これも、結婚していて幸せな生活を送っている人にとっては、何ら問題の無い話題です。
しかし、バツイチの人や、30歳前後からそれ以降の未婚の人などには、タブーな話題になり易いのです。
もちろん、人によってはまったく気にしていない人もいて…筆者も37歳独身ですが、結婚経験について聞かれても、全く問題ありません。
ですが、離婚経験が恥ずかしいと思っていたり、隠しておきたいと思っている人。
また、結婚したくてもなかなか出来ない人、30歳過ぎて結婚に至らないことに焦りを感じている人などにとっては、結婚の有無は聞かれたくないことなのです。
中には、結婚のケの字も聞くのが嫌!と敏感になっている可能性もありますので、触れないほうが賢明です。
特に女性に結婚の有無を聞くのは、気になっていても、触れないほうがいいでしょう。
親しくなっていけば、自然と聞くタイミングが訪れたり、心を許して自分から、話してくれたりもするはずです。
距離感が近くないうちに聞く話ではありません。
筆者も、3年ほど付き合って、ようやく結婚の話題が出来るようになった女性がいます。
ネイルのお客様なのですが、年上で年齢はアラフィフ。
お客様だし年齢は関係ないので、年齢すらずっと聞いていませんでした。
年上であることは分かっていたものの、結婚の話はタブーな空気がありました。
だけど最近は、年齢も聞けるようになったし、結婚や恋愛の話題もバンバンします。
そうなるまでに、3年かかりましたね(笑)
今ではお客様のほうから、婚活事情や進行具合などを話してくれます。
3年かかったのには、会うのが月1回程度と少なかったこともありますが…恋愛や結婚の話題は、それだけ信頼関係を築いてからすべき話でもあるということです。
地雷を踏まないよう、くれぐれもご注意を!
3. 子供の有無
また、「子供の有無」も、触れてはいけない話題だったりします。
これも、子供がいる人にとっては、子供が出来ない人の気持ちが分かり辛く、地雷に触れやすいとも言えるでしょう。
結婚していても、子供がいない人はいます。
その理由には、様々なものが考えられます。
結婚のタイミングが遅く、高齢のため子供が出来辛い人。
女性側、もしくは男性側に子供が作れない事情がある人。
中には、子供は出来ていないのに、既にレスになっていたりする場合もあるでしょう。
結婚すれば、多くの人が子供を持つことをひとつの夢や目標として描いているはずです。
でも、事情があって出来なかったり、出来辛くて不妊治療を受けていたりする人もいます。
そういった人にとって、願っても授からない心の苦しみは、他人には想像も出来ないものです。
特に子供がいる人が、子供が出来ない人に子供の有無を聞くのは、気持ちを逆なでする事態にもなり兼ねません。
事情や状況は人それぞれであることをお忘れなく!
そして、抱えている気持ちは、傍から見ては分かり得ないものであることも、忘れてはなりません。
筆者の知り合いにも、なかなか子供が出来ずに不妊治療を受けている人がいます。
その不妊治療を受けていることを話してくれたのも、結婚後数年経ってからでした。
初めは誰にも話したくなかったと言っていましたし、不妊治療の辛さと向き合うのも、苦しいと言っています。
ようやく話してくれたのは、運命に任せようと思えたからだと言っていました。
人の状況や事情は、人それぞれです。
その時抱えている気持ちも、傍から見ては想像もつきません。
子供のことは、関係が浅いうちは特に、触れてはいけない地雷となりうるのです。