また、羨ましいと思っていてもその人は自分とは違う人間ですし、異なる人生を歩んでいるのですから、幾ら考えていてもその人と同じようにはなれませんよね。
あくまで他人は他人で、自分は自分と割り切ってしまいましょう。
他人と比べる事に時間を費やしていても、結局生まれてくるのは嫉妬や劣等感だけです。
他にも、芸能人など華やかな世界で活躍している人や、スポーツ選手なども自分と比べる対象となる事があるかと思いますが、そのような人たちも自分と同じ人間である事には変わりありません。
もしかしたら、知らないところでは意外な事で悩んでいたり、想像を絶するような苦労をしているのかも知れません。
そのように考えるようになれれば、どんな人であっても、いちいち自分と比べるような事も無くなるでしょう。
それに、案外自分の事を陰で誰かが羨ましいと思っている人だっているかも知れないのです。
7.練習や訓練をして実力をつける
自分に自信がついたと実感できる時と言えば、やっぱり日々の努力を肌身で感じられると気ですよね。
例えば、勉強やスポーツ、仕事などで現在目標に向かって何か取り組んでいるという人は、成功に至るまでの練習や訓練をして一歩一歩実力をつけていくのが良いでしょう。
誰かに褒められずとも、実力がついたと実感できるのはとても達成感がありますし、また次も頑張ろうというモチベーションにも繋がります。
そして、何より自分でも気づかない内に、最初は不安だった事も着実に自信がついているというのは大きな成長です。
現在、特別何かに挑戦していないという人でも、自分に足りない知識について学んでみたり、苦手な事を探してみるのはいかがでしょうか。
そのような事も、日々の練習や訓練によって克服できるようになれば、きっと以前よりも自信がついたと感じられるはずですよ。
8.自信がない原因を見つける
そもそも、自分に自信が持てなくなってしまった原因とは何なのでしょうか。
それはつい最近の事だったでしょうか。
色々と今までの事を振り返ってみると、少なくともまだ幼い頃には今のように自信が持てないと感じた事は無かったのではないでしょうか。
そうであれば、これまでの人生の経験の中で、何かしらの原因があったはずですよね。
例えば、元々自分が得意としていた勉強が、他の優秀な生徒の存在を知った事によって挫折を味わってしまったり、恋人から突然傷つくような一言を言われてしまったなど、誰にでも何かしら自信を持てなくなってしまうきっかけとなるような経験があったのではないでしょうか。
そして、現在もまだそのような過去の経験を引きずってしまっている人は、世の中には数多く存在しています。
これを機に、もう一度過去の自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
この先もずっと自信が持てなくなってしまった原因を放って置いてしまっては、なかなか自信を取り戻すのは難しいかも知れませんよ。
原因を解消するための目標を作る
もし、自信が持てなくなってしまった原因を突き止める事ができたのであれば、今度はその原因を解消する為の対処が必要となります。
自分にとって、苦い思い出となっている為、あまり思い出したくないとは思いますが、これも自信をつける為と思ってしっかりと受け止めるようにしましょう。
例えばその原因が、自分でこれから目標となれるのであれば、克服できるよう挑戦してみましょう。
勿論、始めの内は最初の一歩がなかなか踏み出しにくいとは思いますが、無理をする必要はありません。
上の記事でもご紹介したように、一度の挑戦で目標を達成できなくても良いのです。
大事なのは、自分で目標を立てようと思った気持ちと、その目標に挑戦したという一歩です。
今まではそれさえもできなかった事も、今ではしっかりと過去の自分と向き合う事ができた証拠です。
他人が見ている訳でもありませんし、自分のペースで少しずつこなしていけば良いのです。
9.自分を褒めてあげる
自信を持てない人の多くは、自己評価が低いという傾向があります。
他人と自分を比べては、自分のダメなところばかりが気になってしまう人も多いのではないでしょうか。
そのような事を日々繰り返していは、とても自信などつけられそうもありませんよね。
しかしながら、本当にその自己評価というものは全て正しいものなのでしょうか。
恐らく大半は自分自身のネガティブな思い込みによるものだったりするものです。
もし、そうなのであれば、反対に自分を褒めてあげるようにしましょう。
自信が持てない人は他人の言動を一方的な解釈をしてしまいがちです。