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敬意を表すために目上の人に気を付け...(続き2)

会社では社員研修などもあり、イチから学ぶことができますが、実は日本における研修期間は世界でもまれに見る少なさなのです。

国によっては2年間タコ部屋に閉じ込められてみっちり研修を行うところもあり、日本の場合だと少ししただけで戦場に送り込まれる感じのような状況になっています。

しかし、日本人がそのことに気づいていないので、あまりこれは問題視されていません。

故に失礼にあたらない行為をするためにも本やアフター5後の講座などを利用することをおススメします。

マナーをしっかり学んでおこう


マナーを学ぶことは何も出世のためだけではありません。

自分自身の人間力を上げる行為にもなっています。

故に身につけておいても損はない物ですが、マナーにはここまでといった線引きがなく、どこまでできれば正解なのかがありません。

また、最近では上司がこんな部下を持っているとばれると恥ずかしいなどの言い文から無理やりマナーを仕込むなどといった行為もしており、マナーを身につけることの本当の意味がなっていない現場も多いです。

マナーは良く見せるためではなく、相手との意思疎通や場面によっての対応などでの変化をつけるために行うものであります。

決してよく見せるものではありません。

自分を良く見せたいがためにマナーを押し込んでいるといった雰囲気を出してしまえば、誰も学ぼうとはしません。

本当の意味でのマナーを教えないといけないと言うことが学ぶ以前に必要です。

また、日本でのマナー研修などに費やす時間が少ないこともあるので、なかなか完璧にマナーを身につけることが難しい状況ではあります。

最低限のマナーと言いますが、どこが最低限なのかは定かではありません。

意外と困った部分が多いのですが、あまり露呈されていないのも事実です。

ひとまず、本や講座などを参考に学び自分で身につけたいと思った部分まで学ぶことをおススメします。

️敬意を表すために気をつけることとは

ここまでは敬意を表すことで意味などをご紹介してきましたが、ここからは実践的な要素として敬意を表すために気をつけることをご紹介します。

敬意を表す時にご自身でも知らないうちにやってしまっているミスも多々あると思います。

しかし、それは仕方のないことです。

目上の人や先輩でもわかっていない人が多いのですから、ここでは話し方や態度、行動などを重点において説明します。

敬意を表すことは難しいことではありません。

日々の生活がしっかりしていればどなたでもできますので、ぜひ、参考にして実践してみましょう。

言葉遣い

これは目上の人でなくても重要です。

取引先や交渉する相手など様々な場面で言葉遣いは見られますよ。

特に最低限必要なのは、語尾に「です」「ます」などを使用して話すことで、これができないと話になりません。

また、出だしに「あの~」「その~」「えっと~」などの言い回しをつけることはかなり失礼な言い回しになります。

イロイロと言葉が多い日本語だけあって、いろんな言い回しがあり、失礼になってしまう危険性もあります。

また、日本語の大きくわけて3つの敬語あり、尊敬語、謙譲語、丁寧語であり、これを使いわけるのも難しいです。

次からはその3つの敬語に関して説明します。

尊敬語

相手への敬意を表す言葉としてよく使用されるのがこの尊敬語です。

相手の動作に対して高めるような言葉を使って相手を上にします。

要は話し手が相手を上にしているので目上の人に使用することが最も大切な言葉になっています。

よく間違いが多いのが「来る」という言葉の尊敬語で「先生が参られました」と言う人が多いですが、「参る」は「来る」の謙譲語であって、この場合だと相手を下にしてしまっています。

「来る」の尊敬語は「お越しになる」「いらっしゃる」などなので、間違わないようにしましょう。

まずは尊敬語と謙譲語の違いを理解しましょう。

謙譲語

謙譲語は話し手を下にして相手を上に上げる言葉であって、自分をへりくだったようにします。