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腹黒いの意味は?そうならないための...(続き2)

表面は優しそうだったり、いい人そうに見せておいて、本当は悪意を持っているという非常に恐ろしい人です。

陰険とは、明確な意識を持って意地悪をする意味合いがあります。

たまたまそうなったとか、人からそそのかされて意地悪をしたというのではなく、本人の意思に基づいて行なっていることになります。

しかも、その悪意を悟られないように、表面を取り繕うので、より悪意の深さを感じます。

その巧妙さから計算高さも感じます。

本心を隠すためには、周りの目を欺いたり、そうと悟られないように立ち振る舞う必要があるので、腹黒い人は、悪賢い人とも言えます。

腹(心)で良からぬ事を考えている

腹黒いの類語には、「邪悪」「あくどい」などがあげられているように、腹黒い人が心の中で考えていることは、人を傷つけたり、自分の利益を追求するような悪巧みです。

人当たりが良く、嫌なことを言わない人でも、心の中では良からぬことを画策しているのです。

さらに、腹黒いという言葉には「根性が汚い」「性根が腐った」など、人としての品性が低いという意味合いも含まれています。

そもそも黒色(ブラック)から連想される言葉もネガティブなものが多いですよね。

黒星、ブラックマネー、ブラック企業、ブラックマーケットなど、非合法のやり方や物事、勝敗における負け、不法な手段で得たお金、などを黒い色を使って表現します。

これらの言葉からも黒色には、表には出せない悪いこと、一般常識では受け入れがたいこと、人によくない影響を及ばすことなどを表すことがわかります。

ですから腹黒い人とは、表をどう取りつくろおとも、本性は悪い人であることが理解できます。

あなたは当てはまる?腹黒い人の特徴

腹黒い人の意味を考えると、”絶対にそんな風な人にはなりたくない”、もしくは”人にそう思われたくない”と強く感じます。

そして、本当に自分は大丈夫か心配になるかもしれません。

まあ、”自分は平気かな?”と謙虚に思う人は、まず人から腹黒いと思われていることはないとは思います。

ですが、この際なので、腹黒い人の特徴をじっくり考えて、自分にそんな要素がないか自己分析してみましょう。

本心と違う事を言う

腹黒い人が大事にしているのは、同意と共感です。

ですから、自分の考えをストレートに伝えるようなことはしません。

特に、意見が違う人の前で、その人に対して直接否定的なことを言ったり、自分の主張を押し付けるようなことは絶対にしません。

むしろ、人の感情を敏感に読み取り、その人が感情を害さないように、かつ自分の利益のために動くように先回りして行動します。

ですから、本心とは違うことでも、あたかも本当にそう思っているようにうなづいたり、同意したりするのです。

誰でも、自分を否定されると嫌な気持ちになるので、批判的な人に対して悪感情を持ちますよね。

一方、同意してくれる人に対しては、親近感を感じたり、信頼感さえ覚えるかもしれません。

そうです。

腹黒い人は、一見すると良い人に感じることもあるのです。

しかし、本当に良い人は、心の底からその人の幸せを願っています。

それに対し、腹黒い人は、自分が嫌われないように、もしくは自分の想い通りに物事を運ぶということを願ってい本心を隠して、相手が気にいるような態度をとります。

プライベートを話そうとしない

自分の本性や、自分自身について人に知られることを望まなければ、自然とプライベートの話はしなくなるでしょう。

裏表のない人は、プライベートをオープンにしても、裏がないので問題ありません。

人に知られたくないようなことがある人ほど、本当の自分については隠そうとします。

職場の同僚や友達とは、ある一定のラインまでしか共有しないというポリシーを持っている人も多いです。

ですが、あまりにプライベートを隠す人だと、実際はどんな人なのか不安になることもありますよね。

自分を美化したがる

腹黒い人は、「良い人に思われたい」という願いが強いので、自分の嫌な部分や、苦手なところは見せないようにします。

そして、得意なところや長所を全面的に押し出すようにします。