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友達の地雷を踏んだらどうなる?意味...(続き4)

聞く方にとっては、話題が無いから…気になるから…と、あまり深く考えずに聞くかもしれませんが、前の交際相手や配偶者との関係性が、受け止められないようなものだったらどうするのでしょう?

聞いておいて、「へ~」の一言で済ませるのか。

「それは辛かったね」と、うわべの同情をするのか。

どちらにしても、聞かれて話したほうは、嫌な気分にしかなりません。

思い出したくない過去を思い出させられて、さらに軽く流される…それって、とてもショックだし、何より失礼なことですよね。

恋愛や結婚にまつわる話は、総じて地雷になり易いものです。

話したかったり、聞いて欲しければ本人から話してくるもの。

わざわざ聞き出すものではないのです。

7. 体重やダイエットの話

そして「体重やダイエットの話」も、触れてはいけない話ですよね。

誰もが気にするところですから、これに関してはほとんどの人が、触れないほうが良い話題として認識しているのではないでしょうか。

特に女性には、体型の話題に触れるのはタブー。

スリムなら、体重などを聞かれても嫌な気はしないかもしれませんし、褒められればうれしいかもしれません。

だとしても、素直に喜べないのが世の中の風潮です。

「痩せてていいな~。体重どれくらいなの?」と聞かれて、素直に喜び答えたとしても…「ちょっとは謙遜しなよ。」とか「堂々と体重答えられる自信があっていいよね」と、皮肉に思われてしまうことだってありますよね。

ですので、痩せていて、地雷にはならなくとも答えに困るのが、体重やダイエットの話題なのです。

もちろん、太っていて体重を気にしている人などは、体重に触れられるのはもちろん、ダイエットの話題だって、プレッシャーに感じてしまうでしょう。

たとえ本人に向けて言っているのではなく、最近話題になっているダイエットの話をしただけだとしても、体重を気にしている人にとっては「私に言ってるの?太っているから痩せろって言いたいの?」と感じてしまうこともあるのです。

相手が太っていようと、痩せていようと、お金の話同様にタブー。

それが、体重やダイエットの話なのです。

8. 病気の話

また、「病気の話」も地雷となる場合があるため、触れないほうがいいでしょう。

病気も、本人がどう受け止めているか、病気に対してどう思っているかによって、触れられてどう感じるかは変わってきます。

また、本人以外に病気の家族にとっても、タブーな話題となっている場合もあるので、気軽に触れていい話ではありません。

とても繊細な話題なのです。

ただ、どうして病気の話が地雷になるのか…筆者としては、ちょっと疑問に思う所もあります。

病気は誰もが抱える可能性のあるもので、ある意味とても身近な話題です。

だけど一般的に、病気の話には触れないほうがいいとされています。

地雷になる話というのは、それがコンプレックスになっている場合が多く、病気がコンプレックスになるのかというと、一概には言えないですよね。

むしろタブーとされてしまうからこそ、本人も隠したいという意識が働く気がするし、聞く方も変に気を遣うという、妙な状況が生み出されているようにも感じてしまいます。

なぜタブーな話題のひとつとなったのか…それを考えてみると、ひとつの理由が思い浮かびます。

それは“偏見”です。

病気に対して人々が勝手に想像する偏見こそが、病気のことを言いづらく、聞きづらくさせているのではないでしょうか。

間違った理解、勝手な思い込みによって、病気の本質が理解されることなく、偏見の目で見られてしまう。

それが、病気本人や家族にとって、コンプレックスになってしまうのだと思います。

例えば、精神疾患などは、偏見の目で見られることが多く、抱える側にとってはコンプレックスになりやすいですよね。

最近では知られるようになった鬱も、「心の弱い人」と思われたり、「引き籠り」と思われたり…。

「社会不適合者」と思われて、一線を引かれてしまったりすることが多かったように思います。