ただ、人間というのは生きる上での目標を失ってしまったら、一種の「廃人」とも思われかねないくらい自堕落になってしまいます。
出来る事なら、何とかして、再び夢を持ってもらいたいものです。
10.人に迷惑がかかることが楽しい
全ての遊び人がそうとは言い切れませんが、心がかなり荒んでしまっている人が多いのは事実でしょう。
それは、自らが遊び人になっていった動機にあるのかもしれません。
裏切り、いじめ、虐待。
自身が過去に言いようもないくらい酷い仕打ちを受けてきてしまった反動によるところが、今現在の人間性を完成させてしまったのかもしれません。
よって他者が不幸に見舞われることが、自身にとってこのうえない喜びになるのかも分かりません。
ただ、こういった心の持ちようは不幸な事です。
心からそうなってしまった遊び人は、更生する道が限りなく少なくなってしまう事でしょう。
しかし、全ての遊び人がそうだとは思いたくありませんね。
中には自身の哲学だけはしっかり残っていて、人に迷惑をかけないようにして生きている遊び人もいることを願います。
遊び人とて一人の人間です。
心まで堕落して欲しくはないものです。
11.付き合う女性が次々と変わる
遊び人は付き合う女性を次から次へと変えていきます。
まあ、それは遊び人の宿命ともいえる事でしょう。
まず、自分の事が相手に遊び人だとばれてしまったら、その時点で相手は去っていきます。
遊び人にとって女性は貴重な収入源です。
なので、一人去ったら次の人。
また去っていったら別の女、という感じで次からつぎへと女性を変えていきます。
ただ、遊び人にも管理できる女性の数に限界はあります。
一度に十人も二十人も掴んでしまったら、収入源は潤うでしょうが自分の素性がすぐにバレてしまうでしょう。
なので、自身が管理しやすい人数に制限して付き合っていることになりますね。
一般の男性から見たら羨ましい、と思いますか?
でも、例えば5人の女性と付きってみたら、よく分かりますよ。
大変ですよ。
5人もいたら。
1人の女性でも満足させることに四苦八苦している男性が、5人もの女性をそれぞれ満足させようとしたら。
一日二十四時間ではとても時間が足りなくなるでしょう。
まあ、私たちがそこまで心配してあげなくても、遊び人たちはしっかりと自己管理を行っていますけれどもね。
12.服装が派手
遊び人の服装は、どうしても派手目になっていきます。
これも致し方ない事情からによります。
まず、遊び人の人たちが、陽の明るい昼間に活動することはありません。
ほとんどの人が自室で眠っているでしょう。
そして夕方ごろになってきたら彼らの活動タイムです。
夜の街へ駆け出していきます。
夜の繁華街で地味目なもっさい恰好をした「自称・遊び人」を見かけたことってありますか?
そう、派手な服装こそが彼らのユニフォームであり、自らをアピールする格好の姿になるのです。