男性にしても、育児休暇がありますし、自身が専業主夫になって奥さんが働くケースもあります。
また、妊娠~子育てだけでなく、双方の親の介護などによって、やむなく仕事を中断するケースもあるでしょう。
2人で相談したうえで、自分たちにとって必要かつ無理のない範囲で仕事ができる環境が整うと良いですね。
住む場所
最後に、「住む場所」です。
「住み慣れた場所から離れたくない」「一新して、遠くに行きたい」「好きな人と一緒ならどこでも良い!」など様々な意見があるでしょう。
相手の仕事の都合から今住んでいる場所から引っ越した、相手の親と同居することになった、など現実的な理由も少なからずあるはずです。
「住めば都」と言う言葉があるとは言え、住み慣れた場所から離れることは辛いものがあります。
が、逆に何もないところから交友関係や順応性を構築していくことで、自分たちの自立心がより一層高まるとも言えますね。
たとえどんなに離れた場所に住むことになったとしても、そこが自分にとって新たな「故郷」になるはずです。
そもそも妥協って何?
ここまで、様々な「妥協」について見てきましたね。
そもそも「妥協」とは何でしょうか?
ここで「妥協」について、今一度おさらいをしたいと思います。
「妥協」の意味や使い方などについて見ていきましょう!
意味
「妥協」の意味とは、何かをする時、互いの意見が対立してしまった場合に、片方あるいは両方の意見を譲歩することで、打開策を打ち出すことを表します。
たとえ正しいことを提案していたとしても、お互いに平行線のままでは進むものも進まなくなってしまいます。
この難局を乗り越えるためにも、「妥協」は必要なのです。
そこで、お互いが譲れるところまで意見の内容を緩和することで、目的の達成を図るものと言えますね。
使い方
妥協をすると言うことは、決して「やせ我慢」でも「諦め」でもありません。
1つのことに目をつぶることで、相手との摩擦を解消することができ、自分の許容範囲を広める、引いては心の余裕ができることで、器の大きさにつながります。
ここで、妥協が持つ2つの意味を例文を交えながら紹介していきます。
相手に歩み寄り譲ることで意見をまとめる
妥協とは、すなわち「歩み寄り」です。
お互いが自分の意見だけを押し通そうとしてしまうと、まとまるものもまとまりません。
自分にはない意見や発想を持てるのは、相手の意見が持つ特権とも言えます。
例えば、「結婚式の段取りについて相手と意見が食い違い、妥協するに至った」と言う例文を見ていきましょう。
お色直しの回数、食事のコースのランク、招待する人の選出、など話し合うことは多々あるでしょう。
妥協とは、シーソーや天秤でバランスを取るように、相手に歩み寄ることでバランスを取るものではないでしょうか?
広い心と視野を持って、現状の打開を図るものと考えます。
完全に満足のいくものではないがそれに決める
妥協をすることで、自分の望むものが欠けた状態、すなわち、完全に満足のいくものではないがそれに決めることになります。
人は何かしら「妥協」をすることで、現状維持をしたり、ステップアップをして少しずつでも前に進んだりしています。
例えば、「物件の条件を妥協する」ことがあったとしましょう。
一戸建て、マンションやアパート、それぞれ掲げる条件が違ってくるでしょうが、大きな買い物なだけに妥協しかねるところもあるでしょう。
が、全ての条件をクリアするには費用がかかってしまいますし、何かは妥協せざるを得ないことが無きにしも非ずでしょう。
しかし、足りないところがあるからこそ、他のことに対して満たされていたり、有難みを感じることができるのではないでしょうか?
結婚には妥協が必要!大きな心を持とう(まとめ)
ここまで、結婚に妥協が必要と言われる理由などを見てきましたが、いかがでしたか?