出を抱いており、もう二度と学生生活には戻りたくないという方も大勢います。

素敵な思い出や素晴らしい友達に囲まれながら過ごせたことを誇りに思って欲しいと思います。

このような学生生活を送られた方はきっとその後もご自身が打ちこめる素晴らしい何かに出会えるはずです。

友達が引っ越してしまった

普段、毎日会っているわけもないけれどいつでも会える距離にいる友人が、引っ越しをしてしまった。

当たり前の日常が無くなってしまったら、大きな喪失感に見舞われます。

いつでも会えるということが、今後は会うのにとても苦労すると言う場合、だんだん疎遠になってしまいますよね。

他人の引っ越しにはさまざまな事情があり、いくら友人だからといってどうにかできる問題ではありません。

何もできないもどかしさがまた、喪失感を再度感じる原因にもなってしまいます。

恋人と別れた

恋人と別れる原因もいろいろです。

自分から別れを切り出した、相手から言われた、いずれにせよ恋愛を楽しんでいた方には、恋愛が終わると喪失感を感じます。

しかし、恋愛が原因の喪失感については、また新しい恋が始まればその喪失感は当然ですが無くなります。

喪失感をぬぐってくれるのは、穴のあいた心の隙間を再び埋めてくれることの存在です。

そういう意味では恋愛や恋人については、意外と早く隙間を埋めてくれる大切な存在が出現する人もいますし、今まで恋愛にだけ夢中になっていた方も、何か他の素敵なことと出会った場合はすぐに喪失感から抜け出せます。

ドラマや漫画が最終回を迎えた

これも最近よくある現象ですが、人気のある漫画やドラマが最終回を迎えることで、自分にとってのお楽しみが無くなってしまうことによる喪失感です。

こちらも、恋人と別れた時同様に、また新しい楽しみを比較的すぐに見つけることが可能です。

ドラマについても、スピンオフといってそのドラマの登場人物(主役でなく脇役が多い)を主人公とした外伝的なものの放映もありますし、漫画もまたお気に入りの漫画家の方が描かれた新作が面白かったら、喪失感から脱出できますよね。

このようなケースは、最初は大きな喪失感に見舞われますが、わりとすぐに回復できるケースが多いようです。

行きつけのお店が閉店した

これも、大変残念なできごとですよね。

行きつけのお店が、チェーン店であれば別の場所に行けば同じような味のものを食べることはできます。

しかし、個人経営でこだわりのお店であった場合、せっかく見つけたお気に入りの場所が無くなってしまうと、言い知れぬ喪失感があります。

行きつけの店と言うのは、そこで出される食事だけが目当てではなく、空間、店員、行きかう人々全てが総合して心の癒しになってくれていたわけです。

ですので、二つとして同じようなお店は無いわけで、そこが無くなって二度といけなくなると思うだけで、悲しくなります。

家族やペットが亡くなった

命あるものが亡くなった後の喪失感にたいしては、それを埋めてくれるものはおそらくありません。

代わりが無いからです。

ですので、家族やペット、友人が亡くなった時の喪失感はいつまでたっても、自分が生きている限り無くならないものだと考えて良いでしょう。

確かにある程度は時間が解決してくれる部分もありますが、完全にぬぐい去ることはできません。

折に触れて、生前のことを思い出しますし、今頃生きていたらどうだったかということを考えると、また改めて喪失感に襲われることになります。

大切な人やペットを亡くしたら、思い出になっていきますが喪失感が完全になくなることはありません。

【ペットロスについては、こちらの記事もチェック!】

部活を引退した

学生時代に、青春の全てをかけるものといえば部活です。

朝早くから夜遅くまで練習や試合、また作品を作ったりと部活に専念していた方は、とても充実していたと思います。

しかし、残念ながら「部活動」というのは、学生時代だけの特権でもあります。

もちろん、社会人になって会社に入社したとしても、そこで部活のような活動をする会社もあるにはありますが、学生時代のそれとは全く違います。

学生時代にそこまで打ち込めるものと出会ったということについては、とても幸福な時間を過ごせたと思いますが、卒業や就職と同時に部活を引退すると、そこに掛けていたものが無くなりますので、喪失感が押し寄せることになります。

