どんなに内容が良くても相手のことを考えずに表面だけで話していては相手にもばれてしまい、余計に状況を悪化させてしまう危険性があります。
アドバイスの内容よりもいかに相手のことを思うかが大切になってきますので、アドバイスはどうしたらよいと考えるよりも、いかに相手の気持ちを拾えるかが大切になってきます。
思いやりを持って接してアドバイスをできるように心がけましょう。
ここでひとまず、思いやりのあるアドバイスの仕方を説明します。
傷つけないよう優しく
アドバイスを相手に投げかける時に強気な口調で言う方がいらっしゃいますが、逆効果です。
強気な口調で言われると、命令のような感じがして相手に良い印象を与えません。
相談してくる相手は、強気な人を見ると嫌な気分になります。
相手が求めていることは自分の意見に同調してくれる人や優しく包み込んでくれる人です。
絶対こうした方が良いと強気にあたかも自分の意見が正しいと言わんばかりにアドバイスをされる方がいますが、これはよくありません。
相手が求めているのは強気なアドバイスではございません。
自分に味方をしてくれる存在であり、寄り添ってくれるパートナーを探しているのです。
故にアドバイスの内容は二の次です。
話を聞いて思ったことは、強気な口調で言うのは辞めて、優しい口調で相手に言うようにしましょう。
相手の考えが間違えている時はしっかり指摘しよう
相手の言い分を聞いて考えなどに間違いが生じている時はしっかりと伝える必要がありますが、この時にストレートに間違いを指摘すると相手は不快に思ってしまう危険性があります。
指摘するにも方法があり、まずは相手の話を聞き、受け止めて、相手に聞く耳を持たせるようにするのが大切です。
いきなり否定されては、相手の気分は下がり、余計に落ち込む危険性があります。
まずは、相手を肯定的に受け止めて、自分は君の味方だと言うことを認識させるようにしましょう。
味方だと思っていただければ、相手も聞く耳を持つので、間違いを指摘してもスポンジのようにあっさり受け止める可能性が高いです。
間違いをしっかり指摘するには突発的ではなく、相手に安心感などを与えることが先決です。
6.相手が女性の場合は共感を示しながら聞こう
相談相手が女性の場合は、男性の時より注意が必要です。
女性は繊細なので、些細な言葉1つで感情の揺れ動きが激しいのです。
男性以上に同調することが必要になってきます。
女性は特にアドバイスよりは共感してくれる仲間を求める傾向が高いので、ここはまず、話を誠意を持ってじっくり聞き、同調するようにして、共感を持っていることを現すようにしましょう。
そうすれば聞く耳を持ちますよ。
もしくは、共感だけを求めている可能性もありますので、アドバイスを伝える前に相談が終わってしまう場合もありますので、変にしっかりしたアドバイスを伝えようと考えることは辞めましょう。
じっくり話を聞いて、納得し、同調することが大切です。
ただ、必要な注意としては共感するあまり感情的になってしまわないことです。
感情的になってしまうと愚痴り合いになってしまう危険性があり、ただのストレス解消の道具になってしまいますので、感情的にはならず坦々と共感していくことが大切です。
相談を受ける人の特徴
ここまでは相談を受けた際の対策方法などを説明してきました。
ほとんどの人が相談がきたらアドバイスを返さないといけないと思っていた方が多いと思いますが、必ずしもそうではないと言うことが分かったと思います。
つまり、どなたでも相談に乗ってあげることは出来るのです。
私は、アドバイスを上げるのが苦手と思っている方でも相談を受けることはできます。
相談を受けることは頼りがいのある人であり、喜ばれる存在であります。
相談を受けるようになると、ご自身にとっても、相手にとっても良いことなのです。
ここまで聞くと相談を受ける人になりたいと思う方も多くいらっしゃると思います。
ここからは、相談を受ける人の特徴をご説明します。