嫌なことがあるから泣いているのです。
その気持ちは当事者にしか分かりませんからね。
落ち込む
嫌なことがあった後は落ち込んでしまうこともあります。
この「落ち込む」も他の特徴とのミックスで現れる事が多いでしょう。
つまり「悲しくなる」→「涙が出る」→「落ち込む」という順番です。
ただ先に出た「悲しみ」や「涙」はある一定の時間が経てば自然消滅する可能性が大いにありますが、この「落ち込む」という感情はそう簡単には消えてくれません。
むしろその症状が長期化してあなたを悩ませる元凶になってしまうかも分からないのです。
嫌なことが起こるとまず感情の起伏が起こり、自分ではどうしようもコントロールできない感情の爆発に惑わされるでしょう。
その後、もう立ち直った、と思った頃合いに襲ってくるのがこの「落ち込み」なのかもしれません。
ただ、人間は落ち込みやすい人とそうでない人がいます。
嫌なことを引きずってしまいやすいタイプとそうでないタイプですね。
物事をそんなに気にせずに気持ちを引きずらない人ならば、落ち込む事も少なそうなので割合、立ち直りは早いでしょう。
しかし、物事を引きずるタイプの人は一旦引きずってしまうと、なかなか落ち込み地獄から脱出できなくなるので始末が悪いのです。
「落ち込みやすい」は嫌なことが起こった後の迷惑な後遺症のベスト3に入りそうなものになるでしょうね。
悩みがちになる
嫌なことが起こった後、悩みがちになるという人は多いですよね。
この悩みがちになるというのは、その時の嫌なことの中身によって大きく左右されるでしょう。
一般的に悩みというのは自身のコンプレックスに関わってくる事が多いかも分かりません。
その人の仲の良い友人にも言えないくらいのコンプレックスを誰かにいじられたり中傷されたりしたら、それはショックを受け、悩みはより深くなってしまうでしょう。
本来ならば悩むべき問題でもないはずのものを大衆の面前で公にされてしまうのですから、悩みもそう簡単には消えてくれません。
そういった意味では「落ち込む」と同じくらい長期化する可能性があります。
ただ悩みというものは時間の経過とともに段々、風化され小さくなっていくものでもあります。
それはあなた自身の成長も大きく寄与してくれています。
「笑いたければ笑え」くらいの踏ん切りをどこかのタイミングで掴める時が来るでしょう。
ただそれまでは悩みがちな生活を続ける覚悟もいるでしょう。
後悔する
嫌なことが起こった後、後悔するというケースもあります。
「ああ、何故あの時、ここを通らずに違う道を通っていなかったんだろう?」この嫌なことの当事者は私です。
その嫌なことの中身は、道を歩いていて前を歩く歩行者とぶつかる事です。
こんな経験はそうそう何度もやるものではありませんので、やってしまった後は必ずや後悔の念が自分を襲います。
「何故、もう少し相手の歩行を予測してよけて歩けなかったんだろう?」という思いです。
時間というものは巻き戻せません。
だから起こってしまった過去の事態は今更どうしようもありません。
あるのは「やってしまった」という後悔だけです。
この事態が交通事故のようなもっと程度の大きいものになったら更に後悔の念は深く大きくなってしまうでしょう。