チームや組織の運営のために一致団結する事を嫌います。
嫌いでもしぶしぶ、動いてくれていたらいいのですがそのうちボロが出てワガママ放題の行動を起こしてしまいます。
これが利己主義の人のワガママさです。
まあ、芸能界のアイドルたちはほとんど全てがワガママだといいます。
そうでなければやっていけない世界なのでしょう。
しかし一般社会に住む人達がそれをやってしまったらおしまいです。
ワガママもほどほどにしないと自分の首を絞める結果になってしまうでしょうね。
自由に生きている
利己主義な人の特徴の5つ目は「自由に生きている」です。
まあ、これもある程度は頷けますよね。
自分の利益を最優先に考えている利己主義の人が組織の規律に厳しく従って生きていく、という様はとてもイメージできません。
自由気ままに好きなように生きていく、というのが彼ら、彼女たちの生き様でしょう。
しかし、一体どうやったらそんなに人の事を気にせずに自由に生きていけるのでしょうか?子供の頃から気ばかり遣ってきていた私にしたら、まるで理解できません。
「自由に生きる」という表現だけみたら何ともカッコよく羨ましい生き方のようにも映りますが、その実態は組織に溶け込めず、ルールや規律に従う事が出来ない事を端的に表していますね。
でも利己主義の人は妙に自身を持っているのでそれでいいのでしょう。
重ね重ね、いい時代になったものです。
自由気ままに生きていても誰にも迷惑はかけませんからね。
それだけ今の時代、人と人のつながりが希薄になってしまい人間関係が危機的状況に陥ってきているからでしょうか?
そんな風になったら利己主義の人間がますます増殖されてしまうでしょうね。
迷惑をかける
利己主義な人の特徴の6つ目は「迷惑をかける」です。
一つ前の紹介では、「誰にも迷惑をかけずに…」という話をしたばかりでいきなり「迷惑をかける」ときてしまいました。
利己主義の人間の中にも色々な人間が入り乱れているとご理解してください。
人間の世界は種々雑多ですから。
一つのパターンの行動様式で説明がつくようなケースはほとんどないのです。
そういう意味合いでいけば、利己主義の人は自分の考えはどうであれ、傍から見たらやはり迷惑をかけている存在でしょう。
第一、相手の頼み事やお願い事をいい加減に聞いていたり、安請け合いだけやっておいて、土壇場になって平気で裏切りますからねえ。
それでいて当本人に全く罪の意識がありません。
自分は誰にも迷惑をかけていない、と胸を張って思っているところが、ある意味「凄い」とも思える程、利己主義の人の神経は一般人とはかけ離れています。
迷惑をかけられて傷つくのは通常の神経を持ち合わせている人たち。
だから利己主義の人は段々と孤独になっていくのでしょうね。
全ての矢印が自分に向いている
利己主義な人の特徴の7つ目は「全ての矢印が自分に向いている」です。
矢印とは、また妙な言い方ですが要は世の中の全てのいい事が全部、自分に向いている、という感じでしょう。
誠に都合のいい考え方です。
それでも利己主義の人が、ある程度奥ゆかしさがあって、人に迷惑をかけず秩序を保って生活しているのなら、この考え方は物凄くポジティブな考え方として周囲から感心されるものとなるでしょう。
人間、悪い事を考えていたら自律神経に働きにより本当に自身の生活において悪い事が起こってしまうものです。
だから、常に運が自分に向いてくるように考えられる事は非常に前を向いた生き方である、とも言えるのです。
しかし、事実はこうではありません。
利己主義の人は何も努力せずただ運が向こうからやって来てくれるものと思っているだけです。