胸は脂肪のかたまりですから、大きい人はいつのシーズンでも汗に悩まされてしまうようです。
これが夏場になると溜まったもんではないくらいの汗が流れてきます。
特に汗をかきやすいのは、胸の下のちょうどワイヤーが当たる部分や、谷間の部分のようです。
こまめに拭き取ることができれば良いでしょうが、学校に行っていたり仕事をしているとそうもいきません。
それでも汗をそのままにしておくと、汗疹ができたりかゆみの原因になってしまいます。
タオルをいつも持ち歩いて、トイレなどで拭いている人は多いようです。
それでも夏場は、汗拭きシートやタオルでは抑えきれないほど汗をかいてしまいます。
何度も着替えをしなければいけない、いつも着替えの用意をしていないといけないという方もいるようです。
14.走ると胸が揺れる
学校のマラソンの授業や、リレーなど走る競技が苦痛で仕方がなかった方もいるのではないでしょうか。
これはもちろん、男子がニヤニヤしながら見てくる視線が嫌で、走る時間が嫌いだったという方もいると思います。
でもそれだけでなくて、走った時に胸が上下にユサユサと揺れて、尋常ではない痛みを伴うからです。
これは胸の大きい人の中で、特にスポーツ活動をしている人にとっては本当につらい痛みなんです。
あまりに痛いから、胸を手で抑えながら走ったことがあるという方もいることでしょう。
大人になって方も、健康維持のためにジョギングやウォーキングを続けておられる方も多いことでしょう。
そんな時に胸の大きい方は特に、しっかりと胸をホールドしてくれるブラを選んで、着用することは大事です。
それはなぜかというと、いつも激しく揺らす動きをしていると、将来胸が垂れてしまうからなんです。
15.垂れるのが心配
胸は普通なら重みがあるので、下にダランと垂れてしまいそうなものです。
しかし、若い時は特に、上向きにツンとハリがある状態なのはなぜだと思いますか?
それは胸は「クーパー靭帯」と呼ばれるじん帯で上に持ち上げられる状態で引っ張られているからなんです。
しかし、このじん帯は刺激を与えることで切れてしまう事があります。
それはたとえば、走って上下に胸がユサユサと揺れたりする時に起こります。
困ったことに、このクーパー靭帯はいったん切れてしまったものは元に戻らないんですね。
ということは、じん帯がほとんど切れてしまったらどうなるか…
そうです、下にダランと垂れてしまうんです。
胸が小さい大きいに関わりなく、このじん帯が切れないようにホールドしたり、きちんとしたブラを着用することはまず大切なことです。
しかしそうでなくても胸が大きい人は特に、脂肪の量が多くて人より重いので垂れやすいです。
垂れたら目立つ心配もあるので、歳を重ねていった時の不安があるようです。
16.ブラトップが着れない
「ブラトップ」、さまざまなメーカーで発売されると同時に爆発的に売れて、多くの女性からの人気を集めていますよね。
ブラトップとは、キャミソールやタンクトップの内側の部分に、ブラジャーの機能がセットされている下着のことです。
女性にとって、ブラを付けた時の圧迫感や締め付け、ワイヤーの食い込みは、長時間付けてるとすごくしんどいですよね。
でもこのブラトップは、肩ひもが食い込むこともないし、ワイヤーの締め付けや圧迫感もないし、夏場の蒸れも無いしで、とにかく着け心地が良いと多くの女性に大評判です。
そんな人気のブラトップも、胸の大きい人にとっては気軽に着用できないんですね。
普通のブラと違って、やはりホールド力やサポート力が弱いんです。
大きい胸を支えきれずにダランと垂れさがってしまうようです。
特にピッタリした服などを着ると、胸が下に下がってしまっているのがハッキリ分かってしまいます。
胸が大きい人は、ブラトップを着れないというのも悩みのようですよ。