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喪失感を感じる15個の出来事(続き3)

喪失感は連鎖を生みだします。

ひとつ「だめだ」と思ってしまったら、これもだめ、あれもだめというようにどんどん深みに嵌っていってしまいます。

そしてその負のループから抜け出せなくなってしまいます。

もちろん何かのきっかけで急に浮上できることもあります。

ですが、それが見つかるまでは本人はとても苦しい時間を味わわなければなりません。

最初は特定のことに対して喪失感を味わい、それがきっかけで落ち込みやすくなります。

こうなるともはや何に対して落ち込んでいるのか自分でもわからなくなってしまいます。

涙がとまらない

喪失感を味わうと、とめどなく涙が止まらなくなります。

自分でも何故涙が出るのか何故涙が止まらないのか不思議なくらい、どんどん涙があふれて止まらないのです。

自宅で一人でいるときに、喪失感を味わい、涙が止まらないという状況になっても別におかしくないです。

誰に迷惑をかけるわけでもないので、存分に泣いた方が良いと思います。

しかし、喪失感を味わう状況が必ず自宅でとか、一人でいるときとは限りません。

外出先で、職場で急に喪失感を味わってしまった場合、いきなりしくしく泣き出したら周りは本当に驚きますよね?

でも、この時の涙ってどうしようもないのです。

もし、誰かがこのような状況になってしまっていたら、そっとしておくのが本当の優しさです。

やたらとどうしたの?とか、大丈夫?と言わないようにしてあげましょう。

放心・無気力状態

喪失感を味わうと、人はたいてい放心状態になり、無気力になります。

何もやる気が起きなくなるのです。

心の支えであったものを失うのですから当然です。

今までその心のよりどころのために一生懸命やってきたのです。

それが無くなってしまったら、何を生きがいにすればいいのかわからなくなるという感覚です。

ここから立ち直るには、やはりそれまでと同様に、自分が熱中できるものや心の支えになってくれるものを探さなければ喪失感はぬぐえません。

今まで全力を注いできたものの代わりを見つけるのはなかなか難しいことではあります。

でも、それしか方法はありません。

喪失感をぬぐってくれるような、素晴らしい何か、熱中できる何かと出会えると良いのですが。

ですので、普段から熱中できるものを一つに決めるのではなくいくつか持っておくと良いですね。

怒りが湧いてくる

喪失感を感じると、何故かやり場の無い怒りが沸いてくることがあります。

喪失感を感じることで生じる怒りは、誰が悪いのでもないので、余計に腹が立ってくるのです。

人は何かのせいにできたり、誰か主犯格がいたらそこに怒りをぶつければ良いので、それはそれでストレスは緩和されます。

しかし、言い知れぬ喪失感、虚脱感による怒りに関しては、どうしようもないのです。

そのうち自分で自分に腹が立ってくるのではないでしょうか。

怒りの矛先がみつからない、何に対して怒っているのか自分でもわからないと言う場合は、とてもストレスが溜まります。

それが怒りとなって自分に返って来るのです。

苦しくて辛い

自分の心が充実している時は、とても幸せで温かい気持ちでいられます。

人にも優しくできますし、毎日が楽しいですよね。

しかし、喪失感を感じてしまうとそれが一気に覆されてしまいます。