貧困は子供の発育過程において必要な両親との接触時間を大幅にカットします。
そして、もしどちらかの親がいない片親状態だったら、尚更、子供は幼少期の最も親からの愛情を必要とする時期にそれを知らずに育ってしまう事になります。
また、父親が働かない飲んだくれのどうしようもない存在であった場合も同様です。
「こんな大人にはならないようにしよう!」と反面教師にしてくれたらいいのですが、そうならない場合もあります。
家庭環境下における親からの教育の有無が大きな原因であることは間違いないことでしょう。
2.周囲の友達の悪影響を受けて流された
家庭環境とも絡んでしまう問題です。
子供の頃の親友というのは、自分の家がどんな環境に立地しているかが大切です。
家の周囲がもろに繁華街の近くだったら、自ずとそういったところに出入りする機会が増えてしまうでしょう。
しかし、親からきちんと付き合っていい友達の線引きをされていたら、子供はその言いつけをキチッと守るものです。
結局、小学校時代から思春期に至る時期に親との確執が生まれると、いくら親が言ったことも子供は反抗してしまいます。
親の気を引こうとしたり、親への露骨な反抗の態度を示すためにわざとそういった遊び人グループの仲間になっていくからでしょう。
一旦、そういったグループに入ってしまったら染まるのは簡単です。
子供のうちは自分に影響を与えてくれる師や仲間が必要です。
その仲間から除け者にされたくないので必死になって仲良くしようとします。
遊び人の下地はこの時期にできあ上がると思ってよさそうですね。
3.自分のことを客観的に見たり考えたりできない
遊び人が自分の事を客観的にみたり、物事をそう考えられないのは、仕方がない事です。
他者の事を労わり、感謝の気持ちを持つことを親から教わらなかったら身に着くはずがありません。
心の教育は親が子に対して行ってやらなければならない一種の義務なのです。
これが正しい形で行われなかった場合、残念ながらその子は社会に出てから一人前の扱いを受けないし仲間とも認めてもらえないでしょう。
つまり距離を置かれる存在にされるわけです。
ただこれも、親の教育の責任が重大です。
このようなケースは、その家庭はむしろ経済的に裕福な場合が考えられます。
親は勘違いして、何でも子供に買い与えます。
子供に小さい頃から課題を与えてそれを達成する努力の芽を自ら摘み取ったのです。
自業自得というやつなのです。
ある意味、子供は被害者だったかもわかりませんね。
本当に遊び人かを確認する方法
それではここからは、あなたが気にいってしまった人が、果たして遊び人なのかどうなのか、判断しづらい場合の確認方法を7つ、見ていくことに致しましょう。
1.友人や親に会わせてくれるか
遊び人かどうかの区別の最初のポイントは、その人の親しい友人や親に会わせてくれるかどうかです。
遊び人の家庭環境は複雑です。
早い段階で家を飛び出して一人暮らしをしているケースも多いでしょう。
勿論、親とは断絶状態です。
仮にあなたがフィアンセ同様の扱いを受けていたとしても、何だかんだと言い訳をつけて親と会わせる機会をうやむやにするでしょう。
また友人の場合も同様です。
元々遊び人に同性の友人などいません。
いたとしても同じ穴の狢的な存在の人くらいでしょう。
会わせてしまえば自分が遊び人だということがたちどころにバレてしまいます。