この場合は、実際に反省もしていないのですから非常に扱いづらい存在になります。
どんな失敗であっても100%悪い側面ばかりではありません。
どんなミスをしたとしても100%自分が悪いということも滅多にありません。
だからと言って、周囲や相手に迷惑をかけておいて反省も謝罪もせずに「相手にも否がある!」と声高に言い募るのはNGです。
社会人としてレッドカードです。
「盗人にも三分の理」という諺を思い出して下さい。
どんな酷い犯罪を犯しても、本人に弁解させれば、それなりに理の通った言い訳がスラスラと出てくるものです。
ビジネスの場で、文句を言ったら倍返しをしている人は犯罪を犯している訳ではありません。
ですが、周囲から反省しない・非を認めないダメな人物、関わってはいけない人物と見られます。
図々しい
ふてぶてしい人は、とにかく図々しいふるまいを取ってしまいがちです。
なにかを皆で相談して決めようとするときに、いつも自分が一番です。
周囲に対する遠慮というものがありません。
良い意味でも悪い意味でも自己中なのです。
差し入れのお菓子を皆で分けて食べるときでも、相談したり均等割りしようなどとは思わずに、自分が食べたいモノを一番最初につかんであっという間に食べてしまったりします。
懇親会で主賓とその日の主要メンバーがいるのに、いの一番に座敷に上がり込んで上席(上座)に座って、まだ人が集まっていないのに、お腹が空いたからと言ってとっとと注文をしてしまったりします。
一事が万事、この調子ですから、周囲のモヤモヤは溜まりまくります。
その上、仕事の現場で役割を分をわきまえない言動をされたら周囲は我慢の限界を越えてしまうかもしれません。
現実に、ここまで図々しい人はそんなに居ないのでは?
いえいえ、ビジネスの場でも、親のコネなどで入社した場合は結構いるのです。
こうした人がもし傍にいたら、ストレスが溜まりまくりですよね。
【図々しい人にありがちな特徴は、こちらの記事もチェック!】
人に命令したがる
ふてぶてしい人は、とにかく人に命令したがります。
ビジネスの場で上司だった場合は、一挙手一投足まで部下の行動を命令したがります。
同僚だったり友人・知人だったりする場合も、なにかと指図したがります。
脳内で自分以外の重要な人格の存在を認めていない訳ですから、命令するのが当たり前と考えているのです。
悪気はないのです。
言ってみると、動物園のサル山のボス猿のような感じでしょうか。
(サル山のボス猿も、実は群れのメンバーを気遣ったりしますので、ボス猿に例えるのは失礼かもしれませんが…)
あるいは犬の群れに例えたほうが適切かもしれません。
犬の社会では序列がはっきり決まっています。
ボスが決まっていてボスの命令で群れは一糸乱れず行動します。
飼い犬を甘やかしすぎて、飼い主がリーダーとして毅然と振る舞わないと、「自分がリーダーとしてしっかりしなくては!」と言うこときかないペットに育ってしまいます。
しっかり躾けができていない「ふてぶてしい人」は、実際この状態なのです。
自分がボスになってしっかりこの場を仕切らなければ秩序が維持できない!と思ってしまうのです。
ですので、ふてぶてしい人が複数同じ職場に集まってしまった場合は面白い現象も起きます。