そのあとも楽しい雰囲気を維持して、いい感じ。食事のマナーもしっかり勉強してきた。何しろ彼女はモテるし、デートは慣れていそうだから。
きっと男を見る目もある。
そして彼女のリクエストでカラオケに行くことに。
カラオケも多いに盛り上がりました。
(A:これならきっと彼女の受けもよく、付き合えそう。おお、十八番の「女々しくて」が入った!ここは踊ってお茶目なところをみせなきゃ)
ところが調子に乗り、カラオケ部屋のソファに乗りあがったとき、靴下が露呈!汚い靴下から悪臭が・・・。
彼女の顔が露骨に険しくなりそのあとはノリが悪くなりました。
S「あ、もう1時間ね」
A「延長は・・・」彼女はカバンを肩にかけました。
女の子は不潔が大嫌い。
おしゃれは見えないところまで必要ですね。
<体験談2>
B君は合コンで知り合ったOLの彼女(T)とデートの約束をとりつけました。
彼女はドライブが好きらしいので、事前にコースを確認し当日に臨みました。
B「そろそろお昼だね。次のドライブインの名物、〇〇丼でも食べよう」
T「わー、うれしい!」
B(よし! 合コンでここの話が出たとき、彼女が興味持ってたのを覚えててよかった)
T「ねえ、全国人気ドライブインランチって知ってる?」
B(この馴れ馴れしさがいいんだよな。初めてのデートらしくなくて)
B「ああ、知ってるよ。確か1位は・・・」
話は盛り上がり、いよいよお目当てのドライブインへ入る車。
運転も安全運転を心掛けたBくん。危険運転は彼女を大事にしていない証拠。そう思っていつも以上に慎重に運転した。
名物どんぶりはさすがに長蛇の列。でも二人の会話は弾み、退屈ではない。
席を決めて、向き合う二人。目の前には念願の名物どんぶり。
やっとありつけた!
B「いっただきまーす」。
割りばしをいつもの癖で二本交差させシャカシャカ。ちょっと驚くTさん。
T「いただきます」
口いっぱい頬張るBくん。ご飯粒が飛び散ってる。
T「ふふ、お腹空いてたのね」
B「うまい! どう?」
T「う、うん。おいしい」クチャクチャ。クチャクチャ。
B「さすが名物だね!」
急に口数が減るTさん。
食後のコーヒータイムもなんとなく浮かない表情。
あれ?という戸惑いを見せるBくん。
B(なんか悪いこと言ったかな?)
Bくんの計画では夜景の見えるところへ行き、ディナーを食べて帰る。
しかし彼女はディナーまでに帰らなければと言い出しました。