悪感情に変わらないように、接点を少なくするなど、その人と距離をとることもできます。
自分自身も悪いところがあることを思い出すことも助けになるでしょう。
自分も誰かにとっては、我慢ならないほど嫌なことをしているかもしれない、自分も大目に見て欲しいならその人に対しても同じ見方をしようと考えるのです。
これは簡単なことではありません。
ですが、自分が他人にどう接するかによって、自分も同じように人から扱われることを覚えておくなら、他人に期待しすぎたり、短所に注目しない助けになるでしょう。
6、自慢話はしない
腹黒い人は、自分の評価を上げるために、良い人アピールや、自慢話しをするかもしれません。
ですが、それによって賢い人の心を掴むことはできません。
あなたは自慢話をする人のことをどう思われますか?
そう自分に問いかけるだけで、いかに自慢話が本人の評判を下げてしまうかがわかりますよね?
自慢話をする人は、他人に感銘を与えたり、自分の評価を上げるために、いかに自分ができる人間か、過去にどんな功績を上げてきたかを朗々と話します。
巧妙な場合は、控えめに見せながらも少し自慢を混ぜ込んだり、他人を少しけなすようにして自分を高める方法を用いるかもしれません。
何れにしても、自慢は自慢で、他人に良い印象は与えません。
むしろ、本当に他人にすごいと思われる人は、自分のことはあまり話しません。
人からの評価で物事を判断したり、他人からすごいと思われたいという欲がないからです。
自慢をしたくなる時もあるかもしれません。
そこはグッとこらえて、自分の口ではなく、人の口から褒め言葉を語ってもらえるように自分磨きに励むようにしましょう。
評価して欲しいなら行動する
口だけの人は信用できませんが、すぐにそして確実に行動する人は評価されます。
会社で評価の高い人の共通点を考えて見てください。
与えられた仕事を、すぐに実行する人ではないでしょうか?
「任せてください」仕事を引き受けたとしても、納期に間に合わせなかったり、「なんでもやります」と言っておきながら、頼んだことを後回しにしている人は口ばかりだと信用されなくなります。
むしろ「わかりました」とだけ言って、引き受けた仕事をすぐに処理したり、納期までにきちんとやり遂げる人は、仕事をきちんとやる、責任感のある人として評価されるようになります。
ですから、人からそのように見られたいなら、実際に行動によって信頼に値することを示す必要があるのです。
言葉でどんなに自分が信頼できるかを語るより、実際に一つの行動で示した方が説得力がグッと上がります。
腹黒い人は他人の心をボロボロにしていく
どんな社会でも人と人が支え合って成り立っています。
どんなに世の中が変わっても、人が暖かく感じたり、愛情をもったり、信頼したりする人としての本質は変わりません。
損得勘定で動いたり、人を自分の都合だけで動かしたり、目的を遂げるために嘘をつくという腹黒い行動は人をとても傷つけます。
自分の人間性も奪っていってしまいます。
ですから、今日考えたような、腹黒い人にならない注意点を復習して、自分自信を好きになれるような生き方をするようにしましょう。