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喪失感を感じる15個の出来事(続き7)

ですが、学生時代のそれとは全く違います。

学生時代にそこまで打ち込めるものと出会ったということについては、とても幸福な時間を過ごせたと思います。

でも、卒業や就職と同時に部活を引退すると、そこにかけていたものがなくなります。

そのため、喪失感が押し寄せることになります。

また、まだ活躍している後輩の様子をみると、もう少しやりたかったなという思いも沸き起こります。

余計に喪失感を増大させることにもなります。

大きな仕事を完成させた

達成感と喪失感は、実は表裏一体です。

そこに、プラスの気持ちがあるかマイナスの気持ちになるかで違ってきます。

大きな仕事にたいして全身全霊で取り組めば取り組むほど、達成感は強くなります。

と同時に、もうこの仕事をすることはないのだと思うと、言い知れぬ喪失感に見舞われることでしょう。

ある大きな仕事を完成させると言うことは、自分一人で行うことももちろんあります。

ですが、たいていはチームを組んで、そのメンバー全員で完成させたということでしょう。

となると、一旦そのチームも解散するわけです。

同じ会社にいて、同じ部署にいれば会わなくなることはないでしょう。

けれど、また同じチームで仕事をするとは限りません。

このような場合には、やはり仕事を完成させたことで解散したチームへの喪失感も加わります。

いってみれば二重の喪失感を感じるともいえますね。

定年退職した

これもよくある事例ですよね。

長年会社勤めをされていた方が定年を迎えて会社を退職します。

その途端に、喪失感を感じて何もすることができず、毎日ぼーっとするというケースが多くみられます。

仕事人としてバリバリしていた人に限って、仕事が趣味であった部分も多いのです。

そのため、退職して家にいると何をしていいのかわからなくなるのです。

かといって、家族はいつもと変わらない生活をしているわけです。

誰かが定年退職をしたからといって家族も暇になるわけではないので、そう構ってもらうことができません。

みんな忙しくしているのですからね。

退職前に、辞めたらこんなことがしたい、旅行に行きたい、何かを習い始めたいという希望がある人はそう喪失感を感じることはありません。

ですが、仕事一筋であった人は、このような場合とても困ることになってしまいます。

離婚や別居をした

どれほど愛し合って結婚した夫婦であっても、所詮は他人です。

添い遂げられるご夫婦もいれば、残念ながら別居したり離婚してしまう夫婦も大勢います。

今はとくに、女性一人でも食べていける世の中です。

女性側も離婚に対してそんなにマイナスのイメージを持つ人はいません。

むしろ、自由になれると積極的に離婚に応じるケースが多いようです。

ですので、離婚や別居をして喪失感を感じるのは、どちらかといえば男性の方が多いのではないでしょうか?

今まで自分がいなければダメだと思っていた妻が、離婚を機に何だかいきいきとしている。

自分といた時よりも幸せそうだという姿を見てしまうと、一層寂しさが増して喪失感を味わってしまうのです。

飲み会のあとの余韻

飲み会がお好きな方、コンパがお好きな方にとっては、その会が終わってしまうと、少し喪失感に見舞われます。