これでは運の方がそっぽを向いてしまうのも頷けそうです。
運というものは、それ相応の努力を行うからこそやって来てくれるものなのですから。
人生において何の努力もせずに、全ての矢印が自分に向いてくる、なんてことはあり得ませんよ。
他人を利用する
利己主義な人の特徴の8つ目は「他人を利用する」です。
本当に癖が悪いと言ったらそれまでなのですが、利己主義の人は他者を奴隷か召使のように顎で使います。
それに対してのわだかまりもないですし、何かをやってもらった場合の相手に対する感謝の気持ちもまるでありません。
だから、本当に「凄い」と思ってしまうくらい癖が悪いのです。
そもそも他人を利用する、という行いは利用する人に悪意あると取られても仕方ないでしょう。
利用する側は相手がやってくれたことに対する報酬やご褒美の類は全くはなから与える気はないのですからね。
利用された側はただの働き損になるだけなのです。
だから利己主義の人間の周囲には人が集まってきません。
こんな仕打ちを平気でするのですからまともな人間が集まれるはずはありませんよね。
欲に忠実
利己主義な人の特徴の9つ目は「欲に忠実」という事です。
「欲に忠実」。
これほど利己主義の人間の特徴をハッキリ言い表した表現もないでしょうね。
彼らは本当に私利私欲に目がありません。
自分の物欲、金欲を満たすためなら留まる事のない欲望を発揮できます。
しかももう一つタチが悪いのは、彼らは自分で働いて稼いだお金で欲を解消しているのではない、という事です。
親から小遣いをせびったり、あるいは自分は働かずに同伴者やパートナーの収入を勝手に当て込んで自分の欲望を満たそうとばかりするのです。
本来、「欲」というものは人間が生産活動を行う上でモチベーションになるべき動機なのです。
1ヶ月に1回は外で豪華なものを食べたいとか、資金を貯めて趣味の一品を買いたい、といった欲望を果たさせてくれるのが本来の「欲」の存在価値なのです。
自分で働かずに欲に忠実なだけな人間がどうして周りから好かれるでしょう。
「欲」を満たすためには「労働」が必要だと教育されるべき時期がなかったのかもしれないでしょうね。
目先のことしか考えない
利己主義な人の特徴の10個目は「目先のことしか考えない」です。
ハッキリ申しまして、目先の事しか考えられない人間というのは組織では通用しないでしょう。
という事は一般社会では生き残れない人間という事になります。
彼ら彼女たちの居場所は外の世界にはない、という事が言えます。
物事をスマートに運ぼうと思ったなら、私たちは計画を立て実行しながら途中で立ち止まって遂行状況をチェックし、どうやったら最も効率的に達成できるか、考えるはずです。
こういった論理的な考え方を実践するから、私たちは難度の高い仕事も何とかさばけるようになっていくのです。
物事は目先の事だけ見ていては必ずや上手くいかなかったり、失敗するという事を体験しながら人は上達していくのです。
ところが利己主義の人は何回も同じ失敗を繰り返します。
そう、学習する気持ちが甚だないからです。
物事を深読みしません。
その根拠は「面倒くさい」という考え方が根本にあるからです。
いやはや、よくそんなものの考え方でこの世の中を生きているものだと、感心するしかありませんね。
直感的な考え方
利己主義な人の特徴の11個目は「直観的な考え方」が多いという事です。