世に人間が多いと必ずやどこの組織にも一人や二人はいるのが利己主義の人間です。
周りの迷惑を顧みず、唯我独尊、周囲の状況には我関せずで自分の我を押し通していく事が出来る人。
では今回はそういった「利己主義」について徹底的にみていく事に致しましょう。
利己主義は周りが気付きますが意外と本人はそう思っていないことが多々あります。
自分がもし利己主義の人間と周りから見られていたら一大事。
利己主義について多角的にみていきましょうね。
そもそも利己主義とは
周囲の迷惑を顧みず、ひたすら己の道を突き進む「利己主義」の人。
それではそのような「利己主義」の人間とは一体どのような人間を指しているのか。
じっくりとみていきましょうね。
利己主義の意味
では利己主義について、その意味を見てまいりましょう。
自分の利益が最優先
利己主義の最大の特徴といえるのは「自分の利益が最優先」という事に尽きるでしょう。
利己主義という言い方が通用される世界は主に会社や何らかの組織体の中に置いてが最も多いでしょう。
家庭内のような小さな組織体においては利己主義というよりも「我がまま」という言い方の方が的を得ているのではないでしょうか。
つまり家族ではない人間の集まりにおいて、損得勘定で物事を考え、その損得勘定に必ず他者を含める事を考えず、己個人だけがその儲けや利益、幸せ感などを独占しようとする考えや言動。
これらをひっくるめて「利己主義」と言ったらいいでしょう。
当然ながらそこには他者への「思いやり」や「配慮」「気遣い」「心配り」「感謝」といった感情は生まれてきません。
全く持って厄介な存在の人、それが「利己主義」の人物と言えるでしょか。
他人や社会のことを考えない
利己主義の人は他人や社会の事を考えません。
考えるのは己自身の利益や楽をすること、得をすること、といった類の事ばかりです。
大体、世の中で個人が幸福感を得ようと思えば、社会がよくなっていかないと立ちゆきません。
その考えの一つに選挙という動きがあるでしょう。
私たちは選挙によって世の中を少しでも良くしてくれそうな政治家を選びます。
そしてその政治家に自分の願いを託します。
そのために投票日にはわざわざ時間を割いて投票所へ向かいます。
このほんのちょっとした労力を使うからこそ、社会づくりに皆が貢献しているのですが、利己主義の人にとったらそのような動きは全く頭にないようですね。
世の中の仕組みも住みやすさも誰かがやってくれる。
だから自分は関係ない。
投票に行くなどという時間を使うくらいなら別の自分の楽しみのために使っていた方がまし、という発想でしょう。
皆が作ったシステムの上に乗っかり、責任を果たすことなく義務を負わず権利だけを要求する。
利己主義の人の考え方は大よそこういった感じで構成されているのではないでしょうか?
自分の利益や快楽だけを考えること
利己主義の人は自分の利益や快楽だけを考えているという事は、もはや疑いようのない事実のようです。
誰かのために骨を折るとか、ボランティア活動に協力するとか、困った人に手助けをする、などといった人間関係を構築していくためのルールを全く履行しようとはしないようです。
「なんで私が得にもならないような事をしなければばらないの!」というのが基本的な発想。
だから周囲の人もそのような人間には自然と遠のいていってしまうでしょう。