また、まだ活躍している後輩の様子をみると、もう少しやりたかったなという思いもわき起こりますので、余計に喪失感を増大させることにもなります。

大きな仕事を完成させた

達成感と喪失感は、実は表裏一体です。

そこに、プラスの気持ちがあるかマイナスの気持ちになるかで違ってきますが、大きな仕事にたいして全身全霊で取り組めば取り組むほど、達成感は強くなります。

と同時に、もうこの仕事をすることはないのだと思うと、言い知れぬ喪失感に見舞われることでしょう。

ある大きな仕事を完成させると言うことは、自分一人で行うことももちろんありますが、たいていはチームを組んで、そのメンバー全員で完成させたと言うことでしょう。

となると、一旦そのチームも解散するわけです。

同じ会社に居て同じ部署にいれば会わなくなることはないでしょうけれど、また同じチームで仕事をするとは限りません。

このような場合には、やはり仕事を完成させたことで解散したチームへの喪失感も加わりますので、言って見れば二重の喪失感を感じるともいえますね。

定年退職した

これもよくある事例ですが、長年会社勤めをされていた方が定年を迎えて会社を退職したとたん、喪失感を感じて何もすることができず、毎日ぼーっとするというケースが多くみられます。

仕事人としてバリバリしていた人に限って、仕事が趣味であった部分も多いため、退職して家にいると何をしていいのかわからなくなるのです。

かといって、家族はいつもと変わらない生活をしているわけですから、誰かが定年退職をしたからといって家族も暇になるわけではないので、そう構ってもらうことができません。

みんな忙しくしているのですからね。

退職前に、辞めたらこんなことがしたい、旅行に行きたい、何かを習い始めたいという希望がある人はそう喪失感を感じることはありませんが、仕事一筋で会った人は、このような場合とても困ることになってしまいます。

離婚や別居をした

どれほど愛し合って結婚した夫婦であっても、所詮は他人です。

添い遂げられるご夫婦もいれば、残念ながら別居したり離婚したりなさる夫婦も大勢います。

今は特に、女性一人でも食べていける世の中ですので、女性側も離婚に対してそんなにマイナスのイメージを持つ人はいません。

むしろ、自由になれると積極的に離婚に応じるケースが多いようです。

ですので、離婚や別居をして喪失感を感じるのはどちらかといえば男性の方が多いのではないでしょうか?今まで自分がいなければダメだと思っていた妻が、離婚を機に何だかいきいきとしている、自分といた時よりも幸せそうだという姿を見てしまうと、一層寂しさが増して喪失感を味わってしまうのです。

飲み会のあとの余韻

飲み会がお好きな方、コンパがお好きな方にとっては、その会が終わってしまうと、少し喪失感に見舞われます。

その場が楽しければ楽しいほど喪失感は大きいものになります。

飲み会だけでなく、楽しみにしていた同窓会や、女子会、パーティなど前々から楽しみにしていて、なおかつその場もものすごく楽しかったと言う場合、終わって一人帰るときの寂しさや喪失感といったらありません。

また開催すればいいのでしょうけれど、例え同じメンバーであっても、同じように楽しくなるとは限りませんものね。

留学から帰ってきた

一大決心をして、世界に飛び出し留学してさまざまなことを学んだ方が、日本に帰国した後に喪失感を感じることはよくあります。

どうしても、海外に比べると土地も考え方も日本は狭いなと思ってしまうからです。

ですので、留学してとても充実した時期を過ごした方は、しばらくするとまた留学する方が多いようです。

もっと視野を広げたい、もっと心の充実を求めたいと言う方が多いのでしょう。

️喪失感を感じたらすぐに心のケアを

いかがでしたか?喪失感はさまざまなことが原因で起こってしまうようですね。

もしあなたが今少しでも喪失感を感じているのであれば、ほっておくのはよくありません。

心のケアが自分でできないのであれば、プロのカウンセラーに相談するなどして、すぐに心のケアをしてください。

喪失感をそのままにしておくと、心の病気になってしまうこともあります。

まぁ大丈夫だろうと軽く考えずに、しっかりと心のケアについて考えて下さいね。