結婚とは、お互いの人生を一緒に歩んでいくことです。
「この人しかいない」「理想の人と理想の結婚をしたい」など、結婚を視野に考えた時、様々な思いが巡るでしょう。
とは言え、相手を自分の理想の形に当てはめようとするのは、いかがなものでしょうか?
「天は二物を与えず」と言う言葉があります。
人は長所だけでなく、短所も同時に持ち合わせているものです。
至らないところもあるからこそ、人は親近感を覚えたり、自分の態度を改めようと思ったり、人情や礼儀の尊さを感じることができるのです。
相手だけでなく、自分にも至らないところはあるはずです。
それは、まさにお互い様なことです。
結婚に限ったことではありませんが、大きな心を持って相手に接することはとても重要なことです。
「至らないところや妥協するところがあるのは、当たり前なことである」と、どっしりと構えましょう。
結婚とは、その後にも妥協を要することがあるものです。
結婚する時の妥協は、これからの結婚生活で発生するであろう「妥協」の予行演習と思ってみたらいかがでしょうか?
人はそうした積み重ねを繰り返すことで、妥協に対する耐性もできるようになり、そこから余裕ができて、良い循環ができるようになるのです。
1つの妥協をクリアすることで、自分をひと回りも二回りも大きく成長させることができ、相手にも寛容になれるでしょう。
大きな心で、妥協を乗り越えていきましょう!