なので、どういうアドバイスをした方が良いかと考えるよりもまずはじっくり誠意を持って相手の話を聞くことが大切です。
アドバイスも話しを聞かないと引き出せないのがほとんどなので、相談を受ける前からアドバイスについて考えるよりは、その場で話をじっくり聞いて、思いついたことを相手に伝えるのがべストです。
話を聞いていただいた後の相手は気分は、話す前よりも良くなっているので、聞く耳を持っているので、冷静になってアドバイスを聞きいれてくれますよ。
また、聞いて思いつくと言うことがその場であなたが判断した最も新しい考えでもありますので、相手にも響きます。
あらかじめ用意したようなアドバイスでは、相手に響くのは難しいです。
まずは相手の話を誠意を持って聞くことが大切です。
2.その人の今後を左右する大事な役割とわきまえよう
相手によってはあなたに相談したことをきっかけに人生が変わったと言う方もいるかもしれません。
相談は相手の人生を左右をする大事な役割を持っています。
こう言ってしまうと、プレッシャーになってしまうかもしれませんが、そう重く考えず、相手の人生をどうするかは相手次第なので、あなたと相談したことが人生の判断材料になると言うことです。
どうするかは相手次第です。
仮に相談後の「あなたのせいでこうなった」と言ってくるようでしたら、相手はその程度の人間だったということです。
相手にアドバイスを求めていたのではなく、あなたを言い訳材料にしたかっただけです。
相談に乗る場合は、ご自身のアドバイスなどはあくまで判断材料であって、言い訳材料にならないようにしましょう。
アドバイスによって相手がハッピーになったら嬉しいと思うのは必然ですが、行きすぎると自分のアドバイスは絶対だと言う感じになってしまい、言い訳材料になってしまう危険性がありますので注意しましょう。
3.感情的になって話さないこと
相談の際に相手が感情的になって話してくる場合があります。
このときにあなたも勢いにのって感情的になってしまうケースがあるかもしれませんが、これは良くありません。
感情的になっては、アドバイスどころか、愚痴りあいになってしまう危険性があるので、感情的になるのは辞めましょう。
あなたの役目はまずは話をじっくり聞くことです。
相手の話に合わせて、乗ってしまい感情的になってしまっては相談になりません。
相談してくる相手は感情的になっても仕方ありませんが、あなたは感情を抑えていきましょう。
ロボットのような感じでの対応になってしまうのではと思われる方もいるかもしれませんが、まずは相手のはけ口になることが大切です。
愚痴り合いをしたいわけではなく、相談に乗っているのです。
そこを忘れてはいけません。
4.相手の感情に寄りそうように心がけよう
相談に乗っていると「それは違う」「君が悪い」などと言ってしまうケースもありますが、これはたとえ相手の言い分を聞いて、痛いけない部分があったとしても指摘をしてはいけません。
その時の相手はそう言う部分を指摘されるとさらに感情的になってしまい、相談どころではなくなります。
こういう時に大切なのは、相手に寄り添うことです。
おそらく相手は自分の非を十分にわかっています。
わかってはいるが納得できないでいるので、悩んで相談している可能性があります。
そんな状態の人に否定的な言葉さらに追い打ちをかけるものです。
ここはまず相手の言い分をすべて聞いたうえで一旦は肯定的に受け止めてから、徐々に指摘していきましょう。
やり方的には「そうそう私もそう思う」的な感じで受け入れるような言葉を使うと相手は聞く耳を持ちますよ。
まずは寄り添い受け止めることが大切です。
5.思いやりのあるアドバイスをしよう
相談を受ける人のほとんどがどのようなアドバイスをしたら良いかと悩むはずです。
しかし、いかに内容が良いアドバイスでも言い方や口調によっては、相手に響かないこともあります。
要は、内容はそんなに重要ではないのです。
あなたがどれだけ相手を思っているかが大事になってきます。