ですがこの恥を捨てることによって、なし得ることというのもあります。
そして大人になっても、このような恥というものはあります。
ですがこの恥を捨てることによって、得られるものも多いのが事実です。
自分から教えてもらいにいく
知らないことを教えてもらいにいくとなると「そんなことも知らないの?」と言われてしまうような気がして、なんとなく聞きにくいとか、こっそりと調べたいと思ってしまうこともあるでしょう。
もちろん調べることも大切ではあるのですが、調べてもなかなかわからないことということも中にはあります。
そんな時に、自分から教えてもらいにいくことができることで、いろいろと勉強になることもあります。
「こんなことも知らないのか?」と馬鹿にされるのではというような恥を捨てて聞きに行くようにしましょう。
自分の非を認めて謝罪する
謝罪することは、何だか自分が悪者になった気がするとか、恥ずかしいという気持ちがするという人もいるのかもしれません。
ですが、自分の非を認めて、謝罪するという姿勢こそが大切であるとも言えます。
やはり間違ったことというのは人間ですので、生きていれば何かしらあります。
そんな時に素直に謝罪する気持ちがあれば、「この人は自分に誠実に向き合っているのだな」と思ってくれる可能性もあります。
一生懸命=ダサいは間違い
こちらは思春期によくあることですが、それを大人になっても引きずっている人がいます。
一生懸命であることをダサいと考えてしまうというところです。
確かに思春期の間は、そのような雰囲気があるのかもしれませんが、大人になると逆に一生懸命じゃないふりをするということがダサいということになります。
そして結果が伴わないと、さらにダサいと思われてしまうかもしれません。
ですので、そこの認識を改めるようにしましょう。
失敗しても何度も挑戦する
失敗して周りからもできない人と言われてしまうような気がして、なんとなくチャレンジしたくないと思ってしまうかもしれません。
ですが、かのエジソンも「失敗は成功の母」なんて言っていますよね。
失敗しても愚直に何度でもチャレンジするということを心がけるようにすれば、誠心誠意な姿勢に近づくと思いますよ。
広い視野
視野が狭くなると、色々と性格の偏りも出てきますし、情報の偏りも出てきます。
そんな時は一息ついたりして広い視野を持つようにしましょう。
誠心誠意な姿勢がないと・・・
誠心誠意な姿勢がないとどうなるのでしょうか?
人間関係がうまくいかない
人と人との間には、信頼関係が必要です。
この人には、ひどい目に合わされることはないだろう、と思うから一緒にいられるのです。
この人にはいつ、何時、何をされるかわからない、と思っていては楽しくもないし安心できません。
誠心誠意がない人は、一緒にいるとどことなく、不安感を人に持たせてしまうのです。
結果としてそういう人は人間関係がうまくいきません。
いつも好い人間関係に恵まれるという人は、運がいいだけではありません。
誠心誠意があるから、人が来るでしょうし、もし、寄ってきた人が自分にとってあまり好くないと思えば、離れる強さがあるので、いつも好い人間関係に恵まれるのです。
A子は、職場の人間関係がいつも、ある一定の時点で気まずくなったり、破たんするといって嘆いています。
でも、そばで見ていると、その理由は明らかです。
人を利用するのがとても上手なA子は、知らず知らずのうちに、ほとんど無意識的と言っていいほど、人をダシに使ったり、自分にとって都合のいいように人を動かしてしまうのです。
時には、利用した人から反撃されることもあります。